トップが語る、「いま、伝えたいこと」
先週11月27日のことです。船井総研の小山政彦社長。チベット人の学究ペマ・ギャルポさん。そしていま私が注目している女性の経営コンサルタントの山根直美さんなど、十人くらいの来客と会いました。
彼らの中の何人かは、期せずして「船井幸雄さんは、何が趣味ですか?」というような質問をしてきました。それに対して、私は答が出て来ないのです。
考えてみますと、どうやら仕事をすることと、勉強すること以外に、私には趣味がないようです。
去年来の病気が、まだ完全によくなっていません。とはいえ10月に入って急速に元気になって来ました。
講演や、人さまにお目にかかるスケジュールは、いまのところ、まだほとんど入れていません。
メールや手紙は秘書が処理してくれます。
パソコンの前にも、一日に20分以上は座らないことにしています。
一日に一冊くらいは本を読みますが、それでも時間が余ります。
といって遊びに出かけるには、まだ体力不足です。
そこで10月の20日ころから本の原稿を書きはじめました。
いろんな人に助けてもらいながらですが、情報は山ほど入ってきますから知らせたいこと、書きたいことは多くあります。
気がついたら、きょうから10日間内くらいに3冊の新著が書店に並びます。
1冊めは12月1日に、このホームページ上に紹介した『2009年 資本主義大崩壊!』(ダイヤモンド社刊)です。2冊めは李白社刊、フォレスト出版販売の『にんげんクラブ誕生』です。3冊めはビジネス社刊の『超効率勉強法』です。3冊ともよい本になりました。
やはり、われながらちょっとびっくりします。とはいえ、3冊の本をつくったおかげで、ものごとの根元がルール化でき、たのしんでいます。以下は『超効率勉強法』の「あとがき」の一部です。
ゆっくり、お読みください。
あとがき
私がいま「確信」を持って言える大事なことと、三人の「超びっくり人」
私の本業は経営コンサルタントでした。椛D井総合研究所(通称、船井総研)という、日本でもトップクラスの経営コンサルタント会社に成長した会社を創り、70歳になるまで、この会社の代表者(経営者)兼経営コンサルタントを主業として生きてきました。船井総研は1988年に、世界の経営コンサルタント会社でははじめて証券市場に株式を上場し、いまは東証、大証の一部上場企業になりましたが、私は経営者業よりも経営コンサルタント業に力を入れてきたと思っています。
はっきりいって日本の経営コンサルタントの草分けみたいな人間で、先生もいないし、経営コンサルティングの仕組みやノウハウもないところで、永年ビジネスをやってきました。そこで、いろんなことを知りました。というより、知らねばならなかったと言った方がよいようです。
1965年(昭和40年)ころから、気づいたことは、「世の中の構造やルール」そして「人間の正しいあり方」を知らないと、一人前のコンサルティングができない。また経営もできない。…ということでした。
アドバイスを間違いますし、クライアントである経営者を説得し、納得させられないのです。それではクライアントは経営がうまくやれません。
そこで、余暇時間をできるだけつくり、そのすべてを「世の中の構造」と「人間のあり方」の研究に割きました。
食事時間や睡眠時間を減らし、ほとんど遊びなどはしなくて、仕事と、仕事のための勉強、そして上記の二つの大事なことの研究に35歳くらいからは生命がけで打ち込んできました。
そのため家内や子供たち家族には、夫らしいことや父親らしいことは、ほとんどしてやれなく、本当に申し訳なく思っています。
しかしその結果、60歳ころには、ほぼ「世の中の構造」や「人間のあり方」について私なりの結論を持ちはじめました。
いまでは、それらは確信らしきものになりました。それとともに経営コンサルタントとしては、全くと言っていいほど失敗がなくなりました。予測もみんな当たりはじめました。次に示しますのは、今年の11月7日、長野市で行なった「生体エネルギー研究所」(代表者 佐藤政二さん)での私の講演レジュメです。
私の確信(11月6日時点)
2008年11月7日 船井幸雄
1.私は「世の中の構造とルール」「人間として生まれてきた理由と正しいあり方」を知り、そして「近未来を正しく予測する」必要のある生業として選び、生きてきた。
そして以下のことを確信するようになった。
2.世の中の構造とルール(これが「真の自然の理」=「天の理」である)
