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このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
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2012年6月25日
本物とは何だろうか―私の鋳型論

 (株)船井本社の関連会社に(株)本物研究所があります。
 今月、同社の株主総会が開催され、大株主の1人の私も参加しました。
私は本物とは、
@つき合うものを害さない Aつき合うものを良くする B高品質で安全、そして安心できる C単純でしかも万能である D経済的である ……この5条件を充たすものと言ってきました。
 同社は、この条件に合ったものを選び、つくり、日本中の販売店(小売店)約数百店に卸している会社ですが、最近、「本物」についての御質問が私のところにも多いので、同社のことも考え、少し「本物」について書いてみようと思います。
 なお、船井本社グループの一社のイリアール(株)は、本物を扱っている小売店です。
 では本論に入ります。
 前記の5条件のうち、むつかしいのは、Aの「つき合うものを良くする」とB「高品質で安全、そして安心できる」の2つということになります。
 というのは、だれにも、この2条件がはっきり分るようにすることが、これから必要になると思われるからです。
 また、だれが扱ってもこの2条件を充たさねばならなくなるように思います。
 そういう意味で参考になるのは、ハロルド・サクストン・バー博士の「ライフ・フィールド論」です。私は「鋳型論」と言っています。
 これは同氏の著書『BLUEPRINT FOR IMMORALITY(不死への青写真)』(1972年刊)に書かれている理論なのです。1889年生れ、26才で博士号を得、医学部の教授、名誉教授としてイエール大学で教え、かつ研究された同氏は、亡くなる前年の1972年に、この著書を発刊、「生命の鋳型論の核心」を発表しました。それは、つぎのようなことです。
 以下はハロルド・サクストン・バー博士著、神保圭志氏訳『生命場の科学』の文章を転載したものです。原著は『BLUEPRINT FOR IMMORALITY』です。

ハロルド博士の「鋳型論」の核心
 さいごに、ハロルド・サクストン・バー博士が「LIFE FIELD」として書いている「生命の鋳型」について少し紹介しておきます。

生命の鋳型
 目に見えず、触れることもできない電気力場というものを、科学者でない一般の人向けにわかりやすく説明するのは、なかなか骨のおれる仕事である。そのため、これからお話しすることは、しばしば卑近な例を引用しているが、そうすることによって、この「生命場」――これからは「ライフ・フィールド」と呼ぶことにしよう――の実態および、その重要性について理解する手掛かりが得られるものと思う。
 ハイスクールの理科の授業で、磁石の実験を行なったことのある人は、ぜひそれを思い出してもらいたい。紙片の上に鉄粉を一面に撒き、その下に磁石を近付けると、鉄粉はひとりでに磁力線に沿って並び、「磁場」のパターンを描き出したはずである。そして、鉄粉をそっくり入れ換えて、もういちど同じことを繰り返してみても、そこには従来とまったく同じ文様が出現する。
 ずっと複雑ではあるが、これと同様のことが人体の中でも生じているのだ。われわれの肉体を構成する分子や細胞は、絶え問無く壊れ去っていく一方、食物から供給される新鮮な素材によって、新たに再生されている。だが、このように生成流転しながらも、肉体がほぼ、過去と同じ姿かたちを保っていられるのは、「ライフ・フィールド」が存在し、それによってコントロールされているおかげなのである。
 最近の研究が明らかにしたところによると、われわれの肉体の物質が入れ換わる速度は、従来考えられていたよりずっと速いという。たとえば、体内の蛋白質がそっくり入れ換わるのには6ヵ月もあればよく、なかでも肝臓などの組織はもっと短い期間で、どんどん新しくなっているのだ。
 半年ぶりで、ある友人に会ったとしよう。彼は一見、何の変わりもないようにみえるだろう。だが、彼の顔面を構成している分子は、半年前とは全然別のものになってしまっているはずなのである。それでも顔面パターンが友人のものだと、支障なく識別できるのは、古い分子と同じ位置に「ライフ・フィールド」が新しい分子を配列してくれるおかげなのである。
 最新の測定器がライフ・フィールドの存在を明らかにするまでは、絶え間無い新陳代謝を通してつねに物質が入れ換わっているのに、肉体がその形状を保っていられるのはなぜなのかという問題が、生物学者たちを随分と悩ましてきた。だが、いまや、その謎は解かれたのだ。物質自体がいかに変わろうとも、肉体の電気力場が「母胎」もしくは「鋳型(フィールド)」としての役目を果たすために、肉体の形状は従前どおり維持されるというのが、その真相なのである。
                 (中略)
 では、ライフ・フィールドの測定とは、具体的にはどうするのだろうか。まず、道具には、特別な電圧計および電極が使われる。これを使ってライフ・フィールドのさまざまな部分について、電圧パターンもしくは電位差を計測し、記録すれば、その姿がしだいに明らかになってくるのである(転載ここまで)。


 鋳型というには、だれにでも測定でき、同じ答が出るということでなければなりません。
 何人かが認めたとか確信を持っただけでは前記のAとBは実現するかも分らないが、実現しないかも分らないからです。
 なぜなら、確信した人にしかその本物(?)は奨めてはいけないし、確信しない人は、本物化が実現しない可能性があると言えるのです。
 この鋳型論に合うように「本物」の条件を、これからきびしくして行くべきだと思います。
 前記本物研究所の株主総会後のことですが、世間話しで7月中下旬のある日に東京直下型大地震があると、高名な超能力者が言っているという話しがありました。
 私は、そんなことはあるかも分らないが、多分ないだろう……と思います。
 人間には、未来のことは分らないはずなのです。超能力者や霊能力者と言われる人のコトバは「参考として聞くのはよいが、信じるべきではない」という私の経験からみても、多分、ほとんどの人は、私と同じように思っていることでしょう。
 ということは、その超能力者の言葉はまだ鋳型になっていないし、まだ本物ではないということになります。
 もちろん、こういう予測が当りつづけて鋳型になると、それこそ本物の超能力者になるのですが、いまのところはそんな人が現れるかは、はなはだ疑問です。
 とすれば、こんな噂話しは笑いとばしておけばよいのです。
 ただ、万一のことを考えて準備はしておいた方がよいでしょう。
ともかくこのような目で「本物研究所」や「イリアール」を「すべて真の本物」を扱う会社に成長させたいものだ……といま、両社の株主として私は考えております。 
 読者の皆さまもよろしく御指導ください。
 さいごに一言、「スペイン政府10兆円の有効期限は今月末まで」というのは私には本物情報のように思われます。よろしく。
                                           =以上=

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公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
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