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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2019年9月2日
これでいいのだ (※舩井勝仁執筆)

 マーケットで悲観論の芽が膨らんできているように感じます。テクニカル分析を得意とするアナリストがリーマンショックの時と同じチャートになってきており、持ち株を全部処分して、それだけではなく積極的に空売りをした方がいいという話をしているのを耳にしました。私は楽観論派で、2024年ぐらいまではぐずぐずいくのではないかと思っていますが、マーケットの行方を決めるのは集合的無意識(スピリチュアル用語では超意識)ですので、どちらの意見が優勢になるのかを見極めればいいのかなと思います。
 FRBの元理事が利下げをするとトランプ大統領の再選という悪夢が実現する確率が高くなるので、FRBは利下げに慎重になるべきだという発言をしたというニュースが話題を呼んでいます。現役ではなく元理事で民主党員であることを明らかにしているという話ですので、法的な問題はないのだと思いますがイエレン前議長の右腕とも言われていたやり手だということで、パウエル議長に対してトランプ大統領からの無理難題をかわす側面支援なのかもしれません。
 禁じ手と言えば禁じ手ですが、だいたい大統領自身がいままでの常識から見れば禁じ手を連発しているのですから、これもありなのかもしれません。マーケットがどうなるのか、また、これだけ気候災害が連続することを見ているとやはり世界は末期的な症状を呈しているような気もします。でも、末期的症状の次には明るい未来が待っているのは間違いないと信じたいと思っていますので、この痛みをどれだけソフトランディングさせるかが大事だと思っています。
 赤塚高仁さんとの共著「黙示を観る旅」(きれい・ねっと)に書いたように、黙示録の世界で破滅して終わるのではなく、スパイラル上にレベルは上がっていくのだと思いますが、人類はもう一度新しい創世記の世界を迎えるのだと私は思っています。新しい聖書の創世記がどんな世界になるのかは、いま生きている私たちのサポートのもと、子孫が作り出すであろう進化した人類の集合的無意識をどのように持っていくかにかかっているのだと思っています。私は多分、その世界を見ることはできませんが、あの世からその行方を見守ることを楽しみにしています。

船橋屋の「くず餅」と言えば、首都圏の方にはおなじみかと思います。亀戸天神で売られたのが発祥のようですが、デパートや駅でも気軽に買えて、やや固めのもっちりとした餅と、きな粉、そして容器に入った黒蜜が添えられており、冷やして切り分けていただきます。売られているサイズは色々ですが、基本たっぷりと入っていて、女子社員に聞きましたら、「とてもコスパの良い手土産です。暑い食欲のない日でもツルツルと食べられて、老若男女嫌いな人はいませんから」と言っており、なるほどと思いました。
 実は先日、自宅の近所にある店舗にお昼ご飯を食べに行ってきました。夏の間は、かき氷が大人気で週末に行くととても入れなかったので、平日に再チャレンジしました。それでも、少し待ってやっと入店できるぐらいの超人気店でした。その、船橋屋さんの8代目渡辺雅司社長がにんげんクラブ主催の赤塚高仁さんの聖書塾に参加してくださっています。渡辺社長のご著書を読んで、とても面白かったのでご紹介します。
 タイトルは「Being Management 「リーダー」をやめると、うまくいく。」(PHP研究所)です。渡辺社長は、立教大学を卒業後、銀行に勤め、200年以上続いた家業を継ぐ時に、パンチパーマでいかつい社員に睨みをきかされ、そこから奮闘が始まります。このエピソードなど、もうそのままドラマになるなと思うのですが、冒頭、赤塚不二夫さんの「これでいいのだ」の詩をメタファにして紹介されているところなど、とても引き込まれます。
 渡辺社長が当主になってから何よりも「船橋屋」の強みは、若者が働きたいと人気の会社になっているところでしょう。新卒の応募が17000人だった年もあるそうで、離職率も低いと伺いました。「総選挙」で役員選出など、今の空気感にあったやり方をうまく取り入れていることも秘密でしょうが、Being Management「在るがまま」というコンセプトで社員の一人一人の持ち味を大事にしていることは、経営者目線で考えるとなかなかできることではありません。
 読んでいて、渡辺社長の経営者としての能力のすごさを感じました。「強みという言葉を使うと、いつかもっと凄い人や市場が現れた途端にしんどくなる。自分を見るのも、他者を評価するのも強みより持ち味というキーワードがいい」と私に教えてくれたコンサルタントがいましたが、まさに渡辺社長もその真髄を実践されているような気がしました。
日々、経営をしていると様々な課題が出てきて、いつまでも試行錯誤が続くのが常です。経営者が書かれる本は、心の状態によっては、読んでいてしんどくなる時もありますが、こちらはなんだか癒され、活力のある1冊でした。船橋屋さんのマネジメント研修も人気だそうですので、もしよろしかったら検索されてみてください。
                                           =以上=

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