船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:坂本 眞一
皆さんこんにちは!
新型コロナウイルスがさらに加速しており、不安を持たれている方も多いと思います。
その中で船井グループの講師としても活躍されています、渡邉美樹氏の「コロナの明日へ」(アチーブメント出版)を読むことによりたくさんの勇気をいただきました。
コロナでとくに打撃を受ける外食産業のトップとして3月以降、多くの取材依頼を受けているようです。繰り返し質問されるのは「これから先、どうなると思いますか」「こうした逆境の時、何を考えていますか」。この本は、そのいちばん聞きたいことをテーマにしたそうです。
外食産業は日に日に追い詰められている。経営塾やFC(フランチャイズ)オーナーの声を聞くと、春先、緊急で借り入れたお金も目減りしており、このままだと、12月には大きなヤマを迎える中小企業が多く出てくる。そんな逆境下の経営者に、ともに戦おうと魂の50のエールを送った内容です。
第1章では、「危機のとき、経営者がしてはいけない10のこと」として、冒頭に「国や不況のせいにはしない」「気持ちで負けてはいけない」と書いています。エールの中で一番大事なのは、言い訳をせず、コロナを前提として受け入れることだと言っています。
コロナがあったからこそ、変化できたと前向きな考えを持つべきだ。「最悪のシナリオづくりを恐れない」「一度引くこともいとわない」とも書いています。シナリオを描く段階で無理ならば追うべきではなく、これからの時代に何がよいかゼロベースで考えるべきだとおっしゃっています。
第2章では、「三度の倒産危機から学んだ10のこと」と題し、過去の経験から逆境の乗り切り方の原則をまとめた。逆境下でも「1日1ミリでもいいから前に進む」。改善を積み重ねた人は強い。
一方で「『自分らしさ』の一貫性をブラさない」とも指摘していました。
変えていいことと、悪いことがある。「何のために会社をつくったのか」「店で何をしたかったのか」という原点を変えれば勝てないとも言っています。
第3章では、「ポストコロナを生き抜く10の経営要件」も示しました。
「売り上げ70%でも利益を出せる仕組みをつくる」、そのためには「現状からの引き算ではなく、ゼロから足し算する」ことが何より重要であると力説しています。
例えば、居酒屋から焼肉屋へとか、50アイテムを5アイテムにするなど、現状否定の中でしか明日は作れない。「10年後を見据えて一番店をつくる」ことも大事。個人店なら、商店街でナンバーワンにし「あそこでしか買えない」と目的客を集めるために、商品の絞り込みや、差別化が必要だと言っています。
第4章では「逆境のとき、渡邉美樹が大事にする10の言葉」、第5章では「日本経済の先行きに10の警鐘」と、ご自身らしさを意識した構成にもなっている。
サントリーホールディングスの佐治信忠会長に《渡邉会長の「やってみなはれ」が明日の日本を切り開く》と推薦文を寄せていただいたようです。
サントリーのような百年企業を意識してほしい。生き残るのは、変化対応し続ける企業のみ。表紙が少し笑顔なのは、逆境の今、誰よりも変化対応してやるという証であると感じてやまない今日この頃です。
ぜひ、この状況下を打破する1冊にしていただきたいと思います。
3周目:「我以外皆我師」
4周目:「中村天風氏教義・心身統一法」
5周目:「心身統一法実践編」
6周目:「中村天風式のヨーガとは…」
7周目:「私の好きなパワースポット」
8周目:「イルミネーションを見ながら感じること」
9周目:「偽証罪も動かぬ証拠が・・・」
10周目:「佐々木了雲先生に学ぶ」
11周目:「金融のプロから学ぶこと」
12周目:「一流になるためのコツとは・・・」
13周目:「「運命を拓く」を読んで <人間の心の在り方が人生を支配する>」
14周目:「マヤ暦とマヤ文明について」
15周目:「日本のTPP参加にてアメリカの圧力を感じること」
16周目:「砂糖が持つ依存症とは・・・」
17周目:「〜哲人・中村天風氏の人生観〜人はどう生きたらいいの?」
18周目:「河村武明さんから学ぶこと」
