船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
麻について
2012.9.19(Wed)
社名:(株)本物研究所 取締役
名前:服部 真和

【写真1】 大麻博物館

【写真2】

【写真3】

 皆さんこんにちは。
 今日からこの社員コラム「本音で生きよう」は、13周目を迎えます。いつもお読みいただき、どうもありがとうございます。

 最近、船井幸雄による『悪法!!「大麻取締法」の真実』(ビジネス社)という書籍が出版されました。とかく悪いイメージが持たれがちな<麻>を今一度見直そうと問いかけた一冊であると私は思っています。
 大麻=マリファナという植え付けられた悪いイメージがあります。
 しかしこの大麻こそは、日本古来より普通に栽培され、衣服の原料や食材として利用されてきたり、神事に使用されたりと、実は生活に浸透し、大変重宝されてきたものなのです。また、研究と開発次第では、オイルや建材への活用など、産業材としての転用もみえてくるとても大きな可能性を秘めた素材でもあるようなのです。
 私が勤務する本物研究所でも「麻の実ナッツ」「麻の実油」「ヘンプソックス」などの商品を扱っています。

 そこで先日、栃木県那須高原にある大麻博物館と、麻を栽培している農家さんを訪問しました。
 大麻博物館……、名前が物々しいのですが、館長によると日本古来からある麻を大麻、輸入されている麻をヘンプ(いずれも同じ品種)として呼び分けていて、大麻博物館という名前は、日本古来からの麻(=大麻)を啓蒙するゆえこの名前をつけていているとのことです。
 日本古来から使用されている麻の栽培は当然、現代では許認可制が取られており、農家も限られている。その麻から繊維用途として糸を紡ぎだし、上質なものを作り上げていくことができる人は、日本に数人しかいないということでした。
 つまり日本人が古来、麻を衣服などに利用してきた技術の継承が空前の灯にあるということなのです。私はこの博物館でその貴重な麻布を手にしたのですが、とても柔らかで心地よいものでした。館長によると、使い込めば使い込むほどよくなるとのことです。ああ、昔の先祖はこんな心地好い布を纏っていたんだなと実感したのでした。

 次に、麻を栽培している農家さんへ行きました。
 現場に行ってみると流布されている以上に、その栽培は手入れが大変であることがわかりました。
 伺った時、丁度そのケア作業をされているところでした。
 農家さんによると、麻は東日本と西日本とで、繊維の材料にするまでの工程が違うとのことです。
 東日本では麻の茎の部分を発酵させるのだそうです。右上の【写真2】は、乾燥した麻の茎を水に浸しそれを日陰の小屋で発酵させるという作業をしているところです。
 作業を終えて話を聞く機会があったのですが、麻は古来から重宝され、たとえば天皇即位の礼・大嘗祭には麻布を特別なものとして奉納することや、横綱のまわしにも使用されていることなどの具体例を写真や現物を見せて教えていただきました(この農家の方は横綱・白鵬の綱に入っている麻を作られているとか)。

 麻を扱っている現場に伺い、見地を広めたのですが、その印象は、麻はそれこそ縄文の昔から使われてきたと言われており、実は私たちに馴染みがあったもの、そして様々な可能性も秘めているということです。つまり麻は、私たちのDNAにフィットする植物であるのではないでしょうか? 麻を見直す時代がきているのかもしれません。


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2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」

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