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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2015年5月25日
バラさん (※舩井勝仁執筆)

 いよいよ「舩井フォーラム2015」のホームページがオープンになり、チケットの販売が始まりました。
 なんと数えてみると45人の講師にご登壇いただくことになっています。そして、このようないわゆるオープンワールド形式(講演が複数会場で行われ多くの講師にご登壇いただく形式)の講演会は今年で最後にしようとも思っています。
 本音で言うと、多額の経費がかかるので舩井幸雄亡きいまとなっては、それだけの大きなリスクを取ることが難しくなっているからです。ただ、舩井幸雄の残してくれたものを次に繋げるためには昨年の「舩井☆SAKIGAKEフォーラム」と今年の「舩井フォーラム2015」はどうしても必要だと思っていますので、無理をしてでもやり遂げようと思っています。

 そして、今年のイベントを土台にして来年(2016年10月15日(土)、16日(日)に予定しています)は、世の中の変革を参加していただいた皆様と成し遂げていくことが実感できるものにしていきます。
 来年のイベントは、大ホールでの講演会のみにしようと思っていますが、その代わり、それぞれの分野で世界的に大きな影響力を持っている先生方にご登壇いただいて、より多くの参加者が集えるイベントにして、参加者の皆様の集合意識の力で世の中の変革を図っていく具体的な試みにしていきます。
 そして、それを実感するためには、まず今年の「舩井フォーラム2015」にご参加いただき、私たちがいままでやってきたことの再確認をしていただきたいと思っているのです。

 さて、4月末より9日間にわたって旅したイスラエルで体感した様々な奇跡については、にんげんクラブのウィークリポートで毎週ご紹介させていただいております。旅はやはり「どこに行くか」ではなく、「誰と行くか」が肝要だと、今回も実感させられました。

 団長の赤塚高仁さんは、どこへいっても奇跡を起こします。マサダの砦に行った際も不思議なことがありました。死海は世界で最も低い所にある場所で何と海抜マイナス400メートルのところにあります。そして、そこから少し南へ行ったところに「マサダの砦」があります。ここはイエス・キリストの警告にも関わらず国のあり方を変えられなかったイスラエルがローマに滅ぼされた時に、最後までイスラエル人が抵抗して3年間立て籠もった場所です。100人近くの人たちがローマの奴隷になることを選ばず、ほとんどすべて自決したという悲劇の場所ですが、世界遺産にも登録されている有名で人気のある観光地です。

 そして、マサダの砦の中で一番混雑している場所は、男たちが集まって自決することを決めたと言われているシナゴーグ跡です。それにも関わらず、我々が行った時はすっとスペースが空き、みんなでイスラエルの国歌「ハティクヴァ」を歌うことができました。そして、その場所の説明をしているラビが喜んで飛び出してきて、我々を歓迎するために歌を歌って踊りだしました。ハティクヴァやその歌に合わせてシンギング・リンというクリスタルボールに似た楽器を自ら開発した和真音さんが自らそれを奏でて下さって本当にそこは異次元に繋がるすばらしい空間になっていました。

 先週もここでご紹介させていただいたイスラエルでガイドを務めてくださったバラさんこと榊原茂さんからは、いくつも印象的なエピソードを聞かせていただきました。
 バラさんは40年以上イスラエルに暮らしています。一番の危機は1991年の湾岸戦争のときでした。何とかアラブ諸国を自分の陣営に引き入れようとした当時のイラクのフセイン大統領はイスラエルを参戦させるためにスカッドミサイルをイスラエルに対して40発以上も打ち込みました。
 イスラエルは多数の死傷者を出したにも関わらず、その挑発に乗らずに湾岸戦争には参戦しなかったのですが、中東戦争後の最大の危機に直面して、ほとんどの外国人は海外に逃げ出しました。
 しかし、バラさん一家はイスラエルに残る選択をしました。そんなバラさんの心意気に対してイスラエル政府は、通常であればユダヤ人以外には発行することがほとんどない永住権を与えることで報いてくれたそうです。

 話は前後しますが、バラさんは70年安保の時期に将来を嘱望されて神学大学で牧師になるべく研鑽していたエリートでした。しかし、当時の日本の混乱から日本の神学界には本当の悟りがないことに気付き、すべてを捨てて、神から「お前の希望はイスラエルにある」と告げられたことを信じて、単身貨物船に乗り込んでイスラエルに渡ったそうです。
 イスラエルに来て、キブツで働いたり漁師をしたりして何とか生活をしていました。しかし、いつの間にかそんなごまかしも続かなくなり、生活に行き詰まるようになり、エルサレムでホームレスになってしまったことがありました。

 そして、そんなどん底の状態の時に、あれほど乞い求めていたキリストにある教会で出会うという聖霊体験をすることができたのです。そして、キリストに対して「私は一体あなたに何をさせていただけるのでしょうか」と問うたところ、「それは不可能だ。なぜなら私の愛は一方的に与えるものだから」という真理を告げられたのです。

 それからは、すべてが上手くいくようになり、結婚もしてエルサレム大学で観光学を学び、天職である政府公認ガイドになることができました。ヘブライ語を流暢に話し、ご自身の信仰はキリスト教ですが、ユダヤ教についてもイスラエルの人にガイドをすることまで認められるようになったのです。
 イメージで言うとアメリカ人が日本で僧侶になって日本人の神職たちに日本語で伊勢神宮のガイドをするような立場になったのです。しかも、ユダヤ人やその他の国からやってきたガイドたちからも一目置かれて尊敬されているのです。

 赤塚団長やバラさんは、聖霊体験をしたことによって人生が大きく変わりました。今年の「舩井フォーラム2015」や来年のイベントでは参加していただく皆様にそのような精霊体験をしていただけるような会にしたいと思っています。
                                            =以上=

バックナンバー
2015.05.25:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】バラさん (※舩井勝仁執筆)
2015.05.18:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】無償の愛 (※舩井勝仁執筆)
2015.05.11:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】アスペルガーとして楽しく生きる (※舩井勝仁執筆)
2015.05.04:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】日本の伝統芸能 (※舩井勝仁執筆)
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