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このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2008年12月22日
今年はっきり分ったこと

 今年12月16日にビジネス社より発刊されました私の新著『超効率勉強法』の本文の冒頭に私はつぎのように書いています。

 30歳くらいから、なぜかわかりませんが、私は真実がわかるようなのです。ふと思ったことが、すべて正しかったようです。

@人は、「死んでも、それで終わりではない。人の本質は霊魂という不死のものだから」ということに気づいたのは、30歳すぎのことでした。今では、このことを否定する有識者は、ほとんどいなくなりました。
A共産主義は、人間にとってもっとも大事な自由に制約を加えるから、あと10年くらいしか持たないだろう…と思い、「たぶんソ連は1990年ごろに崩壊するだろう」と言ったのは、1980年ぐらいのことで、これは82年に書いた著書にも記しています。
B資本主義も「自然の摂理」に反するから2020年までに崩壊するだろう…と気づいたのは1992年ころで、当時から書いたり話したりしました。事実、その後の社会は2002年1月に出した『断末魔の資本主義』(徳間書店刊)の記述どおりに進んできています。
C最近では、「すでに経済恐慌に突入した。これから大混乱と困難に直面せざるをえないだろう」と、いろんなところに書き、講演しています。このような予測は、柳下要司郎さんが、彼の著書『超人「船井幸雄」の近未来予測―予測を100%的中させた男』(2007年10月、あ・うん刊)で述べていますように、おそらく、それらは当たると思います。今年(2008年)12月にダイヤモンド社から出る拙著『2009年 資本主義大崩壊!』をご覧ください。

 その理由は、なぜか私には正しい情報が入ってくるからなのです。30歳くらいからのことです。だから真実がわかるのだ、と言えそうなのです。
 そこで、それらを「有意の人」に知らせるのが、私の役割の一つだと2、3年前から気づきました(拙著『有意の人』2008年10月、徳間書店刊、を参照ください)。
 私は自ら創業し、創業以来、代表者を務めていた船井総研を70歳になったときに、辞めました。それからの私の主な仕事の一つとして情報発信活動を行なってきました(転載ここまで)。


 ここに書いたように、なぜか真実が分る(?)と思える私が今年はっきり分ったと思うことは、(1)アメリカは近々覇権国でなくなる、(2)資本主義というか「近代」は、いよいよ崩壊する。(3)鳥インフルエンザに注意が必要 (4)世界戦争の可能性は高い……しかし上記のうち、(3)(4)は避けられる可能性が50%はあるということです。
 アメリカの9月末までの’08年度会計年度の赤字は約4550億ドルで、これは前年度の約3倍であり、’08年10月1ヵ月の赤字は約2370億ドルでした。これだけで、アメリカという国が、資本主義下ではすでにどうにもならなくなっており、さらに近代(エゴによる物とお金の more & moreの追求の時代)が終りに近づいたことを示しています。
 上記の(1)(2)はさけえないでしょう。
 考えれば、グリーンスパンとブッシュの2人は資本主義とか近代の幕引きのために現われた人ともいえますが、それをよしとした小泉純一郎や竹中平蔵という人々も、その手伝いをし、日本を結果的にアメリカのくびきから外すために出た人たちと言える可能性が高まってきました。
 日米のきずな、日本のアメリカへの従属ぶりが、いま大きく変ろうとしているように思います。
 あえていいますと、(5)いま、すでに突入している世界経済恐慌は、いまや、だれもストップさせることができないようだ、というのも今年はっきり分ったことです。これについては今月11日にダイヤモンド社から発刊された拙著『2009年 資本主義大崩壊!』を、もう一度お読みください。
 資本主義後がどうなるか? …は、私には分りません。
 しかし(6)来年中にはっきりポスト資本主義社会の大様が分りそうに思います。
 以上が今年はっきり分った、と思える私が言いたい大きな社会現象です。
 この現象をたのしんで、上手にのりきろうではありませんか。

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                                           =以上=

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