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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2020年2月24日
和平さんの遺言 (※舩井勝仁執筆)

 株価は新型肺炎に対する懸念から売られるエネルギーは強く感じられるものの、ちょっと俯瞰して見れば不思議な上げを続けています。日本は欧米から見れば地理的には中国と一緒に見えますし、実際にクルーズ船での大量感染など、対応のまずさも指摘されていて、欧米市場に比べれば売られていますが、いまの水準をキープしているようなら、ここ最近のトレンドから見れば高値安定と見ることもできるのではないでしょうか。専門家の意見を聞くと、いままでの経験上は大きく下げに転じる局面だが、根強い買いの勢いが感じられるので思ったよりも下げないという話をしてくれました。
 ここに来て大きくトレンドが変わったのが、日本に対する見切り売りから来る円安が進んでいることです。
 米中貿易戦争や中東の緊張が売りのニュースになっていた頃は、有事の円買いでマイナス材料が出ると円高になっていたのですが、今回の新型肺炎に関しては、日本も当事国という見方をされていて円が叩き売られている状態だという解説が目につくようになってきました。残念ながら、日本の金融市場は欧米の投機家たちのシェアが70%あるというマーケットになってしまっていて、そういう見方が固まると日本売りが続く可能性が高くなります。
 日本が最悪の状態だったときは、株と為替と国債の全部が売られるトリプル安の状態になりました。私はこの時の印象が強烈なのですが、もしトリプル安の状況が顕著になって来るようであれば、かなり警戒を強めた方がいいのかもしれません。まだ、いまのところは金利が上がってくる(国債が売られると金利が上がってきます)状態ではないようなので、大丈夫だと思いますが、欧米の投機筋の情報を教えてくれる方からは、日本に対する印象が明らかに変わったというお話が流れてきますので気を付けた方がいい状況にはあると思います。
 ただ、円安は日本企業にとってはプラス材料になる割合が大きいので、それが株価の下支えの材料にはなると思います。株が確実に下がると確信できるなら、実は売りから入ることもできるのが株式市場ですし、これを誰よりも上手くやって儲けてきたのがヘッジファンドです。ただ、現金(預貯金を含む)だけを握りしめていてもリスクが高い世の中になってきましたので、しっかりと勉強してこの時代を生き残る術を身につけようという考えが大事なように感じます。

 私に相場のことを一番的確に教えてくれたのは故・竹田和平さんです。小川雅弘さんも一緒に共著で出した、「所得5倍増なんて簡単なこと! 智徳主義【まろUP! 】で《日本経済の底上げ》は可能 みんなが喜んで税金を納める人になるとなぜ民も国も繁栄するのか」(ヒカルランド)という本に、和平さんからの教えをまとめてありますので、興味がある方はお読みいただければと思います。アマゾンをチェックしたら電子書籍になっていたので、未だに読んでくださっている方がいるのだなと嬉しくなりました。
 この本はいまから5年前の2015年に出版されたのですが、和平さんは後5年で日本は壊れるかもしれないということをとても懸念されていました。和平流の世界観では、日本の歴史は80年サイクルで動いていて、80年前というと1940年、つまり翌年から太平洋戦争が始まるという段階にあるということになります。当時のことを調べると1940年(昭和15年)当時は陸軍の首脳でさえ、まさかアメリカと戦争などできるわけがないと考えられていたようなので、来年から戦争が始まらないという確証は、いまの状態から分かるわけではないのかもしれません。
 やはり和平さんの晩年にいろいろ教えてもらったという友人から久しぶりに電話をもらいました。和平さんが、亡くなる直前に言った通りの状況になってきたことがとても怖いという話しをしていました。「いまから5年後(つまり今年です)、こんなことが起こり始めたら、危ない。そんなときは、眞心(和平さんは「まろUP!」を提唱していました)がある人と情報を共有して、冷静に対処することが大切だよ」というお話をされていたそうです。
 それで思い出したのが、亡くなる前の父(実は和平さんと同い年です)が、いざという時は酸化還元電位を下げることがポイントになる、という話しをいつもしていたことです。父が生きていた頃は、かなり怪しい話しという分類でしたが、科学者の友人に聞いてみると、最近では科学の世界でもその有効性が認められてきているという話しです。最近、読んだ酸化還元電位に関する本で、一番面白かったのは、内海聡、松野雅樹、小鹿俊郎著「うつみんの凄すぎるオカルト医学 まだ誰も知らない《水素と電子》のハナシ」(ヒカルランド)です。
 実は、親しくさせていただいているわけではありませんが、3人とも面識があります。ここで紹介されている商品について自信を持ってお勧めできるほどの知識はありませんが、この様な商品が日本を救うのは間違いないような気がします。和平さんの遺言のように感じますので、ご一読されて、自分なりにお調べになることぐらいはぜひやっていただきたいと思います。
                                            =以上=

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