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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2019年1月21日
平常心是道 (※舩井勝仁執筆)

 「日本の個人投資家はうまく立ち回っている」、昨年11月にエコノミストの増田悦佐先生と酩酊対談をしたときのコメントです。一般的な考えだと、FX(為替取引。一般的には投機的なものを指す)の世界でミセスワタナベ(日本の常識的な枠にとらわれない一般投資家の総称)と揶揄されるように、カモのイメージが喧伝されていますが、増田先生はマスコミの手に簡単に乗せられない所を評価されているようです。
 市場は年が明けて落ち着いています。どこかで見た風景のような気もしますが、アメリカの株が上がるのに比べて、日本の株はあまりパッとしない動きが続いているような気もします。でも増田流に解釈すれば、これは日本の個人投資家が実はかなりクレバーに立ち回っているからかもしれません。昨年の12月にあった暴落のようなものが年明け1月か2月にもあるのではないかということが囁かれているようです。個人投資家はそれに上手く対処しているのかもしれません。
 先週も書きましたが、東京でタクシーに乗せていただくと年明けの景気が悪いことを嘆かれる運転手さんが多くなりました。クレバーな日本の庶民は何かが起こることを敏感に感じ取っているのかもしれません。舩井幸雄.comのトップページにリンクが貼ってある副島隆彦先生の学問道場の重たい掲示板(気軽に書き込むのではなく、ちゃんと覚悟をしてから書き込む掲示板という意味が込められています)を久しぶりに読みました。
 その中で、昨年11月に出版された『「トランプ暴落」前夜』(祥伝社)で書かれていた本当のマーケットの暴落は2024年ぐらいになるということに触れられていました。 私も副島先生のこの見方に納得していて、昨年の暮れのようなきつい下げの局面は何度もあると思います(副島先生は重たい掲示板の中で2月の下げがきついのではという見方を示されていました)が、2024年ぐらいまでは問題を先送りできるのではないかと思っています。
 根拠は、日本の景気循環論の第一人者である嶋中雄二先生が著わされた『第3の超景気 ゴールデン・サイクルで読み解く2025年』(日本経済新聞社)で紹介されている4つの景気循環の波が基本的にはそこまでは上向きであることです。嶋中先生は三菱UFJモルガンスタンレー証券参与、景気循環研究所所長という肩書を持っておられます。景気循環という基本を押さえておくにはとても参考になる本ですので、ぜひお読みいただければと思います。
 
 3月20日に書画家の小林芙蓉先生による「水鏡3000人祈りの祭典」がウエスティン都ホテル京都 瑞穂の間にて開催されます。揮毫、歌や舞い、そして私と後述しますビックゲストのトークショーがメインの出し物で、こちらの会場は京都でもかなり大きい宴会場で、昼夜2部制で昼が13時から15時の定員2000人のシアター形式で食事なし、夜は17時から19時の定員1000人のコース料理・フリードリンク付きという形になっていますので、たぶん昼と夜では趣が変わるのではないかと思っています。
 芙蓉先生は、「舩井フォーラムの後を私が継ぎたい」とおっしゃり、あれよあれよという間にこの企画を実現されました。そのバイタリティーには脱帽の一言で、にんげんクラブも「協力」という形で参加させていただいております。
 私がトークセッションをさせていただくゲストというのが、「ガラスの仮面」の作者美内すずえ先生です。私はほとんど漫画を読んだことがありませんが、何度かお目にかかっているというと私の周りの女性たちは、一斉に歓声を上げていました。そして、芙蓉先生が「ガラスの仮面」の劇中劇「紅天女」の舞台の書を書かれたということを知ると、「舩井さんそんなすごい方と……!」と私までが称賛されました。いやはや、30年以上続く国民的人気作品の力を実感しました。
 芙蓉先生のお話に戻りますが、父とのおつきあいは古く、芙蓉先生が経営されている故近衛文麿公の別邸を改築した豆腐懐石料理のお店「松籟庵」に父が訪れ、「超イヤシロチ」として感嘆したことからご縁が始まりました。芙蓉先生は、本気で「世界平和」を願って果敢に行動されている書画家です。京都のご自宅では毎朝、世界中の聖地で集められた880種のお水を混ぜて水のエネルギーを感じながら墨をすられるそうです。その書は、ローマ法王に献上、そして伊勢神宮、その他国内外の神社仏閣に揮毫、奉納されています。
 「にんげんクラブ」の会報1月号に書いてくださった「平常心是道」という文字は新年早々、心がすがすがしくなった書でした。「悟りは山奥の修行など特別な出来事を通してではなく、日々の生活の先に存在し、普段の一瞬一瞬の心の使い方が道そのものである」という芙蓉先生の言葉に襟を正しました。大きいことにたくさん挑戦されながらも、心の正中線にあるものは日々の丁寧な積み重ねだということを教えていただいた気がしました。皆さんと清らかな時間を3月に過ごさせていただくことを楽しみにしています。
                                           =以上=

バックナンバー
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2019.01.21:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】平常心是道 (※舩井勝仁執筆)
2019.01.14:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】自然(じねん)ということ (※舩井勝仁執筆)
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