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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2014年11月24日
聖なる約束U (※舩井勝仁執筆)

 以前にも紹介させていただきましたが、にんげんクラブのホームページに毎週水曜日アップで「舩井勝仁のウィークリー・レポート」を書かせていただいています。にんげんクラブの会員でなくても自由にお読みいただけますので、この「いま知らせたいこと」とあわせてお読みいただければ幸いです。ウィークリー・レポートの11月19日にアップしたもので、赤塚高仁さんとの共著『聖なる約束』の出版記念講演会の様子をレポートさせていただきました。

 今年関わらせていただいた方の中で、赤塚高仁さんはダントツナンバー1に「骨太な人」です。自分の周りの出来事をがっしがっしと噛み砕き、咀嚼してしまいます。「魚の骨まで食べると栄養になるよ」と小さい頃言われましたが、そのかたさを手ごわく感じ、尻込みしてしまいました。様々な人生の転機を経て身につけた赤塚さんの人生の噛み砕き方は、迷いのない豪胆さに満ちていて、傍らにいるものは思わず見とれてしまいます。

 そんな赤塚さんと会心の1冊が『聖なる約束』です。今年の春に赤塚さんが団長をつとめるイスラエルツアーに参加させていただきました。赤塚さんが旅行中に話される聖書の話に引き込まれ、聞き惚れ、これは「ぜひ本にしなければ!」という責任を感じました。しかし、旅の直後の興奮状態が少し覚めてから執筆にかかる方がいい本ができるという直感がありました。
 満を持して、きれい・ねっとのカリスマ編集者の山内尚子さんに相談したところ「2000年経っても、読み継がれてゆくような聖書のような本にしましょう」と言ってくださって、この本のタイトルが生まれました。
 日本は、神話を失いつつあります。いま、日本の親が子どもたちに諳(そら)んじて語れる神話がいくつあるでしょうか。このまま放っておくと国を失ってしまうのではないか? これが赤塚さんの問題意識の原点です。2000年ぶりに歴史上はじめて失った国の再建を果たしたユダヤ民族に学ぶことが日本が国を失わない一番の方法論だというのが、赤塚さんのテーマなのです。そして、赤塚さんはいままで3000〜4000年に渡って私たちの暮らしを支えてくれてきた聖書をバージョンアップして、これからの2000〜3000年に渡って伝えていくべき新しい聖書を作り上げていくことを大きな志とされることをこの旅で決意されたのです。

 しかし、この本の中で私が書かせていただいたこと、私の視点は、赤塚さんと決して同じではありません。「舩井さんが書き上げてきた章の原稿を読んで、正直胸が痛くなったわ」とのちほど赤塚さんが述懐されたほど、私と感じ方が違う場所もところどころあったようです。山内さんの編集方針はそんな私の異分子としての視点があるから、この本がより多くの人に読み継がれていくのだというものなのです。
 個人的には今年書いたものの中で、1番自分の中にしっくりと、そして今後の自分に投げかけるテーマがはっきりと見えた書籍です。お問い合わせはきれい・ねっとまで。書店よりも直接注文が確実ですし、いまなら送料が無料のようです。ぜひご一読ください。

 にんげんクラブのレポートに書いたように、11月15日にKBS京都ホールにて講演会がありました。10日前に主催者の方から集客が半分くらい、と聞いていたのですが、1週間を切ってから勢いがついて、当日は550名以上の方にお越しいただき満席になりました。
 オープニングアクトとして鬼太鼓座の演奏、そして赤塚さんが「僕の心のお姉ちゃん」と呼ぶ今野華都子さんにもゲスト登壇をしていただき、たいへん華やかな催しとなりました。
 赤塚高仁さんは、私欲ではなく、目立ちたいという気持ちや功名心からではなく、本当に神様からのメッセージを淡々とでもとても熱く語れる、現代の最高の語り部です。赤塚さんのブログにこんな言葉がありました

(引用開始)

言葉は、真理を表すものではありません。
真理の近くまで乗ってゆける乗り物のようなモノかも知れません。
真理の周りをぐるぐるまわるとき、最後は言葉を手放し、言葉を超えた世界に入らなければならないのでしょう。
それでも、言葉することを大切に進め、ひとつひとつの言の葉に命をのせて届けたい。
命をのせるから、い のり、 祈りでもあります。

(引用終了)


 赤塚さんの言葉に重みがあり、その発散するオーラに力強さがあるのは言葉を手放し、次元の扉を開く覚悟があるからだと思います。来年も赤塚さんとのコラボの予定を計画中です。お楽しみになさってください。

 ところで、船井メディアから毎月刊行している『ザ・フナイ』があります。創刊号からレギュラーメンバーだった中矢伸一先生の執筆が12月号で最後となりました。中矢先生と父舩井幸雄のエピソードは、この号に先生がくわしく書いてくださっていますが、中矢先生は父が一番大事に思っていた先生でした。
 先月の舩井☆SAKIGAKEフォーラムには、私の力不足(中矢先生の存在が大きかったので、いまの私では活かしきれなかったと夢の中で亡き父に言われました)でお呼びできませんでしたが、来年のSAKIGAKEにはぜひご登壇いただきたいと考えています。

 今週末ぐらいから年間購読いただいているお客様には順次お届けできる予定ですが、最後だけあって本当に力の入ったすばらしい寄稿をいただきました。購読いただいていない皆様にも、是非お読みいただければと思います。精神世界から、国際情勢、世界の歴史、経済まで全方位に読み解いていただき、読者の人気も高い連載でした。これまで長きにわたっての連載、本当にありがとうございました。
 『ザ・フナイ』では、これからも父の志を受け継いで、でも舩井☆SAKIGAKEフォーラムでまったく新しい世界をお伝えしたように新しいコンテンツも加えながら、世界中の子どもたちが幸せに生きられる社会、みんなが自分のやりたいことをワクワクしながらやれる社会、それでいてみんなが豊かに生きられる社会の構築を目指して、本当の情報をお伝えして参りたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
                                           =以上=

バックナンバー
2014.11.24:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】聖なる約束U (※舩井勝仁執筆)
2014.11.17:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】きれいな富士山に見守られながら (※舩井勝仁執筆)
2014.11.10:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】ありがとうございました (※舩井勝仁執筆)
2014.11.03:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】いまここに生きる (※舩井勝仁執筆)
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