19周目:「バクテリアで身体をいつまでもハツラツと!」
20周目:「〜素頭をどう鍛えるかで人生が変わる〜」
21周目:「未来への言霊を読んで」
22周目:「『舩井幸雄を想う』を読んで・・・」
23周目:「不変のマーケティングとは……」
24周目:「衝撃の未来と新しい働き方とは?」
25周目:「小山会長(前船井総合研究所会長)の勉強会を受けて」
26周目:「スポーツから学ぶこと」
27周目:「マズローの神髄とは……」
28周目:「政木フーチから学んだこと・・・」
29周目:「竹布の素晴らしさとは・・・」
32周目:「元船井総研の小山会長の勉強会を受けて」
33周目:「ワールドカップラグビーからみる日本人の在り方」
34周目:「政木フーチの真髄を知る……」
35周目:「本物研究所が取り組んでいること」
36周目:「「ベストセラー作家 ひすいこたろう氏の講演会」に参加して」
37周目:「食を理解して、健幸に生きよう!」
38周目:「波動の第一人者 山梨浩利氏の講演会の感想その1」
39周目:「メンタル&スキルによってプロを目指す・・・」
40周目:「リオ・オリンピックで一番感じたこと」
41周目:「運命を拓くとは・・・」
42周目:「中村天風氏の「ほんとうの心の力」とは・・・」
43周目:「中村天風氏の「ほんとうの心の力」とは・・・第2弾」
44周目:「中村天風氏のほんとうの心の力とは・・・」
45周目:「中村天風氏のほんとうの心の力とは その3・・・」
46周目:「運命を拓く」
47周目:「藤井聡太四段から学んだこと…」
48周目:「やってみました!1日1食 長寿遺伝子が微笑むファスティングを実践して その1」
49周目:「やってみました!1日1食 長寿遺伝子が微笑むファスティングを実践して その2」
50周目:「〜天風氏の心にしみる7つの言葉(第1話)〜」
51周目:「〜天風氏の心にしみる7つの言葉(第2話)〜」
52周目:「新時代は健康のキーワードは抗糖化へ…」
53周目:「新入社員を迎える上で人財とは」
54周目:「新時代は健康のキーワドは抗糖化へ PART2」
55周目:「居酒屋さんでも健康提案」
56周目:「PLANの目的と立て方について」
57周目:「2018年本物研究所 感謝祭を終えて」
58周目:「あのホリエモンの発想力と行動力は素晴らしい」
60周目:「中村天風 言葉には強大な力が宿っている」
61周目:「人生の岐路にたったら この本を読んでみよう!」
62周目:「『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』を読んで その➀」
63周目:「『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』を読んで そのA」
64周目:「「OODAループ」と「PDCA」の違いについてPART1・・・」
65周目:「「OODAループ」と「PDCA」の違いについてPART1・・・」
66周目:「米大統領トランプ来日と真実の日本史について」
67周目:「すいません、ほぼ日の経営の書籍をみて・・・」
68周目:「熱中症対策について」
69周目:「ルパン三世から自由を学ぼう!〜自分を大切に、人に優しく〜」
70周目:「〜理想の上司を目指して〜」
71周目:「アドラー心理学書籍「嫌われる勇気」の感想文」
72周目:「光本勇介氏「実験思考」の感想文」
73周目:「「漫画バビロンの大富豪の教え」を読んで…」
74周目:「Fukushima 50を見ての感想」
75周目:「<リーチ マイケル>現在の生活とコロナ禍で求められる『ONE TEAM』についての感想」
76周目:「夏の甲子園中止で失うもの、得るもの」
77周目:「わが町の史訓 新渡戸稲造について」
78周目:「渋沢栄一の「論語講義」を読んで」
79周目:「ドラマ『半沢直樹』が倍返しで面白くなるかもしれないポイント」
80周目:「塚澤健二氏の『暴落はまだ終わっていない!』のまとめ」
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