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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2012年3月19日
最近の「びっくり」と東大、京大の学風

 人間にとって、理想の状況は「言いたいことを100%言い、しかも聞いてくれる人たちと共感をともにできた時」のように思います。しかも、その言いたいことが真実である場合はベストでしょう。
 そのような勉強会をつくりたく、一昨年3月に「船井塾」という非公開の会員制の塾をつくりました。毎回1回、東京都内の一流ホテルで午後1時から8時ころまで、夕食もともにとりながら、私と、1人の特別講師を招き、非公開で真実についての勉強会を行なっています。主催者は私ですが、私の親しい仲間(経営者、弁護士、医師、税理士など)が、数十人以上は集まり、たのしい会合を行なっています(ちょっと私が元気になったので、これから塾生の増員を考えています)。
 この今月(2012年3月)の船井塾を先日、行ないました。
 講師は私と「日月神示研究家で生き方ならびに未来予測家」の中矢伸一さんです。ただこの日は、私の息子の船井勝仁船井本社社長にも、少し講師役をつとめてもらいました。
 先月中旬より、体調が回復傾向なので、私もたのしく話しましたが、私が話したのは、『最近のびっくりより』という題での、事実についての私見です。
 その大要の中で、ここへ発表できることだけを書いてみます。

【1】去年12月から今年2月初旬には、近々のあの世行きを覚悟し、『船井幸雄の大遺言』(青萠堂刊 今月末には書店に並びます)という題名の本を、2月はじめからまとめはじめた私が、どうして急に体調がよくなり出したか?
 その答は、特効療法にあると思う……からはじめました。
 最近の私は、「自分の病気は自分の責任なので、自分で治すべきだ」と考えています(5年もの病気で、名医師などと多く付きあい、知り、そして得た結論です)。
 そのため病気になった原因や理由と治療法を、ここ3年くらいは自分のカラダを実験材料として、徹底的に研究してやってきました。全く多くのことが分ったのです。「死んでもよい」と思ったから、できたのかもしれません。

(1)医者や日本の厚生労働省が表向きは見向きもしない多くの効果のある難病治療法が世の中には多くあります。
 そのうちの一つ、@GOP法(五井野正さん開発の、欧米では有識者が実践して多くの効果の上っている方法で、多くの難病がよくなっているようです)です。五井野先生に特に助けていただき、1月下旬から取りくみました。卓効がありました。
 Aその他 富元酵素法(神戸の別所美則さんに教えてもらいました)酵素科学研究所(TEL: 0797−32−5273)の酵素を活用します。
 B太古の水法(森美智代さんに教えてもらったもので、木内鶴彦さん開発の水を活用するもの=フルーツティーFA TEL:03−3401−6677)などを主に実施したのですが、いずれもびっくりするような効果がありました。
 Cしかし、それらの中でもっとも研究しているのはタングステン酸ソーダ法です。
 ただ、これはまだ研究中です。なぜかというと、慎重を要すると思うからです。

(2)これらを活用しますと、いまの日本の医療費30−40兆円が多分5兆円以下になりそうです。詳しくは4月5日の「船井メールクラブ」の有料メルマガに発信しようと思っています。これからそれらの原稿のとりまとめに入ります。

(3)それらの中でいま一番興味を持っているのは「Na2WO4・2H2O、いわゆるタングステン酸ソーダ水法」です。
 私のように大学で理科系の学部を出た者は、ふつうは「タングステン酸ナトリウム」というこの化学式を見るだけで、危険性と有害性を感じます。たいていの人は、逃げ出すでしょう。
 しかし、これがカラダにとって万能と言っていいほど有益な製品だ……という研究をして、堂々と著作に発表した人がいます。加瀬薫さんで、1941年生れ、京大の理学部化学科を出て東芝に入社。関連会社の日本タングステン(株)の常務まで務めたタングステンの生き字引きのような人です。
 彼の著書『胃かいようが治るタングステン酸ソーダ』(1991年6月30日 朝日ソノラマ刊)を、苦労して入手し、まず読んでびっくりしました。
 こんな研究は、京大で学んだ人しか発表しないものです。そこで私は、今年の1月16日に、このホームページ内で、「この製品について、詳しい人は教えてほしい」と発信しました。
 それに応じて、世界中から資料や論文が集ってきました。現物を送ってきていただいたり、前述の加瀬さんの本のコピーを送ってくれた方もいらっしゃいます。
 いまのところ、どうやら加瀬さんが本に書かれたことは「100%正しい」と言っていいようです。「フシギ」だが、事実と言えそうです。
 私はこのタングステン酸ソーダ水で、水虫とか一部のヒフ病を湿布で完治させただけで、肝心の服用には至っていません。ただ知識と直感では、服用すると、がんや糖尿病、リウマチ、歯周病や口内病、パーキンソン病、老人ボケまで完治しそうだと思いつつあります。多くの難病に効果があるもようです。
 このような治療法を10ぐらい見つけましたので、これらと取りくむと、10年内くらいに医師や製薬会社がほとんど不要になるようにすら思います。
 どうやら、今年で5年の病気、しかも難病ばかり20くらいを患い、辛い思いをいまだに経験しているのは、こんなことを体験、実験し、発表することにもあったようにも思うくらいです。

