トップが語る、「いま、伝えたいこと」
ゴールデンウィークにたくさん本を読みましたので、久しぶりに最近読んだ本の中で、おすすめのものをいくつか紹介したいと思います。
1.大坪英臣著『心を使う右脳の空手』(風雲舎)
筋力を使わずに相手を倒す武術空手の本です。保江邦夫先生の名作『神様につながった電話』(風雲舎)に登場された大坪先生。風雲舎の山平社長は私が20代の頃からのメンターです。普段はあまり本を送ってくださらないのですが、私が読むべきだと思った本は何も言わず献本していただけます。65歳で武術空手を始めた大坪先生にはとても興味があったので、楽しみに読みました。
現在73歳、東京大学の名誉教授でいらっしゃいます。老人の冒険体験談ですと、謙虚に書いてありますが、ちょっとした精神世界の本を読むより、ずっとより「愛と調和」の世界が、エネルギーバランスを整え、可能性を引き出してくれるか……ストンとおなかに落ちる1冊でした
本書とはあまり関係ありませんが、『神様とつながった電話』に出てくるサムハラ神社は不思議な神社です。一番分かりやすい天下泰平ブログを貼り付けておきますので、岡山の奥の院とは言いませんが、大阪の立売堀にある神社には一度訪ねてみていただければと思います。
2.小原秀紀著『不動産の仕事〜ノルマやクレームもこの1冊あれば乗り越えられる』(かんき出版)
帯に「販売、仲介。仕入れ、賃貸・管理、マナーまですべて1時間でサクッとわかる」と書いてある通り、不動産業界のお仕事をされている方に役に立つ本です。実は、いま不動産業にとても興味があります。土地や建物のエネルギーと交流することが不動産業の基本中の基本と感じるようになったからです。いまは、あまりやらなくなったそうですが、にんげんクラブのこだまゆうこさんも趣味は不動産投資だと言っていたので、スピリチュアル系の方は実は不動産業に向いているのかもしれません。
著者はまったくスピリチュアルとは関係ありませんが、竹田和平さんがやっている「智徳志士の会」でお会いしました。本文の中に出てくる「やり方ではなくあり方を大切にする」という言葉、とても心に響きました。賃貸のプロフェッショナルとして業界で有名であることだけでなく、次世代のリーダを育成するために労を厭わない著者らしい言葉だと思いました。
こういったビジネス実用書は「何が書いてあるか」より「どんな経験を積んだ人が書いたか」の視点で選んだ方が絶対的に有意義な本に出合えるのは経験済みですので、そういった意味でとてもお勧めできる本です
3.野本裕子著、神津健一監修『医師もびっくり!認知症が治っている』(素朴社)
2015年1月から厚労省は、「オレンジプラン」という認知症患者が生活しやすい地域づくりの施策を開始したそうです。認知症は年々確実に若年化し、患者は増大しているようです。
老化現象と認知症の違いから、認知症予防のための生活習慣、食生活などもわかりやすく書いてあり、50代の私でもとても興味深く読みました。この本の監修者である神津健一先生はK・リゾレシチンの摂取を推奨されています。少々、宣伝めいてしまいますが
舩井グループの本物研究所で扱っている「Next K」は物忘れ、気分が沈みやすいといった症状から認知症までとても好評をいただいています。
船井本社グループのある幹部はとても上がり症で、人前で話すのを苦手としていましたが最近は堂々ととてもうまく話せるようになりました。コツを尋ねたら話す30分ぐらい前に必ず「Next K」を飲むようにしているそうです。本物研究所の佐野浩一社長がとても大切にしているサプリでもありますので、興味がある方はこちらをご覧ください。
4.小林健著『長生きしたけりゃ素生力をつけなさい』(マキノ出版)
昨年の 舩井フォーラムや『ザ・フナイ』でもご登場いただいた小林先生の本です。小林先生の半生がとても面白く読めます。10歳で30日の断食をした話、生涯5度の臨死体験をして生還した話など、不可思議なエピソードたっぷりで読み応えがあります。また、あの世の父が小林先生に贈ったいくつかの言葉は、あえてここでは紹介しませんが、ぜひ父のファンの方には読んでもらいたいです。
1000人あまりの100歳以上のお年寄りに取材した小林先生、「百寿者」に共通する「好きなものをちょっと食べて、嫌いなものは食べない。くよくよ考え込まないで明るく過ごす、調子の悪いときは水を飲んで寝て、トイレに行って何も食べなかった」法則はとてもいいと思いました。
小林先生が増川いづみ先生、船瀬俊介先生との共著で出された『これからの医療』(ヒカルランド)と合わせてお読みいただければと思います。
5.副島隆彦著『マイナス金利「税」で凍りつく日本経済』(徳間書店)
私は政治経済の基本を副島先生から教えていただきました。副島先生から学んだ大事なことは、例えば現在の実質的な世界皇帝は100歳のディヴィッド・ロックフェラーさんであるということです。本書にはそのディヴィッド・ロックフェラーさんの最近の写真が掲載されています。副島本の真骨頂は凄みのある写真とその脇に添えられている的確なコメントですので、そんな醍醐味が他にもたくさん味わえるだけでも手に取るべき本だと思います。
最近、導入されたマイナス金利は国民のことよりも国家のことを重要視している日銀の黒田総裁の焦土作戦(国民の生活を犠牲にして国債の暴落を防ぐ作戦)だと喝破されているのが本書のメインテーマです。私はどうすれば明るい未来を手に入れるかを考えていきたいという立場ですが、やはり副島先生の本はとても参考になります。
先月末の逆黒田ショックで高まっている金融経済の不確実性の原因を確かめるためにも有益だと思います。ちなみに今週の5月12日(木)配信の舩井メールクラブは副島先生に執筆をお願いしています。とても高額なメルマガですが、本当の情報を得ることは、お金がかかるか手間がかかるかは別にして簡単ではありませんので、何か感じられた方はぜひ会員になってみてください。
=以上=
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