トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、ありがとうございます。
　今年は４月２１日（土）、２２日（日）にパシフィコ横浜で「舩井フォーラム　ザ・ファイナル」を開催します。　ザ・ファイナルですから１９９４年から始まったフナイオープンワールドの歴史にピリオドを打つことになります。オープンワールドは船井総研のたった３人の有志が立ち上げたイベントで、ビジネスの世界のコンサルタントとして認識されていた舩井幸雄が、スピリチュアルの世界、目に見えない世界で認められる大きなきっかけになりました。
　父は思いついたことをすぐに話をする癖があって、実は２００５年に「オープンワールドは今年で最後にします」と宣言しています。その時すでにスピリチュアル界に対する自分の役割が終わりつつあることを認識していたようです。　でも、お客様からの続けて欲しいという声と、２０１０〜２０２５年ぐらいに訪れるであろうアセンション（次元上昇）の準備をするためには、世の中の構造と人間の正しい在り方を分かっている有意の人の数が一定以上必要だということに気がついて、オープンワールドを続けることにしました。
　「舩井フォーラム　ザ・ファイナル」のテーマは「宇宙はよろこびそのもの　〜どんな人生にも光は当たる。〜」。スピリチュアルのことをよく分かっていない私に断定するのは難しいのですが、どうも地球は意識レベルでは完全にアセンションが終了しているようです。それにともなって人間もアセンションを成し遂げて高次元に自由に行き来ができるようになる人と、２次元の世界（液晶の世界：電車に乗ると大半の人はスマホに見入っています。技術の進歩で私たちはますます２次元だけで生きていくことができるようになっていくでしょう）で生きる人に完全に２極化していきます。

　２次元に生きることが悪いことだとは思いませんし、人間の進化とは完璧な高次元にいる神（サムシンググレート）の世界からだんだん次元を落として物質化していくことではないかと最近思いはじめていますので、２次元に生きるようになっている若者たちは私よりも進化した人類だと言えるのだとも思います。ただ、次元として一番楽しめるのは３次元だと思うので、地球人類はそれを味わい尽くしたので、次元を下げていって宇宙と合一する方法を取るのも悪くはないですが、私はこれから高次元の方向に戻る方を選択したいと思っています。
　私のように高次元に戻っていく方法を選択する方のために、そう考えると「宇宙はよろこびそのもの」であり、「どんな人生にも光は当たる」ことを確認するイベントにしたいと思っているのです。

　すっかり２次元のゲームと化してしまった金融の世界ですが、今年は昨年に引き続き、適温相場が続いていくのではないかと思っています。株価はゆるやかに上げ基調で、為替は狭いレンジでの上げ下げにとどまり、金利は少しだけ上がるかもしれませんが大きな影響は出ない水準で推移すると予想します。今年の前半に北朝鮮問題が何らかの形で現実化する可能性は極めて高いと思いますが、希望的観測を含めて日本にはそれほど大きな影響は出ないのではないかと思っています。
　ただし、早ければ来年２０１９年の秋にもやってきて、遅くとも２０２１年には噴出する可能性が極めて高い、金融経済の大きなゆがみを是正するエネルギーはとてつもない破壊力を持っているのだと思います。私たちは、ゆがみをどんどん蓄積しながら、とりあえず対処療法をしているにすぎず、危機は去っていったのではなく問題を先送りしているだけだということは肝に銘じておく必要があります。

　意識の世界で進んでいるアセンションを今年は現実世界でスタートする始まりの年になります。昨年までやってきたことでベクトルを確認することはできますが、一種のフェイクである可能性が高いようです。今年始まる新たなことが、それぞれの人生を輝かせる本当の役割で、それにどれだけ楽しく真面目に取り組めるかが今年のポイントになるようです。
　相場の世界ですら、フェイクはどんどん少なくなっていくのでボラティリティ（変化率、危険率とも言えます）が下がっていく傾向にあります。相場で生きている投機筋はそれでは儲からないので、いろいろな仕掛けを試してくるとは思いますが、北朝鮮の危機すら少し長い目でみれば好材料になるような気がします。自らの力で人生に光を当て、宇宙がよろこびそのものであることを確認するための始まりの年にしていきたいと思います。
　「マクロにはいい方向に進んでいる」「おおいなるもの（宇宙、神、サムシンググレート）は生成発展している」というのが、父の口癖でした。意識の世界でその領域に達した地球に於いて、今年からそれを物質的にも実感できるようになり、近い将来、２次元を選んだ人でさえ、豊かに幸せに暮らせる世の中を皆さまと一緒に創りあげていきたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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