【2】塾生から質問がありました。(東大と京大の学風のちがい)
 「タングステン酸ソーダ法を発表」した加瀬さんといい、『がんの特効薬は発見済みだ!』(2011年3月8日 たま出版刊)で、多くのがん患者に喜ばれている岡崎公彦さん、それに船井先生も、みんな京大出身ですが、これは京大の学風ですか……という質問なのです。
 この質問で、つい先日、東京新聞に載っていた京大を出て、いま東大教授をしている安冨 歩(あゆむ)経済学博士の「東大話法」というか、東大の学風と京大の学風のちがいに話しを移しました。
 安冨さんは、東大出身者には独特の話法があると、20くらいの特性をあげています。私は京大卒なので、京大をひいき目に見がちですが、以下に少しルール化しました。
 東大出身者の95%くらいは、たしかに、@自分は正しい A自分はアタマがよい B自分はよく知っている……と考えているもようで、C他者の自分への批判は許さないぞ D恫喝、脅迫的な発言と差別的態度を他者に対して取りがちだ、と多くの人には見えるようです。東大卒というだけで、一般人にはあまり好かれないようです。
 Eしかも、たのまれもしないのに、他人にアドバイスをしたがるくせがあるようです。

 一方、京大出身者は、@自由で A独自の道を行き B他者には無関心のように思います。 C唯一悪いクセは、東大出身者より京大出身者の方に天才的な人が多いと思っていることくらいでしょう。そこで大きく世間的見方で対比して考えました。もちろん、この時がはじめてです。

【京大風】                    【東大風】
反権力、反権威 ―――――――――――――――― 権力、権威好き
自由が何より好き(他人もしばらない)―――――― 規則好き、人をしばるのが好き
世のため、人のためにという哲学で生きている――― 自分が何より大事だという哲学で生きている
義理、人情型 ――――――――――――――――― 形式にすぐれている
野人向き ――――――――――――――――――― 役人、大企業のリーダー向き

 のように思います。ともに良し悪しがあります。

 ついでにいいますと、安冨さん同様、東大卒でないのに、東大卒と同じような行動をする人(安冨さんは、野田首相、枝野経産相、橋下大阪市長を具体例としてあげていますが、たしかにと思います)を、京大卒者は余り好かないでしょうね。
 どちらかといえば、京大人は国立では東京工大、私立では早大出身者に好感を持ちそうです……などと私の周辺の人の例から考えて話しました。
 この話しはもり上りました。私は船井総研も船井本社も、この船井塾も京大流というか、私流で創り運営しているからでしょうが、これは、これからの日本をよくする上で一考に価するようなので、そのうち船井メールクラブにでもゆっくりまとめて発表したいと思っています。
 他の京大卒者のことには余り興味はありませんが、私は自由が大好き、世のため人のためになることをしようと考え、マクロで私なりの大志を持っています。これは京大の遺伝子で、私にはありそうです。

【3】アメリカは三つの欠点で、もう半分つぶれています。それが分らない人の多いのが「びっくり」です。
 一つは貿易赤字、二つ目は所得収支赤字、三つ目はクレジットクランチで、立ちなおる可能性はほとんどないと思います。
 EUも、ギリシャ国債はすでにデフォルト同然で、ムリに表面的な崩壊を引き伸ばしていますが、5月ころには、はっきりしてきてリーマンショック以上のショックがはじまりそうです。
 当然、この欧米への輸出で生きている中国は、輸出減と不動産下落、それに年間約10万件の暴動で前途は大多難です。……この辺のことは京大人的発想ならカンタンに分るし、ここしばらくの急激なドルとユーロへの円安も、もうすぐストップから逆転するでしょう。日本の優良株しかよい投資方法は、いまはないと思います。こんなことも分らない人が大多数の日本のマスコミ人、経済人であるようなのにも少し「びっくり」です。
 以上の他、びっくりすることを3つ4つ話しましたら、自分の持ち時間が無くなってきたので、私は話しを終りました。ただシークレットガバメント(闇の勢力)が聖書の予言を絶対的に信頼していそうなことにも、最近びっくりしたので少し話しました。

【4】ともかく「びっくり」を知りますと、時流が分り、今後の予測と対処法が分ります。
 この日帰宅しましたら、東大卒の麻野吉男さんから、いかにも東大OBらしい手紙が来ており、折も折だけに、彼に感謝するとともに、片方で吹き出しました。
 彼に返事を出しましたが、そこに書き忘れたことをここで言いますと、「辞を低くして乞われない限り、他人へのアドバイスなどはするべきではない。きらわれるだけです。」というのが、経営コンサルタント生活50年の私の知った経験則です。
 東大を出た人や東大人的な行動をするくせのある人は、このことだけは知っておいてください。いまのリーダーに東大人が多いからです。
 ずいぶん、世の中が生きやすくなると思いますので。
                                           =以上=

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