トップが語る、「いま、伝えたいこと」
きょうは私事を書きます。とはいえ多くの人にとりましても大事なことと思いますので、よろしければぜひお読みください。
私は2007年の3月中旬から体調を崩しました。とはいいましても、その半年後の2007年の10月からは、それは主として口内の異常になったのです。当初は口腔内の状況を少し悪くしただけでしたので、5年もこんなに苦しむことになるとは思っていませんでした。ともかく辛い5年間でした。まだ困っております。
私の口内を主にケアしてもらっていた歯科医師は、村津和正歯学博士です。村津先生とは、2000年からのお付きあいです。彼は博多の駅前で多分単独歯科医院としては、日本一の規模の「むらつ歯科クリニック」を経営しています(TEL:092−476−0987 HP:http://www.muratsu-dc.jp/ )。彼は、もちろん名歯科医です。特にインプラントの名人です。それに彼の歯臓器説は有名で、私を納得させてくれました。お人がらもいいし、40−50人もいる歯科医師やスタッフも親切な明るい人ばかりです。すっかり気に入り、お世話になっていました。
ただ、私にとっての難点は、遠いことで、自宅のある熱海から博多駅前へ行こうと思うと、一泊しなければならない上、新幹線だけでも片道5時間、羽田からの飛行機と新幹線を併用しても5時間弱かかります。
2007年の10月から口内に異常が常時、発生しましたので、5−6回は博多まで行ったのですが、時間も体力も、とても大変すぎましたので、東京−熱海間か自宅の近くで名歯科医を探しました。
ところが、なかなか私の口内異常を解決してくれる歯科医師に巡り会えず、ようやく見つけたのが、草加市立病院の歯科・口腔外科科長の矢田浩章歯学博士でした。
といいましても、熱海から草加までは片道2時間半から3時間はかかります。月に2回診てもらいに行くだけとしても、これも苦痛です。
さて、現在私の口内異常は3つの病気が重なっています。
1つは、「左下アゴ骨骨髄炎」で、これは去年3月、前記の口腔外科医の矢田さんの3時間強の手術で奇跡的によくなりつつあるようです。全治の可能性もあります。
2つめは、「オーラルジスキネジア」(舌が意志と関係なく動き回る)で、これも最近矢田さんと私の協同研究で、舌が歯の低い方に流れて動くことが分りました。解決に向かいそうです。
3つめは、「舌咽神経痛」で、舌の左側の奥の方が病気の場所です。
フシギなことに、これは芦屋の酵素科学研究所(TEL:0797−32−5273 HP:http://www.fugenkouso.co.jp/ )から発売されている富元酵素によりまして痛みが減りました(「富元酵素」は本物研究所でも取り扱っています。→ http://www.honmono-ken.com/productlist/detail/?id=911)。
だから、ここ1年あまりの「話しにくい」「喰べにくい」そして「痛い」口内の異常の原因も歯の形と左右の下の歯の高さでよくなる可能性があります。
この3つの病気のうち2つ、いわゆる骨髄炎とオーラルジスキネジアの治療法を見つけ、施術してくれているのが矢田浩章さんです。たのしいのは、この彼が独立したいということで、縁があって私どもの船井本社の本店の建物(船井幸雄記念センター)の1階にテナントとして入ってくれ、今月(2012年8月)17日に開業しました。PRはこれからですが、いまのところ彼の知人が患者として来ているもようです。
いままでの勤務医とちがって「矢田デンタルセンター」(TEL:0557−85−5003)の院長として経営に当るのですから、彼は大変だと思います。
腕(技術)は、まちがいないとしても、それだけでは経営はできません。
私はいままでの片道2時間半が、徒歩1分ぐらいのところに来てもらったのでありがたいことですが、もと大学で教え、そして公立病院勤務医だった彼が上手に経営できるようにアドバイスをしなければとも思っています。
とはいえ、ともかく私の口内のオーラルジスキネジアがよくならないと、私としてもどうにもならないので……というのが現在のところです。
きょうは私と親しい歯科医師のことを、私の口内異常に伴って書きましたが、私はここ5年で、20人ぐらいの歯科医師に診てもらいました。
全て紹介者があり、名医と言われている人たちですが、本当に私にとって名医だと思ったのは、村津さん、矢田さんと日本歯科大の小出馨教授他1−2人だけでした。彼らは自分勝手であまり患者志向をしてくれません。特にその中には、オーラルジスキネジアの原因をつくった2人の歯科医師もいます。
これらの先生方のほとんどは歯学博士で、彼らは私のためによかれと思って手術などを行なってくれたようです。しかし結果には責任をとらない人がほとんどです。
医師や歯科医師ほど技術力に差のある職業は余りないと思いますし、結果ではなく、医療行為自体を保険の適用も含めて患者の費用に求めるという現行のシステムもおかしなもので、私の専門の経営コンサルタントの世界では、ほとんどの医師や歯科医師たちは生活すらできないのではと思います。
それだけに私は自らの体調不振で自らの口腔内をモルモットとして、真剣にいろいろなことを知りました。とことん勉強しました。
そういう意味で言いますと、肉体を持っている人間には必ず病気が襲って来る可能性がありますので、ふだんからなるべく健康に注意するとともに、まさかの時はよい医師や歯科医師をすぐに選べるように最善の努力を、常にしておくべきだと思います。
きょうはこの面で十分に注意をお願いしたく、あえて自分のことを例にあげ、ストレートに述べましたが、まだ医学的には原因や治療法の分っていない病気の方が分っているものより圧倒的に多いことも知ってください。そして、万全の準備をお願いしておきたく思います。よろしく。
=以上=
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