(1)すべて「生成発展する」ようにできている。
(2)すべて「必要、必然、ベスト」になるようになっている。
これらを調和させるために「秩序形成機能」が働いている。
(3)調和が乱れたときは「秩序維持機能」が自動的に発露するようになっている。
(4)すべては「波動の法則」で成り立っている。
@同じ波動は引き合う。 A違うのは排斥(はいせき)する。 Bフィードバックする。 C優位の波動は劣位の波動をコントロールする。
(5)正しい方向は @単純化 A効率化 B公平化 C自由化 D自己責任化 E公開化 F万能化…である。
3.人は「天の理」と「良心」に従い、よく勉強して「自分の長所を知り、それを伸ばし活かし」「世のため、人のため、自分のため」に尽くすべく生存している。
そのためには、「できるだけ効率的に勉強」し、「できるだけ正しく働くべき」である。
4.効率的勉強法
(1)根元の追求
(2)「びっくりすること」(「びっくり現象」や「びっくり人」)の解明、理解、納得、ルール化
5.地球は今のところ、特別の生命系、閉鎖系であり「地の理」が通用している。
(1)寿命があり、老化があり、エントロピーは増大する。
(2)物質と非物質が判然と分かれている「現界=この世」がある。
(3)「この世」は、言霊、数霊、儀式、そして大衆の確信的意識でコントロールされている。
(4)「地の理」を現界(「この世」)で破れるのは、強い想念力を持った人の意志だけである。
6.私の予測はよく当たるが、それは確信に裏打ちされた強い想念力によると思っている。
具体的には
(1)マクロ的把握
(2)「びっくり」の解明と納得、ルール化
(3)「超プロ」の仲間たちの意見
…これらをまとめて「プロ」として判断するからであろう。
※私は、経営や予測の「プロ」であり、売上向上や業績向上、想念力使用については「超プロ」だと思う。
7.佐藤政二さん、七沢賢治さん、近藤和子さんらの「びっくり」に思うこと
=以上=
このレジュメを、お読みいただければ私の言いたいことはおわかりになると思いますが、私は、このレジュメで書いたことはすべて正しいと確信しています。
ともかく人は「できるだけ効率的に勉強し」「できるだけ正しく働くべき」だと思っているのです。
そのためには、だれもが効率的な勉強法を採用するべきです。
それはレジュメに書きましたように「根元の追求」をすることと、「びっくりすること」の解明、理解、納得、ルール化…が、ベストだと思います。
真実がわかり、未来がわかり、今からの対処法がわかるからです。
この二つの手法中、「びっくり人からの具体的勉強法」を実例入りで解説したのが本書です。そのように理解して本書をお読みいただき参考にしてください。
なお、このレジュメ中、一番最後に名前をあげた佐藤政二さん(生体エネルギー研究所代表)、七沢賢治さん(七沢研究所代表)、近藤和子さん(BMD代表)の3人の方は、ここ十余年間、私をびっくりさせつづけ、常に進歩しつづけている「びっくり人」です。それぞれのFAX番号を記しておきますので、よろしければ直接問い合わせて、その事実にびっくりして、皆さんなりに勉強してください。多くの真実が分るでしょう。
・生体エネルギー研究所は、0268−64−1635
・七沢研究所は、055−232−1827
・BMDは、086−234−0290
です。ともにすばらしく効率的に勉強できる実例が多くある…と思います。
(中 略)
私はもうすぐ76歳ですが、いま本当に勉強を楽しんでおります。時代の「大変化」と「大変さ」も楽しんでいます。
なお本書の8人の人から教えてもらったことは、「世の中は急速に変わりつつある」ということでした。具体的には、
@よいことを確信すると実現する世の中になった。
A宇宙は99.9%プラズマでできている。
Bどうやら地球人も、新しい科学の時代に入りそうだ。これから大変化するだろう。
C世の中で知性を持っているのは地球人だけではない。
D人の能力は無限ともいえそうだ。
E「地の理」の時代は急速に終わりそうだ。地球も「天の理」の時代になる。
F矛盾のあるものは、永続きしない。
G働くのはよいことだ。生命をかけて働くと、楽しくなるし、真実もわかる。
…などのことでした。
これらも超効率勉強法の成果です。
(後 略)(転載ここまで)
=以上=
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