トップが語る、「いま、伝えたいこと」
日本では勤労感謝の日(本当は新嘗祭という収穫祭ですが、詳しくは赤塚高仁さんのブログをご覧ください)がたまたま木曜日になり、アメリカの感謝祭の木曜日と重なったこともあり、市場は大変静かです。その中で、FRBが12月の利上げは予定通り進めるでしょうが、来年はあまり上げられないのではないかという見通しが、発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録から明らかになり、為替相場は円高基調に動いています。
ただ、日本株に対する海外投資家の姿勢が円安になれば買うというものから、世界のマーケットの中で出遅れ感があり、企業業績も好調な日本株を買っていこうという方針転換が根底にあるので、円高になったからといって、以前のように単純に下がらなくなってきているようです。しかし、北朝鮮という地政学的な問題もあるので、手放しで長期保有するというところまでは行っていません。欧米は感謝祭を過ぎると一気に休暇シーズンに入るので、大きなトレンドが明らかになってくるのは年明け以降ということになるのかもしれません。
ただ、油断をしているといつ何時相場が大混乱に陥ることも考えられないことはありませんので、この時期は投機マネーを市場に寝かせておくのはあまり薦められないというのが定説です。ビットコイン等の暗号通貨もほとんど投機マネーと化しているのが実態です。先週初めの記事で1ビットコインの価格が初めて8,000ドルを超え、昨年末に比べて8倍以上になったと報道されていました。まだ、上がる可能性はありますが、かなり怖い水準に来たことは間違いないので、仕組みもよく分かっていないのにのこのこ市場に入っていくのはどうかと思いますので気を付けていただきたいと思います。
ビットコインのことは、中島真志著『アフター・ビットコイン』(新潮社)に書いてあることがいまのところかなり真実に近いだろうなあと感じています。著者は日銀出身の金融学者ですが、本書の要旨はビットコインの実験は社会的には大きなインパクトを与えたが、ほとんど中国で取引される投機商品となってしまっているので失敗だった。専門家はビットコインは終わったと言っている。しかし、ビットコインの中核技術であるブロックチェーンは世の中を変えるインパクトを持っていて、日銀などの各国の中央銀行も研究開発を積極的に進めているということです。ビットコインに投資している方や興味がある方は、一度ぜひお読みください。
最近、弊社に打ち合わせに来てくださった方に私の上半身を不思議そうに見られます。「そのたすきがけは……舩井さん、まだ11月なのにすす払いですか?」と言われた方がいて私はこのところ、シャツの上に紐を巻いています。外出の際は、背広を着ていますので見えませんが社内にいるときは脱いでいるので、その紐が見えて「たすきがけ」をしているように思われたようです。
最近、マイブームの「ヒモトレ」です。紐を体に巻き、軽く体を動かすだけで、体のバランスが整い、凝りや痛み、だるさが解消できるという健康法、とでもいったらいいのでしょうか。ある友人に教えてもらって、あまりの手軽さに半信半疑で巻いてみたらすっかりはまってしまいました。体の各部位でさまざまな効果があるのですが、たとえば「たすきがけ」は姿勢をよくして、上半身の血行不良解消に効果があるようです。
ひもを8の字にして左右の輪に両腕を通し、紐を首の後ろに回し、両肩に通すだけという簡単さ。私は足に巻いて「ヒモトレ」の特長は紐はあまりきつくせず。ゆるめに巻くのがポイントです。最近はスマホ肩なんて言葉もあり、身体が前かがみになり、肩こりや疲れ目の原因とも言われていますが私もとても視界がクリアになっているのがわかります。 ほかに気に入っているのは、足に巻くやり方で、飛行機など移動中の「エコノミー症候群」防止にもなりますし、また眠りが深くなるのも感じられます。あくまでも、ゆるく巻くのでストレスがありません。調べていくと、高齢者の嚥下防止に効果のある巻き方もあったりして「ヒモトレ」の奥深さを感じます。
「舩井さん、ひもがとっても素敵ですね」と前述の方には言っていただきました。イージーヨガという代官山のヨガ専門店で購入した紐を使っていますが、渋い色がいくつか織り込まれた少し柔軟性があるもので確かに少し洒落ていて気に入っています。こういう手軽にお金がかからず続けられて、効果のあるものは父が生きていたら大好きだっただろうな、と思います。
提唱者の小関 勲さんのご著書も何冊か出ていますが、まずはこちらをご覧になってみてはいかがでしょうか。
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2017.11.20:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】元気が出る本 (※舩井勝仁執筆)
2017.11.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】幸せサプリ (※舩井勝仁執筆)
2017.11.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】週刊ヒカルランド (※舩井勝仁執筆)