船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:多久島 猛
皆さま、こんにちは。
イリアール(株)の多久島と申します。
今回は、「万年筆」について紹介させていただきます。
一定の年齢以上の方は、以前は日常的に万年筆を使われていたと思います。私(32歳)が万年筆、というより「金属製のペン先の筆記具」に出合ったのは、高校時代でした。
もともと私は幼いころから漫画を描くのが好きで、それを知った担任の先生が、「多久島、これに参加してみるか?」と、高校の漫画の大会である「まんが甲子園」を教えてくれたのが、きっかけとなりました。この時に買い求めたのが、(プロの漫画家も使用している)Gペンです。
毎日Gペンを使っていた当時、よく周りから聞かれたのが「なぜ、わざわざ使いにくい金属製のペン先の筆記具を使うのか?」ということ。
万年筆も同じだと思うのですが、それは、きれいな「線」を引くためだと思います。
万年筆で文字を書く場合は、ペン先の開閉を意識して、縦線を太く、横線を細くすることで明朝体のような文字が書けます。また、トメ・ハネをダイナミックに力強く表現することもできます。
例えるなら、ボールペンだと「インクを紙にのせているだけ」のような感じなのですが、万年筆だと「インクを紙に刻んでいる」ように、記された文字が美しく映えるのです。
イリアールでは、昨年から万年筆の取り扱いを始めています。初めて万年筆に触れた時、久しぶりに“昔の感覚”が蘇りました(笑)。
Gペンは消耗品なので、使うほどにペン先が開いてダメになってしまいますが、万年筆のペン先は、柔軟性に富んでいる上に耐久性に優れています。正直なところ、「なぜ漫画家は、Gペンではなく万年筆で描かないのだろう?」と考えてしまうほど、書き心地が良いです(笑)。
今では絵を描くことがなくなり、せめて「文字だけでもきれいに…」と普段から気をつけています。その点、万年筆は線の強弱がつけやすく、サッと書いても「上手に書けた」ような感じになるので、今ではすっかり気に入り、よく使う赤色、黒色、青色の3色それぞれの万年筆を揃えてしまいました(笑)。
★イリアール ほんものや筆記具についてはコチラをクリック
★まんが甲子園:http://manga-koshien.net/
2011.01.27: 私の夢
2011.01.26: 天災を経験して
2011.01.25: 妻のお腹の張りについて
2011.01.24: 「氣」が見える時代がやってきた!
2011.01.21: 人との繋がり
2011.01.20: 映画館へ行こう!
2011.01.19: 3年目に想うこと
2011.01.18: 一語一句、気持ちを込めて文字を綴る
2011.01.17: 大切なことの伝承
2011.01.14: 鈴木俊輔著 『ことだまの科学』
2011.01.13: チャレンジ
2011.01.12: お客様と接する!
2011.01.11: 身体が発する本音と向きあう
2011.01.07: 故郷に帰って改めて思ったこと
2011.01.06: 「本音」で語ってみる。。。
2011.01.05: 1月29日(土) は、にんげんクラブ東京大会!
2011.01.01: 私もできるだけ本音で生きてみよう