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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2007年11月28日
私の2冊の経営専門書

 私は、いろんなことに興味があり、多くのことに詳しくなりました。既刊著書も三百数十冊。
 その範疇(はんちゅう)は「人間のあり方」「世の中の構造」から「経営」や「未来予測」「精神世界」などと多岐にわたっています。
 しかし、あえて「何の専門家ですか?」と問われたら「経営の専門家です」と答えると思います。
 今年、私が世に問うた著書(共著を含む)は、10冊をこえますが、その中で経営の専門書は2冊です。
 そのうちの1冊は『5年後の経営が見える!』という題名で、11月16日にビジネス社から発刊されました。後の1冊は『国家の経営、企業の経営』という題名で、12月初旬に祥伝社から発刊されます。
 ともに共著で、前著は、(株)戦略経営研究所(社長 山本一博さん)と、後著は上智大学名誉教授の渡部昇一さんと、協力して出したものです。
 両著とも、経営の専門家としての私の考え方が、実にはっきり出ていますので、できればこのホームページの読者にはお読みいただきたいのです。
 ただし前著は数式や数字、表が多い専門書なので、この本の帯に書かれたつぎのような人以外(以下の同書の帯の転載参照)には、特に奨めませんが、

(〜同書の帯より〜  【必読】 企業経営者、経理・会計事務所、一般投資家、銀行、生・損保、コンサルタント、ベンチャービジネス、証券会社、債権者、就職支援会社、大学生等就職希望者、M&A仲介会社、合併当事者、技術・販売提携先の皆様 他)

 後著は経営書といいつつも一般書であり、しかも渡部さんとの対談書ですから、書店に並びましたら、お読みいただきたく思います。
 後著については、いずれ12月に入って書店店頭に並んだ時に説明したいと思いますので、きょうは前著の中で私が最も言いたかったポイントを書きます。
 『5年後の経営が見える!』という本は、ここ数年、私が経営専門家としてもっとも深く参考にしてきた『SPLENDID21』という戦略経営研究所の開発した「経営診断システム」の詳しい解説書なのです。もちろん実例が具体的に会社名をあげて多く出てきます。それは、この本の一番はじめに私の書いたつぎの文章でお分りいただけると思います。

はじめに(これは、ぜひ、お読みください)

いま一番経営者にとって大事なこと=経営の「見える化」

                  2007年10月10日 船井幸雄

 私は経営のプロといわれています。事実、1960年(昭和35年)ごろより、経営コンサルタントを業としてきました。日本における経営コンサルタントの草分けみたいな人間です。
 また、1970年(昭和45年)に創業した経営コンサルタント会社の船井総研は、1988年(昭和63年)に、株式を証券市場に上場しました。これは、経営コンサルタント会社としては、世界ではじめてのことでした。いま船井総研は、束証・大証の1部上場会社になり、顧問先数も約1万杜を数え、日本ではほとんどの経営者に知られる存在になりました。
 ところで、私は70歳になった2003年(平成15年)に、船井総研など関係会社すべての役員を辞めました。現在は(株)船井本社(船井総研などの株式を保有している会社)の代表取締役は務めていますが、それ以外では、会社の経営にいっさいタッチしていません。しかし、多くある関係会社の経営状態は、おおむね良好です。これは、うれしいことです。
 経営のプロ冥利につきる……と喜んでいます。私は「経営のプロ」といわれますが、「プロ」というのは、その業を行っている時は、どんな場合も素人のベストの状態を維持できている存在といえます。将棋や囲碁、相撲などのプロをお考えいただければ、おわかりいただけると思います。
 事実、私はほとんどの企業の経営状態につきましては、その気になりますと、「その会社に1歩入って30分もたてば」また「その会社のトップに会って30分も話せば」ほぼわかりますし、改善策もわかります。これは、45年以上にもわたり、1万社を超える会社と付き合い、数万件もの経営のアドバイスを真剣にしてきたのですから、当然のことだと思います。
 しかし、仕事としてアドバイスをするときは、アドバイスを受ける企業の浮沈がかかっていますので、非常に慎重になります。文字どおり「生命」をかけて、アドバイスをすることになるのです。
 そして、バランスシートや損益計算書をはじめ、トップや幹部の能力などを熟知してから、はじめてアドバイスを行うことになります。
 このような私が、最近の数年、もっとも便利に活用してきたのが「SPLENDID21」という経営分析システムと、その指標なのです(転載ここまで)。


 ともかく、具体的に経営にたずさわっている人、経営に興味がおありの方は、ぜひ「瞬時、簡単に経営状況が解り、対処策も分るスグレモノ」の『SPLENDID21』を解説した私と戦略経営研究所の共著『5年後の経営が見える!』(ビジネス社刊)を御一読してほしいのです。よろしくお願いします。
                                               =以上=

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