トップが語る、「いま、伝えたいこと」

　１０月１０日・１１日の両日、『第３回船井幸雄オープンワールド』を行ないました。今年は、およそ１万２０００人強の方が、会場に足を運んでくださいました。お陰で大盛況の内に終了することができました。
　今回のオープンワールドで感じたことがいくつかありました。一つは、よく多くの人が集まってくれたなということです。私の呼びかけに１万２０００人もの人が集まってくれたのに、とにかく感激しました。
　ただ、入場者数は、多かったものの、いくつか満員にならなかった講演会場がありました。
　このことから、私の企画するセミナーやイベントに来てくださるお客さんというのは、なにを目的にいらっしゃるかがよく分かりました。講師の選定は、今年も私がしましたが、お客さんの求めているニーズに答えられるような講師選定を来年は、よりしっかりしなければならないと感じています。
　二つ目に、人が集まるとすべてが解決するということがわかりました。人が集まったら、ブースも儲かりますし、講演会場もほとんどが満席になります。そこに参加したすべての人が満足してくれます。ということで、人が集まるとすべての問題が解決するということを強く感じました。
　三つ目に、これは、ビックリしたことですが、私の講演をきいて多くの方が、泣いてくれたのです。私は、何十年も年間３００回近く講演をしてきましたが、お客さんを泣かせたのは今回のオープンワールドの最後の講演が初めてです。この講演は、われながら神様がいるのではないかと思うほど不思議なものでした。私は、これだけ多くの講演をしているので、ネタはつきません。準備せず、口からコトバの出るまま講演をしてきました。しかし今回は、準備をしっかりしたのです。１日目の２時間の話は、完璧に準備をして、その通りに講演をしました。しかし、二日目は、あらかじめ準備していた資料をほとんど使うことなく講演をしたのです。突然、そうなってしまったのです。この両日の講演をきいたり見ていただけるとそれが分かると思います。両日の講演内容で、一冊のすばらしい本ができてしまうのではないかと思えるほど時流と対処法が見事に語られました。どこかから出版したいと考えています。ともあれ、さいごの講演のビデオでもぜひ入手されご覧ください。
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