トップが語る、「いま、伝えたいこと」
先週、柳下要司郎さんが、またまた私を取材するために見えました。
彼は、有名なジャーナリストであり作家ですが、今年10月5日発刊の『予測を100%的中させた男、超人「船井幸雄」の近未来予測』(あうん社刊)を書いた人です。
この本はよく売れているらしく、再版されたはずですが、たしかに私の手元にもなくなり、出版社にたのんでも、いまのところ入手がむつかしいもようです。
彼は「超人、船井幸雄」について、もう一冊本を出したい・・・というのです。
それは、いま私が本格的に取りくもうとしている「新科学」というか「いままでの科学をふまえながら、一歩進んだ科学」について書きたいということでした。
たとえば、私は既存科学者は無視しますが、再現性があり、しかも効果もあると考えてよい「波動機器」…具体的には、ドイツ製のEAVやオーストリア人のハンス・シンドラーさん開発の「波動ASTREA」などに興味がありますし、自分でも使用したり実験したりしています。MRAやLFTも活用しています。
またプラズマの応用についても、かなりの興味を持っており、それらを含めて約20数件のすばらしい(?)と思う技術の実用化に取りくんでいます。
「20−30年後には、既存科学だけでは、人類文化が破滅し、人類も原始人まで逆もどりしなければならない」というのが、いまの知識人の常識なので、多くの人がバカにしたり、手をつけない「新科学」と言っていい分野に、私自身は20年ほど前から興味を持ち、首を突っこみ出したのです。
ちなみに以下は、今年10月25日に発売された国連環境計画の「第4次地球環境概況」です(『地球村通信』2007年12月号から以下に掲載します)。
10月25日に国連環境計画・UNEP(United Nations Environment Programme)が「第4次地球環境概況(GEO−4)」を公表した。
「環境と開発に関する世界委員会(ブルントラント委員会)」が1987年にまとめた報告書“Our Common Future”(『地球の未来を守るために』)で主要な課題としてあげられた気候変動、種の絶滅、食糧問題といった問題は未解決のままで、この20年間の対策が不十分であり、現在は「人類そのものの存在が危機に瀕している」と強い警告を示す内容となっている。主な内容は、
・87年からの20年間で、世界の人口は50億人から67億人に増加、貿易量や一人当たりの収入も増加したが、こうした変化が地球環境の激変を引き起こしている。
・開発途上国の人々が十分な食料を確保するために、2030年までに、日本の国土面積の3倍にあたる1億2000万ヘクタールの土地が必要になる
・1850年以降、年平均気温がもっとも高かった11年は、最近の12年間に集中
・1906年以降、地球の平均気温は0.74度上昇、今世紀内にさらに1.8−4度上昇するとみられる。
・毎年、大気汚染が原因で200万人以上が死期を早めている
・南極上空のオゾンホールは、史上最大規模を毎年記録
・一人あたりが使える淡水は、水の汚染などで減少し、汚染された水は病気や死亡の最大要因となっている。
・2025年に水不足となる人口は18億人に増加
・世界の主要河川の10%は、過度のかんがい取水が原因で1年のうち一定期間、海に流れ込む前に枯渇
・生物の多様性は減少。現在も既知の生物の1万6千種以上、脊椎(せきつい)動物のうち両生類の30%、哺乳類の23%、鳥類の12%が絶滅の危機にある。
※この報告書(英文)はUNBPのサイトでラウンロード可能です。
⇒ http://www.unep.org/geo/geo4/media/ (転載ここまで)
これらのこと以外に柳下さんは、いま私がやっていること、やろうとしていることに特に興味があるというので取材に見えたのです。
いろいろ話しました。
私が、特にここ十数年大事にしてきた水と波動研究の江本勝さん(いま欧米では一番有名な日本人)あるいはEMの比嘉照夫さん(いま世界人口の約10%、6億人ぐらいがEMを活用中です)からはじまり、今年10月10日に合弁会社を設立した(SBI船井ビジネスアライアンス)新会社の北尾吉孝会長や船戸義徳社長に私は何を期待し、何をしようとしているかなどまで話しました。
彼は、これから私の話しの裏づけ取材をし、来年2月ころまでには出版にこぎつけたいと言っていました。
