船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
美しさの習慣
2014.9.9(Tue)
社名:(株)船井メディア コンテンツ・プロダクトグループ
名前:中沢 弥生

 みなさま、こんにちは!
 いつの間にか蝉が影をひそめ、日が落ちるのがじわじわと早まっています。真夏の間は、まばゆい陽光に生命力がみなぎり、目に映るすべてが生き生きときらめいていた……。そんな輝かしい季節が、私にとっては毎年あまりに短く感じられます。辛うじて、いまだ色鮮やかな花々を咲かせる百日紅(さるすべり)や夾竹桃(きょうちくとう)に心慰められる有様ですが、いつまでも夏を恋しがってばかりもいられませんので、少しずつ秋の楽しみを数えてみようかと思っているところです。

 ちょうど9月9日は、五節句の「重陽の節句」にあたります。旧暦では10月中旬、まさに菊の花が美しい時期に、不老長寿の霊薬とされる菊の花を愛でたということで「菊の節句」とも呼ばれています。
 五節句とは、1月7日「人日(七草)」、3月3日「上巳(桃)」、5月5日「端午(菖蒲)」、7月7日「七夕(笹)」、9月9日「重陽(菊)」の5つで、古来中国より伝わる節目です。中国の陰陽思想では、奇数は陽数といい、特に一桁で最大の陽数である9が重なる日を「重陽」といい、大変おめでたいのだそうです。
 菊の花を気ままに活けながら、ゆったりと暦を味わってみたくなりました。

 さて、前置きが長くなりましたが、最近自分の言葉遣いや振る舞いを見直そうと痛切に思うきっかけがありました。思いを誠実に伝えるには、知恵や配慮が必要なのでしょうか。たとえばこの方だったら、どのようなアプローチをするのだろうかと思いつき、著書を手にとりました。

『誰からも大切にされる人の美しい話し方 〜人生が輝く美言葉のルール〜』
マダム由美子 著 WAVE出版


 ハイヒールを美しく健やかに履きこなす指導で有名なマダム由美子さんは、いわば「エレガンス道」ともいえる独特の世界を体現なさっています。バレエ特有の動きを取り入れた独自のレッスンで、その人が持つ美しさを引き出すための実践的なアドバイスを、幅広い世代の女性に惜しみなく伝えていらっしゃいます。

 本書では、話し方について、細やかで具体的なコツが網羅されています。
 「話す」「ほほ笑む」「伝える」「つながる」「愛される」という5つの要素にまとめられており、人々の心理に根ざした解釈で、人間関係を磨く教科書のようでもあります。 五感を総動員し、思いやり深く、あくまで美しく、といった著者の美意識が詰まっており、習慣の大切さと可能性について、寄り添いながら気づかせてくれるようなやさしさを感じました。

 大真面目な中にもユーモアが感じられる、ちょっと笑ってしまったページをご紹介いたします。

【美言葉Lesson 〜若者言葉 編〜】
やっぱー → やはり
マジで、ガチで → 本当に
ビミョーな → なんともいえない
やばい → 具合が悪い、危ない、すばらしい
やばっ → あら?
ぶっちゃけ → 実は
うける → おもしろい、楽しい
キモい → 好みではない、苦手なので
〜系 → 〜の類、〜のタイプ
〜じゃん、〜じゃね? → じゃない?

 先日私は、一足違いで乗りたい電車に間に合わなかったことがありました。
 「まぁ、行ってしまわれたわ」と(「花子とアン」の蓮子さま風に)独り言を言ってみたら、電車に敬語は変ですけれども、可笑しさがこみ上げてきました。日頃つい不用意な発言や振る舞いをしてしまう習慣を意識し、楽しみながら、少しずつ変えていけたらと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。


18周目:「インドの叡智」
19周目:「目に見えないけれど大切なこと」
20周目:「倍返し!?」
21周目:「かけがえのない日々」
22周目:「民族共栄のオーケストラ」
23周目:「小さな旅」
24周目:「お楽しみさま」

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