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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
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2013年3月11日
計画的

 「変化こそその中にこの世の常識がある」という経営や経営コンサルタントの世界で今生の大半を過ごして来ましたので、私は、たえず変化を好みます。だから、その私が計画的人間である……と思っている人は、ほとんどいらっしゃらないはずです。
 しかしこの3月11日発信の原稿を3月はじめまでに書こうと思いますと、どうしても計画的になります。
 まず自分のスケジュールを見ると、いまからでは時間がほとんどないことが分かります。それに1回分4000字くらい書こうと思いますと、いまの私の能力では、どうしても2時間近く見ておかねばなりません。
 そんなこともあり、仕事のスケジュールとの関係で、どちらかといえば私は完全な計画的人間になりつつあります。
 まず原稿を書こうと決めると、服むと睡けを誘う2種類の薬の服用はまず中止しなければなりません。これは今朝、決心したのです。きょう服用をやめようと決めたのです。
 一つはグラマリールという舌が自動的に動くのを止める薬です。
 あとの一つは一回分が0.5gの半錠なのですが、デパスという精神を向上させる薬です。
 だから、今朝は朝食後、これら二つの薬は服用しておりません。
 年齢をとると、段々とこの計画的なことが増え、毎朝目覚めると、その日のしたいこと、するべきことを少なくとも計画的に考え、これが向こう1週間単位になり、1ヵ月単位になり、すっかりいつの間にか計画的人間になってしまいました。
 かつては、いつでも乗れる都心の山手線やメトロが近くにある中で暮らしていましたので、その頃の私を知っている人は、いまのような私にびっくりするかもしれません。……もちろん私もその変化ぶりに大びっくりというところです。こんなはずじゃなかったのです。
 常に臨機応変に生きられないというのは、そのころの私にとりましては不便このうえないことでしたが、これも慣れるからフシギですね。新幹線通勤(で少し慣れていた)せいですかね。
 先日、いつも行く病院の担当医から「これは私が作ったパンフレットですが、船井さんももう80才ですから、主な神経内科とその特徴というこのパンフレットくらいは読んでおいてくださいね」と1冊のパンフレットをもらいました。
目次だけを紹介します。
 ついでに「パーキンソン病の可能性もあるので、それも調べておいてくださいね」ということでした。
 めんどくさいので、まだ見ていませんが、もうこれ以上、計画的になりたくないけれど、仕方がないか……という気持ちもあります。実態も多少あります。
 とりあえずそのパンフレットの目次だけ紹介します。
 書いた人は病院長と2人の神経内科の教授でした。

【目 次】
1.神経内科とその特徴

2.主な症状と病気

(1)頭痛
(2)めまい
(3)しびれ
(4)脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
ア 脳卒中になった時
イ 発症・再発予防のためにできること
ウ 再発予防のための薬物療法
エ 脳卒中の前触れと「かくれ脳卒中」
(5)物忘れ・認知症
(6)神経難病
(7)脳卒中や神経難病の方の注意事項
(8)けいれん・ひきつけ・てんかん、意識障害
(9)遅延性意識障害

3.おわりに (目次転載ここまで)



 ところで話しをもとに戻しますが、私は根っからの無計画人間で、無計画大好き派ですから、一々計画しながら生きるなどということはたまりません。しかし考えてみれば、段々そうなり、あの世へ行くのでしょうね。
 だから年齢とともにやむをえずに段々不便になる所作、動作の中で、できるだけつぎのように心がけています。

(1)娘や秘書など、ふだんの私をよく知っている人にできるだけ一緒に行動してもらう。

 これは現実に助かります。その人は遠慮の必要な人でない方がよいでしょう。

(2)段々と、見えない、聞こえない、しゃべりにくい、不便な人間になりつつあるし、これは人間だれしものことだからそれを知って認めてくれよ……と周辺の人々にたえず言っておく。

(3)ひっくりかえって動けないなどのSOSを発しない限り、そんなびっくりしなくて気楽に対処してくれたらよい。たのむよ。
 できるだけ迷惑をかけたくないから……とたえずたのんでおく。

(4)一日に何回か気のはらない人への手紙を出す。ただ返事は不要だよ……と必ず書いて出す。=返事の必要な時は、返事ちょうだいね……としてFAXを送る。

 このようにしますと、かなり無計画で行けそうです。
 無計画人間というのは、しばられるのがいやだということですから、しばられることは、できるだけ人まかせにしてしまうということになります。
 以上のようなことで、私は80才のわりには、まだそんなにしばられない生活をしているようですし、きょうも4000字ほどの原稿を書こうときめて、それだけ決めただけで、ほぼ無計画に、このブログの原稿を書きはじめました。

 さいごに、うれしいのは励ましてくれる身近な人がいることで、これは本当に助かります。私は家内にどんなに救われているか分りません。
 「体重がへったよ」と言えば、「太っている老人はカッコ悪いですよね」
 「薬を服むとよく睡りすぎるよ」と言えば、「すべて神さまが見てくださっているから安心ですわね」 ……というごとしです。

 ともかくできるだけ気にしないで、自分をしばらないで、気楽にのんびり担当医の話しもほどほどに聞いて年齢と体調相応に自由に無計画に生きて行こうではありませんか。まあ、お医者さんとの付きあいは少ない方がよいですね。
                                          =以上=

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