トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　赤塚高仁さんの新刊『続聖なる約束　ヤマト人への手紙』（きれい・ねっと）が出版されました。まだ、書店やアマゾンでは販売しておらず出版社のＨＰでのみ買えるようです。赤塚高仁という魂友に出会えたことで教えていただいた数々の金言が本書には散りばめられていますので、ぜひ手にとっていただければと思います。

　赤塚さんに教えていただいたことで私の心の中に一番残っていることのひとつに天壌無窮の神勅（てんじょうむきゅうのしんちょく）という考え方があります。
　天照大御神の孫の邇邇芸命（ににぎのみこと）が天孫降臨した時に天照大御神から与えられた言葉で、彼の子孫が日本を治めることで日本という国が永遠に栄えることを保障していただいたという考え方です。「ヤマト人への手紙」から当該部分を引用します。

（引用開始）

　「天壌無窮の神勅」と呼ばれるこの御言葉をいまの言葉に直すと、「豊かな葦原で秋になると稲穂がたくさん稔る國は私の生みの子が統治すべき地である。なんじ皇孫よ、これから行って統治しなさい。元気で行きなさい。天つ神の靈統を継ぐ者が栄えるであろうことは、天地と共に永遠で窮まりないであろう」という、約束であり、祈りなのです。

　この天壌無窮の神勅こそが、日本建国の本願であり、ヤマト人の背骨とも言えましょう。
　かつて、三島由紀夫は、日本人にとって何よりも大切なものは、三種の神器と天壌無窮の神勅だと言っています。まさに日本という国は、天つ神の子孫を中心とした国であり、今も「かみさまとのおやくそく」を生きてはたらいている、神の国であることがわかります。

（引用終了）

　実は、７月２３日（木）、２４日（金）の２日間、愛媛県新居浜市で面白い会が催されます。名付けて「イスラエル　バーチャルツアーin愛媛」。愛媛でイスラエル？　と思われることでしょうが、２３日（木）１２時に新居浜に集合してその日は深夜０時終了、翌朝は９時半から１６時までたっぷりと中身が詰まった会です。

　メンバーは、赤塚高仁さんと私に加えて、もう１人は出路雅明さんとおっしゃいます。　従業員約８００名を擁するアパレルの会社株式会社ヒューマンフォーラムを経営されています。ご著書『ちょっとアホ！理論』（現代書林）というビジネス書はかなり評判を呼び、私もかなりはまりました。
　出路さんは天外伺朗先生がご著書の中で数千人に１人の逸材と言われた方で、赤塚さんいわく「壊しては次に進んで結果を出す、変容を恐れないすごい人、外部の講演はことごとく断っているので今回は貴重や」とのことです。実は、私はその貴重な講演を聞かせていただいてそのことを『ザ・フナイ』の７月号に書いたら、赤塚さんから俺の記事よりも面白いと褒めていただきました。２００９年に出版された『ちょっとアホ！理論』よりもかなりバージョンアップされていますので、本当に貴重な機会になると思います。

　１日目には「ＭＣサクセション」という赤塚さん、出路さんを中心にしたバンドのライブがあります。このどこかで聞いたことのあるような名前ですが、赤塚さんと出路さんが忌野清志郎さんの大ファン、二人でカラオケでＲＣサクセション縛りタイム（特定のアーティストの曲しか歌わない）をしていた時に、突然忌野さんの霊が下りてきて「僕の遺志を継げるのはお二人しかいません」とおっしゃったのが「ＭＣサクセション」結成のきっかけだといいます。ぶっとんだことをまじめにやる、この２人のすごさの真髄だと思います。
　そして３人のコラボで魂のイスラエルトーク。多くの日本人をイスラエルの聖地に導いた赤塚さんのこれまでの気づきと、ここだけでお伝えする私なりのイスラエルからの学び、そしてやはり赤塚さんにイスラエルに導かれたことがある出路さんとはまだ打ち合わせをしていませんが、どのような話が飛び出すでしょうか。時間はたっぷりすぎるほど取られているので、体力の限界に挑戦しながらこんな状況でなければ絶対に言えないような話が飛び出して来るのを私たちが一番楽しみにしています。

　信州の出路さんの貴重な講演の後、３人で飲んでいた時に、思い付きで決めたこの企画ですが、主催者の近藤千恵子さんは、このツアーを大人の修学旅行にしたいですね、とノリノリで準備を進めてくださっています。確かに１泊２日とはいえ、「楽しく学んで、まじめに遊ぶ」工夫が満載で、珍しく心待ちにしている私がいます。
　舩井のコラムを読んで聖書に興味を持たれた方、赤塚さんの「イスラエルとやまとごころ」のお話をとことん聞いてみたい方には、凝縮された有意義な時間になると思います。
　費用も、リーガロイヤル新居浜に泊まって２８，０００円（宿泊費、食事代込。現地までの交通費別途）とたっぷり２日間のイベントにしては良心的に設定されています。

　旅に関しては常々「どこに行くか」より「誰と行くか」が大切だと思っている私ですが、今回は愛媛と言う土地にパワーのある人が集結することにワクワクしています。詳細に関しては（http://kokucheese.com/event/index/297914/）をご覧ください。

　話は変わりますが、先月末　富士川碧砂さんと言う方にお会いしました。モバイルを中心とした占いアプリ「魂の憑代」で５３万人の利用者という大ヒットコンテンツを持っておられる占い師さんです。もともとは青二プロ所属の、寺瀬今日子さん名義で活躍されている有名な声優さんで、臨死体験などを経て精神世界への造詣を深められたそうです。ご著書『マンガでわかる みるみる運気があがる本』（リンダパブリッシャーズ　税抜１３００円）を移動中に読んでみましたが、よくできた漫画の実用書で感心しました。風水、パワースポットの話がうまくまとめられています。
　昔、父舩井幸雄も漫画家の赤池キョウコさんにお願いして、舩井流ツキの法則の漫画を出したことがありますが、父は「わかりやすく目にサッと入ってくるものは、積読にならなくてとても良いんや」と言っていたことを思い出しました。
　あとがきに「この本に書いたことは運気アップの自動操縦、ベルトコンベアのようなものです、スイッチを入れたら、あとは自分のやるべきことにエネルギーを注いでくださいね」と書いてあり、本当に引き寄せも法則はシンプルで、意識付けと手放しの繰り返しだなと改めてハッとしました。ご興味のある方はぜひご一読ください。
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