トップが語る、「いま、伝えたいこと」
いまの私は決して完全な健康人ではなく、どちらかといえば半病人というか病人といえます。たえず口腔内が痛いので、痛み止めを放せません。病院の口腔外科や耳鼻咽喉科で調べても、はっきりした理由がいまのところ分らないので、これらのところへは、時々通っています。
とはいえ気分は元気です。
時々疲れてBEDに横になると、すぐに居眠りをして夢をみます。
船井流経営法を教えてほしいとか、教えてやろうという束の間の夢ですが、後ろ向きのこととは無関係です。
つい先日、夢の中で、「それでは船井流というのは何ですか?」という質問が出てきました。
私には、他人さまの悪口は決して言わないとか、時間的余裕があると文章を書くという良い(?)くせがあり、これが船井流の基本をなしています。
が、あえてもう一つ言いますと、「分りにくいことを分りやすく説明することに長けているくせがありそうだ」と思っています。
私は30年来、毎日、行動表という日記帳のようなものを書いています。A4版1ページで1週間分書けるように設計したのですが、「一週間毎の毎日の時間順行動管理ノート」と言ったように、これで一言で内容が分るでしょう。最近のは手元にあります。
これを読むと、むつかしい分りにくいことをたしかに分りやすくコトバにするのは私の得意のわざのようです。
「単純、明快がよく、複雑なものはよくないよ」……とは先日、船井勝仁社長に説明したことです。
「箱根の町が日本中で一番すっきりしている。分りやすく、きれいで道路も広い」 ……このことは昔、元熱海市長に話したことです。
ちょうど3000平方メートル強くらいの私の家の敷地内の特性を聞かれた時に「船井流美的、かつ箱根流ですよ」というのも私なりの説明です。
このようにコトバで分りやすく分析していきますと、船井総研の好業績も説明しやすいし、いまの2倍くらいの利益の会社にはすぐなりそうですし、船井本社の着実な実質的な生き方も分ります。
前者は個人毎独立制を高めればよいでしょうし、後者は船井勝仁社長の性格だから、これでよいと思っています。
それだけに、なるべく関係があったり、関係する会社には、いまのところ、こんなアドバイスをやめています。
折角の病人、80才をすぎて限りある生命、人さまにいまさら干渉したくないと思うからです(といって時々言いますね)。
とはいえ、便利な特性なので、自分ではよく活用しています。
「神さま、すべてをお委せします。」これは毎朝、一番先に、BEDの上に掛けてある「神さま」という文字にアイサツするコトバです。
ついでに柏手(かしわで)を打ちます。2拍です。
これで全てのもやもやした気持ちが出てしまい、すきっとするからです。
この調子で朝食や夕食の時間もいつの間にか決まりました。
「ちょうど、バランスがよいのではないだろうか」と思う私に、家内も暗黙の賛成をしてくれたのでしょう。
つくづく考えてみますと、「神は自分に似せて人をおつくりになった」というのはよいコトバだと思います。
いま小学1年生の孫(男の子)など、どこからみてもきれいで元気にあふれていますし、その上の高校生の女性の孫は、日毎に女らしくなり、私でもほれぼれするくらいです。
こんなすばらしいカラダをもらいながら、「病気でBEDに伏しがちになる……」というのは、「私の生きざま、考え方が悪かったんだ。いまからでもおそくないはずだ」と、病人ながらこれもいたって簡単に考えています。
室温が20〜22℃ならちょうど体調がいいのに、17℃くらい以下になると寒くてたまらないし、25℃をこえると暑すぎてたまらなくなります。
人というのは「バランスよく、気分のよいところで生きるようこころがけるべきだな」と分ります。
このブログも「短すぎず永すぎず、気楽に読める永さがもっともよさそうだな」と、いま反省していますが、ついペンが進み、書きすぎるくせは、これから訂正していこうと思っています。
気がつきましたら、私が毎回1回パソコンに向かう時間は15〜30分でした。
多分、これ以上ならムダがあり、これくらいが気分転換にも、いろんな大事なポイントを知るにも、もっとも都合がよいのでしょうね。
ではきょうは、この辺がちょうどよいと思うのでこれでやめたい……と思います。
=以上=
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