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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2013年8月19日
『ザ・フナイ』を読もう

 最近の私は、決して体調がよい方ではないのですが、書くのが好きだからか、案外多くの文章を発信しています。
 まず、毎週月曜日にHPの原稿を書いて発信しています。
 ついで毎週第1木曜日に『FMC』の原稿を発信しています。
 さらに、毎月1回、月刊誌『ザ・フナイ』の巻頭言の「幸筆」や「主幹特別寄稿」を書いています。『ザ・フナイ』は翌月1日発行号が前月の20日すぎには出来上りますので、これだけで案外忙しいのです。
 この中の「FMC」は特定読者向き、毎週のHPは字数が4000字前後と少ないので、どちらも意を充分に書けず、そのためにどうしても私の主張は『ザ・フナイ』になります。
 『ザ・フナイ』は私と高岡編集長で作っているような雑誌で、私は自分の言いたいこと、知りたいことを、他の出稿者の文章で知ることにしています。
 1冊1500円ぐらい、いま1万部ぐらいの定期購読者、数千人の不定期購読者がいらっしゃいますが、主な書店では入手できるはずです。発売元は「船井メディア」です。
 ですから私が何にもっとも興味を持っているか、何を知り、何を主張したいかなどを、だれでも手軽に読める活字媒体の月刊誌です。なかなか好評ですので、8月号から出版数を2万部くらいにしようかと考えています。
 『8月号』を例にしますと、私の若いころといっても、もっとも活躍中のことを知りたいと思っていましたら、野々垣氏の特別寄稿がありましたし、向精神薬についても、知りたかったことを知りえました。
 それに毎月の定期執筆者は私の知人で、もっとも私の知りたいことを毎月書いてくれています。
 このように少し例にあげるだけで、『ザ・フナイ』にかける私の思いがお分りいただけると思います。
 「幸筆」は、その月のもっとも書きたいことをまとめたものですし、全体的に高岡編集長ともども力を入れております。
 ともかく執筆者全員の経歴と個性をぜひお知りのうえ、読んでいただきますと、より楽しい『ザ・フナイ』になると思います。
 執筆していただく人の人選には特に気をつけておりますので、執筆者名を見ればそれだけで、いま私や高岡が何を言いたいかがお分りいただけるとも自負しています。

 さて、私の住んでいる熱海は有名な温泉町ですから、日本人では知らない人はいないと思います。
 東京から100km、新幹線で1時間弱ですが、『ザ・フナイ』はこの町から生まれたのです。
 約10年前に都心から熱海の西山の山中に引っ越した私は、ここで何か生みたいなあと感じていました。
 いま、多分『ザ・フナイ』は70号ぐらいだと思いますが、駅からタクシーで10分間余の山の中の船井本社の熱海オフィスに船井メディアのオフィスも併設させました。
ついでに私の自宅も近くにつくりました。
 山の中なので、近所は坂道、夜は真っ暗になり、慣れない人にとっては、街灯も余りなく、お奨めのところではありません。
 しかし冬は暖かく、夏は涼しく、オフィスからは海(相模湾)も見えますし、その遠方には伊豆大島も見えます。
 落ちつきますし、庭の中には杉、桧(ひのき)、楠をはじめ、桜、モミジなど多くの巨木があります。多彩な植物が風にそよいでいます。
 山中なので虫が多いとか、あまり皆さんのおよびでないムカデ、ゲジゲジ、ゴキブリなど、多くの変な虫もいますが、鳥もいます。小鳥だけでなく、烏(カラス)も1−2羽、土鳩やうぐいすなどもいるもようで、まったく自然の中なのです。よくサルも出てきます。
 時々は霧が出たり、台風の大雨で庭の石がえぐられるなどということもありました。
 いろいろありましたが、ともかく「自然」がいっぱいなのです。
 そこで「自然」にぴったりした月刊誌を構想してつくりあげたのが、この『ザ・フナイ』なのです。
 はじめに親しい人で尊敬する人、約数人の人に集ってもらって、構想を話し、しばらくの間、定期的に書いてほしいとたのみました。彼らは副島隆彦さん、中矢伸一さん、ベンジャミン・フルフォードさんなどで、彼らはいまだに毎月、健筆をふるってくれています。
 慣れない山の中の生活なので、思いもしないいろいろなことが次ぎつぎとおこります。
虫類がきらいな家内のために、虫を除去するのは私の仕事になりました。
 結局、人間さま中心の「自然の雑誌」がよいというので、『ザ・フナイ』の第1号が6年ほど前に誕生したのです。
 ただ、その間、2006年に体調を崩し、半病人になった私は、2012年12月にさらに悪くなり、病人になるまで、だれにも気づかれずにいましたが、これなど目に常に入ってくる「自然の恵み」の景色のおかげのように思います。
 また病人ながら元気(?)に生きておられるのは、熱海の人なつっこい人々、それでいて他人に干渉しない観光地的な風潮のようにも思います。
 このようにして生まれたのが、自然の雑誌『ザ・フナイ』なのですが、高岡良子という最高の編集者を得て、おかげで愛され、発刊第1号から黒字を続けるようになりました。
それに実にフシギなことがあるのです。
 だれの記事、どんな内容の記事を次号に載せるかは、私と高岡で一応の吟味をしています。
 とはいえ、2人が知りたい記事が、毎号2−3編は必ず外部から持ちこまれてくるのです。
 したがって、サムシング・グレート(「神?」)が、雑誌づくりに力をお貸し下さっているのだと思えないこともないな……と一人悦に入っています。
 以上のような月刊誌が『ザ・フナイ』なので、ぜひ読者も今後とも御愛読、できれば拡販にお知恵をお貸しください。その点、くれぐれもよろしくお願いしておきます。
 なお、拡販、PRにつきましては、(株)船井メディアの服部専務が詳しいので、彼に連絡してもらいますと、スムーズに行くと思います。
 ではまた、よろしく。
                                            =以上=

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