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『生命(いのち)の秘密が分かってきた』表紙 |
私の最新著は今月20日〜23日ごろに書店に並んだ『生命(いのち)の秘密が分かってきた』(9月30日 ヒカルランド刊)です。
同書をどんな気持ちで書いたかは、同書の「表紙」と「あとがき」に書きました。
あとがき――よい世の中を創ろう
ようやく本書を書きあげました。きょうこれから第3校(3回目の校正)を行います。
いままで私なりにいろいろ勉強してきたことを川田さんの考え方と、くっつけようとしたので一見して幅広く、すこしむつかしい本になりました。
ところで私は最近の6年近く、体調を崩し、たえず口腔内が正常でなく痛いのです。
そのため本書も意識の集中がむつかしく、少しちぐはぐなところのある本になりました。ご容赦ください。とはいえ、体調の悪い意味も、本書は深く考えさせてくれました。いろいろ思うことがありました。
きのう「気功ならこの人」と、日本人なら言ってもいいと思える気功の泰斗(たいと)の中健次郎さんが奥さんと来宅、久しぶりに2時間余、「気」を送ってくれました。彼も私の古い友人です。きょうは久しぶりに好気分です。彼は痛みの克服法をある人から学んで「自分ではできるようになったようだが(?)」と言っていました。
これもマーヤの克服法の一つなのでしょうね。まだまだ勉強することばかりです。
川田さんはひょっとすると、そのようなレベルに達している人のようにも思います。 彼のコトバからは、いろいろびっくりしています。
ともあれ、本書で私の特に言いたかったことは第1章の15ページのB〜16ページのOと第5章のさいごに書いた1−10の10項目です。これらをぜひ読者の皆さまもゆっくりご検討ください。
これをもって本書の「あとがき」を終りますが、天才川田薫さんの人となり、功績を充分に知っていただき、ぜひ、よい世の中を創ろうではありませんか? 日本人(?)に、その大事な役割がかなり多くありそうです。
読者に深く期待しております。
2012年9月5日 船井幸雄(「あとがき」転載ここまで)
このあとがきの中に書いた私の特に言いたかったことは第1章に述べた14項目と第5章の10項目です。
【第1章の14項目】
@波動は意識と意志を持っている
A鉱物にも意識と意志がある。もちろん植物、動物にもある
B生命体は生体と生命が合致して生命体になる
C生体だけでも生きられないことはないが、おおむねむつかしいようだ
D生命体の主は生命で、従が生体になる
E人間は、鉱物―植物―動物―人間と進化してきたようだ。今の地球では人間は進化のトップレベルの存在である
F川田さんの考え方のほうが、ヒッグス粒子による宇宙の分析より進んでいる
G進化はあるが種としての退化はないようだ。したがって、人間は今後は人間か神以外にしかならないようだ
H意識と意志だけでも存在できる。これが神の本体かもしれない。未来の人間からは肉体は消えそうだ
I「この世」と「あの世」の関係では、マクロにというか、「あの世」からみると「この世」はそろそろ不要になりつつあるといえそうだ
Jあの世の幽界もボチボチ不要になるようだ
Kこの世や幽界は面倒くさくて生きるのが辛い。修行のためにそれらは必要であったが、どうやら修行のいらない人間が出てきた
L地球は霊界とそれ以上(神界)の存在になりそうだ
Mエゴ中心の今の地球上の人間は、近々それにふさわしいところに転生するだろう(それは地球ではないようだ)
【第5章の10項目】
1.私は、まだ人間としては川田さんほど悟っていないか、あるいは割り切れていない。
@マーヤの克服法も分からないし、弘法大師ほど世の中を割り切って判断もできない。
A人生目的を「魂が丸くなること」というのにも疑問を持っている。
2.すべての存在には「意識と意志」があり、それは「思い」であり、「思い」はエネルギーで「重さ」があることは完全に分かった。
3.他者への「思い」は伝わりそうだ。それゆえすべてを大事にし、特に愛し感謝しなければならないようだ。
人々が、このことを分かると世の中は一挙によい方(理想的)に変わるだろう。
4.地球上の存在たちは、知的にもっとも進んでいるといえる人間の影響を強く受けていそうだ。
それゆえ人間が変われば動植物、鉱物の「思い」も変わりそうである。人間の責任はそういう意味では大きいといえよう。
5.いまさら「レプティリアン」だ、「サバタイ派」だ、「闇の権力だ」と言っている時代ではないようだ。一挙によい世の中を創るために川田さんの研究が公表されるようになったのだろう。これはサムシング・グレートの計(はか)らいだろう。
6.人類を含めて地球社会は急速に理想的社会に近づくだろう。
7.われわれ人間より上位と思われる存在はいるもようだ。それは神かもしれない。しかし、すべての存在や仕組みは、「すべてよくなってほしい」という創造主の意向によって成り立っているようだ。
@われわれは時々は、創造主になった気ですべてを上からみよう。これが大事である。
Aわれわれ人間というかすべての存在は、創造主の分身であることだけはまちがいないようだ。それ以外に考えようがないからである。
Bマクロにみると、われわれには進歩があっても退歩はないと考えられる。
8.いま人間になり、われわれはこの世で、生老病死の中で苦労して生きているが、できるだけ楽しく明るく前向きに生きよう。それが正しいようだ。
9.すべては「必然」「必要」なようだ。そして人間はそれを「ベストにできそうである」。
がんばろう。そしてやってみよう。くじけることはない。
10.やはり人は「勉強好き」「素直」「プラス発想」で生きるべきだろう。それがもっとも人として楽しい生き方でありそうだ。
肉体は死んでも本質(魂)は死なないようだ。ともかくわれわれは生き続ける。そして行動できる……とすれば、どこまでも創造主の意を体して「勉強好き」「すなお」「プラス発想」で生きることだろう。(転載ここまで)
ともあれ、おおいに考えさせられる本となりました。
ぜひ御一読、読者の皆さまもお考えください。
以上、とりいそぎ、著者からのお願いです。よろしく。
=以上=
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