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4月末に開催された日銀の金融政策決定会合でマーケットの期待に反して追加緩和策が発表されませんでした。それに失望した売りで日経平均株価は終値で16,666.05円と624.44円(−3.61%)も下がりました。午前中は追加緩和を期待した買いが先行していたので金曜日の高値から安値を引いた日中値幅は919円もあり、市場の混乱を表しています。また、為替も111円台から一気に108円台までの円高が進み、マーケットの期待を裏切ることでこのような状態になることを覚悟の上で決定した追加緩和の見送りだったと感じています。
これで日本の市場はゴールデンウィークに入りましたが、29日の海外市場は1ドル106円台前半までつけたようで、休みの間に混乱させるだけ混乱させてゴールデンウィークあけのマーケットはどうなるのかを見極めようという開き直りの姿勢かもしれません。このタイミングに金融政策決定会合が設定されていること自体も不思議な気がしますが、大きなトレンドで行くと参議院選挙が終わって夏の間ぐらいまでは大きな流れでは安定しているのではと個人的には考えていますので、黒田総裁もとりあえずは緩和策なしという期待外れのボールをマーケットに投げてみて、決め球を温存したというところかもしれません。
話は変わりますが、先日2,100円ラーメンというものを初体験しました。品川区にある「めん処 土田八」にいって「いちだいじ 魚魚魚(ぎょぎょぎょ)ラーメン」というメニューを食べてきました。
私はラーメンマニアではありませんので、上手なコメントはできませんが、麺もスープもこれまで食べたことのない、まさに「滋味」と表現したくなるようなラーメンでした。 食べた後は幸福感に満ち溢れ、身体がトリップしたような感じがありました。博多ラーメンは麺を替え玉しますが、私はスープをお代わりしたいと思いましたが、お腹がいっぱいだったのであきらめました。
塩、葱、鶏、豚、魚介、米、醤油等、食材の殆どを各地のアートテン農法で育てた農家さんから個別に仕入れていると聞いて、びっくりしました。世にラーメン屋さんは数あれど、そこまでしているところはそうそうないと思います。たしかに素材自体の旨味を最大限に引きだしていると思いました。アートテン農法はご存知の方が多いと思いますが、土の中の微生物を活性化させた良い土で育てた農作物になります。
いつもお世話になっているアートテンの高橋呑舟先生の『宇宙のしくみを使えば、すべてがうまくいくようになっている』(徳間書店)本の中で、土田八も取り上げられています。JR横須賀線の西大井駅が最寄りになります。2,100円ラーメン以外にも、手ごろな価格のラーメンがそろっていますし、カウンター8席と小さなお店ですが、家族でも入りやすいアットホーム雰囲気なので、近くに行くことがあれば、立ち寄っていただければと思います。
高橋呑舟先生の最新刊『私たちは死んだらここに帰ります』が徳間書店から発売になりました。私もお会いさせていただいたことがある、霊界と何度も行き来をしている、きたよしおさんとの共著です。広告に「あの世の話の決定版です」と銘打っている通り、下記のようなにわかには信じられない話が満載です。
「私たちは国と、3人の母親候補の中から選んで生まれてきます」
「地獄に行く人には特徴があります」
「心中した二人は、あの世で決して会えません」
私個人の感想としては、「死んだらどこへ行くのだろう」「自分も死んだら、天国でおばあちゃんと再会できるのかな」などと、子どもなら1度は考えたことのあるようなことが、読み進めてゆくうちに、腑に落ちて楽しかったです。読み終えた後は、なんとなく漠然ともっていた死への恐怖がなくなりました。
高橋先生の宇宙観のようなものも味わえて、新たにアートテン農法への視点も広がった気がしました。土田八の2,100円ラーメンも宇宙情報によって作られています。普通のラーメン容器で食べると内容は何も変わらないのですが、あまり美味しくないということで、専用の容器がわざわざ用意されているのです。いまの科学では分からないこともまだまだたくさんあるのですが、宇宙情報を活用して作られたアートテン食材やラーメンをこれからも楽しませていただきたいと思っています。
ところで、以前から紹介させていただいております舩井幸雄記念館ですが、現在準備を着々と進めております。コンセプトテーマも決まり、現地 熱海のしつらえもだいぶ固まってきました。正式なオープンの日時などは決定次第お知らせさせていただきますが、舩井幸雄記念館の理事をつとめてくださる大住力さんが、4月22日の朝日新聞の記事に紹介されていました。
東京ディズニーランドの母体であるオリエンタルランドに長く勤められたあと、大住さんは公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を立ち上げられました。「難病の子どもとその家族に夢を」には最高顧問として、聖路加病院の日野原重明院長も名を連ねられており、現在日本にいる、小児がんなどの長期療養を必要とする難病の約20万人の子どもたちのために活動されています。
新聞記事でも紹介されている大住さんが携わられたドキュメンタリー映画「Given〜いま、ここ、にあるしあわせ〜」は本当にいい映画でした。各地での自主上映の動きなども広がっているようですので、機会を見つけてぜひ見ていただければと思います。
=以上=
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