「大事なことは、その新刊に、はっきり書きたいので、私の質問に応えて下さい。船井幸雄との直接対談ということで本の中に載せたいので」との要望もでました。版元はまだ、どこの出版社とは決めてないとのことですが、ちょっとびっくりしました。
私のやっていることが話題になるというのは「世の中が変わりつつある証明」のようにも思います。彼は『超人「船井幸雄」の近未来予測』の「まえがき」の中で、私のことをつぎのようにも書いています。
そんなとき、ついに運命の女神が、私を船井氏に引き合わせてくれるときがきた。3年前のことである。ある出版社からの要請で、船井氏が得意とする「気」の世界を取材することになった。そこで会うたびに信じがたい思い、不思議な感じが募った。
その「信じがたいこと」「不思議なこと」は、大別して二つある。
まずは、何が信じがたいといって、船井氏の存在自体が信じがたいのである。
第一には、ほかならぬその予測力である。船井氏白身は、学者先生たちの予測と違い、コンサルタントというのは、日々が地道な見通しの連続であり、これがなければやっていけないという。そういうビジネスなので、予測が当たるのは当たり前、当たらなければ商売上がったりと言っている。
それにしても戦後経済の大きな出来事を、ほぼ100%当てていると言われるその予見力はどこから出てくるのか。船井氏という存在自体の大きな不思議である。
第二に、私などが聞きかじりの常識で信じがたいと感じている事柄を、船井氏はこともなげに知っているだけでなく、信じているらしいことが不思議でならなかった。もともとが京都大学農学部出身という理系の頭脳のはずなのに、一見およそ科学的と見えないような事柄をよく知り、信じているようにもみえる。
凡人には信じがたいことを、信じていることが、信じがたいのである。
そして一方では、現代の凡庸(ぼんよう)な人間には及びもつかない速さで、まだだれも注目していない最先端科学や画期的技術にいち早く目をつけ、それの実用化に力を入れている。科学技術の専門家もかなわないような鋭敏で確かな知識力や技術眼を持ち、新しいものに対する嗅覚を持つ。
たとえば、後ほど詳しく書くつもりであるが、岐阜大学の元島栖二(もとじませいじ)教授による基礎研究から、10数年かかってやっと注目されはじめた新技術、CMC(カーボン・マイクロ・コイル)に対してもそうであった。
電磁波吸収・マイクロ波発熱・電波可視化・細胞増殖抑制・エネルギー変換・特殊構造材・生物活性素子・触覚近接センサー・がん治療・美容・ロボットなど、驚くべき広範囲への可能性でノーベル賞級の新技術と言われるこの研究を、経済人としては誰よりも早く評価し、その事業化に手を貸したのは船井氏だった。
船井氏は今、『船井幸雄.com』という、インターネットのホームページで、「先週のびっくりより」という連載を書いている。船井氏が一週間のあいだに驚いたり感心したりしたことの数々を報告するページである。それをまとめた『「びっくり現象」こそ決め手』という本も出ている。
しかしそれを言うなら、毎週、何よりの「びっくり現象」は、それを書いている船井氏自身の感性であり嗅覚であり行動である。書いている内容ももちろんであるが、会うたびに新しいこと、未知のことに夢中になっている船井氏に驚かされる。
その意味では、「船井幸雄」というびっくり現象こそが、もっとも注目され、解き明かされるべきテーマなのかもしれないと思った。
そしてもう一つの「信じがたいこと」「不思議なこと」は、そういう船井氏のことが、ほとんど現在のマスコミに出てこないということである。
世のマスコミ報道が、もし「現世界」の重要事件を網羅するものなら、船井氏の周辺だけは「別世界」のように見える。この「別世界」でいかに驚くべき現象が起きていても、現代のマスコミが扱う「現世界」の報道には出てこない。
まるで「この世」の報道には、「あの世」は出てこないと言わんばかりの不思議現象がここにはある。これはマスコミ界の意図的な隔離現象なのか、それとももっと深い理由に基づく基本的・本質的な断絶現象なのか。この点にも、一人のマスコミ人、当事者の一人として無関心ではいられない(転載ここまで)。
柳下さんの好奇心が実務家で超現実家の私のやっていることをどのようにとらえてくれるか、いまから楽しみにしています。皆さんもご期待ください。
=以上=
2007.12.28:【先週のびっくりより】2012 地球大異変
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