船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
夏越の大祓
2022.7.15(Fri)
社名:(株)本物研究所
名前:細井 香菜絵

本殿

皆さま、こんにちは。
いつも舩井幸雄.comをご覧いただきましてありがとうございます。
より一層、夕日が美しい季節になりました。皆さま如何お過ごしでしょうか。

私は、昨年から6月末になると夏越の大祓として、神社へ茅の輪くぐりをするのが楽しみになっています。
七夕の時期でもありますので、神社では色とりどりの飾り付けがなされていて、
それを見るだけでも幸せな気持ちになります。
もちろん、今年も茅の輪くぐりに行きました。

改めて、「茅の輪くぐり」について詳しく知りたいと思い、東洋思想・神道研究家である
羽賀ヒカルさんの神社チャンネルで勉強させていただきましたので、ここに記しておきたいと思います。

【夏越の大祓とはなにか】
人間生きていれば、ツミやケガレがたまっていきます。
ツミやケガレには様々な解釈がありますが、下記を参考にしてみてください。
・ツミ=やってしまった悪いこと
・ケガレ=ネガティブな想念やニュース等

上半期のツミ、ケガレを祓う事を夏越の大祓と言います。
ちなみに、一年間のツミ、ケガレを祓う事を年越しの大祓と言います。
夏越の大祓と年越しの大祓との最大の違いは、夏に神社にお参りすると
茅の輪くぐりがあることです。

【茅の輪くぐりの由来】
茅の輪は、チガヤという植物で編んだ輪っかで、これをくぐるという儀式です。
何故、チガヤなのでしょうか。
ここには、スサノオと蘇民将来という神様の伝説が関わります。

スサノオは北の国に住んでいました。
南の国のお姫様を娶(めと)るために、ずっと南下していきました。
とても長い旅路の中で、今日は少し休もうとした時にある村に辿り着きました。
一番大きくて、お金持ちそうな家のドアをノックし、「すみません、泊めてもらえませんでしょうか」と言ったら、断られてしまいました。
どうしよう、と思ったスサノオは貧しそうな家を訪ねます。それが蘇民将来でした。
蘇民将来は、スサノオを快く受け入れ、盛大におもてなしをしました。

スサノオは、去り際にお礼としてこう言いました。
「チガヤの輪っかを、腰にぶら下げておきなさい。そうすれば、疫病の災厄から免れる事が出来るでしょう」
蘇民将来は素直にチガヤの輪を腰にぶら下げていました。
すると、疫病がきた時に本当に助かりました。これが伝説として語り継がれてきました。
その後、スサノオは南の国でお姫様と結婚する事が出来たそうです。

この話がいったいどこの伝説なのか、諸説あるようです。
スサノオノミコトが蘇民将来に助けてくれたお礼に、チガヤの輪を腰につけなさいというところから始まって、その輪っかはどんどん大きくなって、「茅の輪くぐり」に繋がっていったようです。

茅の輪くぐりは、左、右、左と合計3回まわり本殿にお参りします。
茅の輪くぐりをする時に、神拝詞とも言いますが唱えことばとして唱える歌があります。
その中でも、有名な歌が一つあります。

水無月の
夏越の祓する人は
千歳の命
延ぶといふなり

大祓をする事で、健康になり寿命が伸びますよということを歌っています。

【人形形代とは】
神社によって、受け付けているところがあります。
神社でお祓いをすると自宅に人形形代が届く場合もあり、人形形代を送り返すことによって、神社で浄化をしてくださいます。


「上半期ありがとうございました」「下半期もどうかお守りください」という気持ちを込めて、毎年6月末までに神社に参拝をするのがおすすめだそうです。
神社参拝は、自分自身を正す儀式です。神様と向き合うということは、自分自身の心と向き合うという事でもあるそうです。
日本人が大切にしてきた季節の行事、これからも大切にしていきたいですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


68周目:「鮮やかな記憶」
81周目:「迷ったときは自分の魂に聞いてみる」
82周目:「海の幸のお話」
83周目:「《開運と断捨離の関係》について」
84周目:「アロマの楽しさ」
85周目:「大丈夫!すべて思い通り。」
86周目:「心に響く」
87周目:「日野原重明先生のお言葉」
88周目:「日常のちょっとしたこと」
89周目:「スカーフの魅力」
90周目:「涙の数だけ大きくなれる!」
91周目:「開運福顔」
92周目:「両手振り運動」
93周目:「大嶋啓介さんのコラムを読んで」
94周目:「アプリで健康チェック」
95周目:「新月ノート」

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