トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　２月１日のこのＨＰ上に、キネシオロジーテストで、「自分の心やカラダの本音」を知ってみよう・・・という記事を書きました。
　キネシオロジーテストで、まちがいなく自分の気持やカラダの状態が分かると私には思えるからです。
　われわれは、「自分の真の気持」が分っているようで分らないものです。
　カラダの状態も自分では分っているようで、分っていなかった・・・ということに、このテストのおかげで私は気づいたのです。
　たとえば、私は自分で、ものすごく「すなお」であるし、人一倍「謙虚」な人間だと思っていました。
　ところが先週のことです。家内に手伝ってもらってキネシオロジーテストで、このことをたしかめました。
　その結果、どうやら私は本当はそんなに「すなお」でもなく、「謙虚」でもなかったことが分りました。
　もちろん、その後毎日心がけをかえ、いまでは私は心底から「すなお」になり、「謙虚」になったもようです。これもキネシオロジーテストで分りました。
　ともかく、いまの段階で言えることは、このテストは、自分の心とカラダの本当の声を、まちがいなく教えてくれそうだということです。ただ、世の中のすべてをこのテストで客観的に判断するには一工夫が必要なようですが、それについてはいま実験中です。
　ところで、このキネシオロジーテストはDAVID・R・HAWKINSというアメリカの精神科医が世界一の権威者ですが、彼の著書の『POWER VS FORCE』に詳しく書かれています。
この著書を訳したエハン・デラヴィさん（ＴＥＬ：０７９−５６３−６６１０）は日本語版『パワーか、フォースか』（三五館刊）の「訳者まえがき」の中でつぎのように述べています。

　著者はデヴィッド・ホーキンズという人間行動に関する研究を行ってきたアメリカ人の精神科医です。ホーキンズ博士は科学として認められているキネシオロジーテストに基づいて、人間の意識から物質にいたるまで、この世の中のすべてを、さまざまなレベルを示す数値で的確に測定する方法を提供してくれます。これらは何万回とテストされ科学的に立証されたデータから生まれたものです。
　『パワーか、フォースか』はもともと博士号の論文としてホーキンズ博士が書いたもので、この作品によって博士号が授与されました。本書のオリジナル版は、彼自身の出版社であるヴエリタス出版から１９９５年に初めて世に出され、のちに米国でよく知られているヘイハウス出版から再刊されました。『パワーか、フォースか』は宣伝や広告することなく、多くの人々に読まれて、ついにベストセラーになりました。
　「パワー」と「フォース」を見分ける方法を知ることが、私たちがこの時代を切り抜けるために不可欠であることを、ホーキンズ博士は説明しています。何が自分にとって「パワー」となり、何がそうでないものか、つまり「フォース」なのかを、私たち一人ひとりがはっきり理解できるようになると、まったく違う世界が生まれます。何が自分をいっそう健康にし、またバランスよくしてくれるものなのかということや、本当の意味での「豊かさ」について、個人レベルでも社会レベルでもはっきりしてくると思います。何が嘘で何が本当かが、即座に正確にわかれば、どれほど楽になれるでしょうか。その方法をホーキンズ博士は明かしてくれます（抜粋ここまで）。

　そして同書のすいせん文を私はつぎのように書いています。

　本書では、「力」には人を強くする「パワー」と、人から命とエネルギーを奪う「フォース」があること。また今多くの人たちは「フォース」にあこがれているが、それは本来はたいした力でないことが証明されている。
　日本人が「パワー」を多く持った存在でよい未来づくりに一役買えそうなこともわかる。
心ある日本人に、ぜひ一読を奨めたい本である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――船井幸雄

　ともかく、興味がある方は、このテストのやり方をおぼえてください。自分の本当の心（気持）や、カラダがどう思っているかが分ると、生き方が正しくなります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝以上＝