トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　大統領当選後、はじめてのトランプ次期大統領の記者会見がありました。それまでは、トランプ大統領がTwitterで一方的にささやくことで世間が右往左往していたのですが、さすがに大統領に就任した後は、そういうわけにはいかないのでこの記者会見が注目されていました。ただ、今回は場所もニューヨークのトランプタワーですし、ワシントンのホワイトハウスでの記者会見を日常的にこなさなければいけなくなった時に、どういうことになるのかなと変な興味を持ってしまいました。
　こんな話題を書いているのは、多少の失望売りはありましたが、株価も為替もいまのところは順調に動いているので、一時の勢いで日経平均が２万円を突破するのは時間の問題だ、という風な流れではなくなりましたが、かといってこれから暴落するのだという流れにもなっていないので、申し訳ありませんが特に書くことがないということの裏返しです。
　やっぱり、１月２０日に大統領に就任してからしばらくは今の様子見の状態が続くのではと思います。政権末期にマスコミと対立する大統領や首相は世界各国でたくさんいますが、政権が発足する前からここまで対立している大統領は前代未聞だと思います。我々はその対立しているマスコミからの情報で動静を知ることになるので、情報をどう読み解きかが大事になると思っています。いまさら、『舩井幸雄.com』の読者の皆様に言うことではありませんが、かといってインターネットの情報の大半はとても信頼できるものではないこともしっかりと頭に入れて情報の収集にあたっていただければと思います。

　『からだの声、聞いてる？』（サンマーク出版）の著者タッキー先生こと滝村桂子さんと昨年末、お目にかかりました。１８万人のカウンセリングをしてきた薬剤師出身のタッキー先生は、ドラッグストア薬局勤務時代には商業会同友会が選ぶ「全国の販売の達人１５０人」に選出される経歴をお持ちで、関西のおかあちゃんの親しみやすい語り口で、先生を訪ねて遠方から健康相談に来る人が、引きも切らず、その数、数千人にものぼったそうです。
　私がこの本を面白いと思ったのは「小さい時によくころんだのは、自分が望む方向と違った方向に動いていたかもしれません。副鼻腔炎がひどかったのは、自分の才能にふたをしていたから？（中略）出産後、身体が強くなったのはやっと自分がこう子育てをして欲しかったと思っていた育児ができるようになったからかもしれません」という一文でした。私は、急ぎの時は序章とあとがきを先に読むのですが、このタッキー先生の「さいごに」に書かれた文章を読んで、さかのぼって一気に完読しました。
　目、鼻から心臓、肝臓、そして足まで、身体の各部位に対する「身体の取り扱い説明書」はタッキー節が満載で、是非、皆さんに読んで欲しいと思います。

　それから、新月の日に配信される「からだ占い」が面白いと私の周りに評判です。生年月日から月の位置をだし、その人のために動いてくれている「身体の部位」がわかるようです。これは中国の古くからある「宿曜経」をもとにして、タッキー先生が考えられたオリジナルの分析メソッドとのことです。自分の強み、可能性を効率的にのばすことが出来、日々のからだの違和感に敏感になることで、起こりうることを予知できるそうです。
からだ占いのＨＰに生年月日を入力するだけで簡単に自分の占いができるので試してみていただければと思います。ちなみに私は「ひだりひじ」だそうです。まだ、よく分かりませんが、『ザ・フナイ』では４月号からのリニュアルに合わせて、毎月のからだ占いを掲載していただくことになっていますので、楽しみにしてください。
　確かに、以前勉強熱心で、身体のことを熟知した信頼できる整体の先生に「開運とは、雲をつかむような他力本願のことではないのです。身体のメンテナンスを怠らず、自分の身体の声に素直に耳を澄まして、調整してあげる癖をつければ、日々のパフォーマンス能力が維持されます。交通事故がちょっとした不注意でおこるのはご存知ですよね。日常のリスクも、心身の注意力が高まっていれば未然に防ぐことができる。そのことをいつも心に留めて、自己管理をしておけば、自然といいことが引き寄せられ、難を最小限に食い止められるサイクルが出来上がってきます」というようなことを言ってもらったことがありました。
　とても記憶に残っている話です。身体が健康でバランスが取れていれば、心も前向きに自然と活力が湧いてきます。ただ、歳を重ねると、いつも絶好調というわけには行かないので、なにかおかしいと感じた時は、後手後手にならないようプロの手に任せてケアしておくことで、こころの健康の維持にも繋がると思います。
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