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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2018年1月29日
ハートセンサー (※舩井勝仁執筆)

 東京は史上最強の寒波のニュースが毎日のように入り、大雪にも見舞われたりと、少々寒さに辟易気味です。暦の二十四節気の1つに大寒(1月20日)があり、一年で最も寒い日とされています。 
 この日に鶏が生んだ卵をその名の通り、「大寒のたまご」といい貴重なものだそうです。寒くなると鶏は産卵数が少なくなり、大寒の寒さに耐えて生まれた卵は栄養価が高いそうです。また、春を察知した鶏が卵を産み抱き始める時期で、1年の中でもよりエネルギーに満ちた卵になるとか。健康にいいだけでなく、風水的には金運に抜群に効くとされ、この卵を食べると、その年は、お金に困らないそうです。
 昨年、この卵をはじめて頂きましたが、気のせいか、いや気のせいでもなくお金回りが良く、いろいろと助けも入って、安らかに過ごせた1年でした。今年もしっかり頂きましたので、ほんのりと期待して、日々をひたむきに努めたいと思います。未体験の方は、来年ぜひお試しください。インターネットで「大寒の卵」を販売してくれる育雛場を探すのが1番早いようですが、大きなスーパーでは卵のパックに産卵日が貼られており、大寒の翌日あたりに出向いて、チェックするのがいいと教えてくれた人がいました。参考までに。
 1月4日に大発会を迎え、株式市場がスタートしましたが、初日から700円を超える上昇を見せた日経平均株価、昨年ささやかれ続けた悲観論は一掃された感があります。故 竹田和平さんが繰り返しおっしゃっていた「しっかり儲けて、しっかり納税しましょう」という言葉が今こそ力になるような気がします。豊かさの実感をそれぞれがイメージして、朗らかな心持ちで顔をあげて進めば、東京五輪を前に日本にも力強い輝きが増す気がします。
 先週はダボス会議での要人の発言が注目を浴びる週になりました。特に為替はムニューシン財務長官のドル安容認発言に敏感に反応して108円台の円高が進みましたが、一転してトランプ大統領が強いドルがいいという発言をして、その真意がつかめないので戸惑い気味ではありますが、109円台の水準まで円安が進みました。また、もっとびっくりしたのは、突然TPPの再交渉に参加することをほのめかす大統領の発言です。こちらも真意は分からないし、かえって混乱すると予測する向きもありますが、いいも悪くも今年もトランプ大統領に振り回される1年になりそうです。

 最近、ヒカルランドさんから頂いた1冊の経済書に感銘を受けました。会う人会う人に勧めている『お金の豊かさにもっと繋がる 愛とエネルギーの法則 人生・投資・経済を直観するハートセンサー活用法』というタイトルの本です。著者の曽根純恵さんは経済番組のキャスターですが、 渋沢栄一5代目子孫の渋澤健氏が「TV番組で活躍する経済アンカー、 経済や世の中の動きをどのようにキャッチして投資に生かすか、そのオリジナルな超感覚的メソッドを初公開―― 」と帯に推薦文を寄せられているように、鋭い独特な感性でお金と経済の仕組みを読み解かれているのが印象的でした。
 曽根さんは、経済のニュースを伝える時、当然様々な情報をインプットするのですが、生放送の本番前に一度全部それを忘れて無心の状態になるそうです。そうするとハートセンサーが働いて、相場の流れが見えるようになるということを書かれています。特に、何かおかしな動きがあるときは、専門家がそれを指摘する前にハートセンサーがそれをキャッチして何かおかしいなと気がつくというのです。
 それで、トランプ大統領が当選することもキャッチできて生放送の最後の一言でそれを言ってしまったそうですが、もし外れていたら大変だっただろうなあと思いその勇気に感服します。この、女性ならではの感性を磨くことが相場だけではなく、これからの大きく変わっていく社会を生き抜く中でとても大事なことになることに確信を持てた1冊になりました。和平さんも、相場の流れの変化をいち早く気がつく天才でした。だから、バブルにもバブルの崩壊にもきちんと対処することができた、ほとんど唯一の投資家になれたのです。
 多分、2020年に向かって相場は上げ基調ですが、その後どうなるかは、私たちの意識の問題でもありますが、普通に考えればかなりの激しい混乱が予想されています。多くの専門家が大暴落を予想していますが、それもハートセンサーが動くようになっていないとタイミングを察知するのはとても無理なのではと思います。理屈で考えるのをやめて自分の直感を信じる勇気を持つことが大切なのですね。そして、多くの人が、それができればバブルを作ることもそれを崩壊させることもしなくて済むのかもしれませんし、それが一番いいことだと思います。
 将来の不安、心のデフレをどのように解き放つか、私自身も著書や連載でここ数年、発信することが多いのですが、「愛」と「資本主義」のつながりについて、曽根さんの感性がしっくりとはまりました。ぜひ皆さんにもこの本を読んでいただいて、ポジティブに豊かな未来をイメージしていただきたいと思います。ヒカルランドらしい時宜を得た本に感動しています。石井社長、ありがとうございます。
                                           =以上=

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