トップが語る、「いま、伝えたいこと」
9月9日(木)の日経平均の終値は3万8円19銭とかろうじて3万円台をキープして終わりました。この原稿は締切りと私の仕事の関係で10日(金)の早朝に書いているのですが、焦点は10日(金)の終値が果たして3万円を維持して終われるかどうかだと思いますが、このブログを読まれている皆さまは結果が分かっているのでちょっとうらやましく思います。父は、予想はするべきではないという意見を持っていましたが、このようなブログを書かせていただいているとどうしても予想をすることになってしまうのがジレンマです。
一方のアメリカ株はNYダウが9日の終値で4日続落となり、久しぶりに3万5千ドルを切って終わりました。2週間前に書かせていただいたように、これでもGAFA4社で日本の全上場企業の時価総額の総額よりも大きくなったのですから(ちゃんと調べていませんが、菅総理の退陣表明で日本株が上がったので、いまの時点では日本株の時価総額の方が大きくなっていると思います)、まだまだ高い状態にあると見た方がいいと思います。日本株は政治不安を市場が織り込んでいて、出遅れていたのが秋の総選挙で与党が勝ちそうだということで出遅れを取り戻している動きで、逆にアメリカはさすがに高くなりすぎているのを調整する動きが出てきたのだと思います。
あくまで私の印象ですのであまり根拠はありませんが、世界の投資資金の中で日本株が占める重要性は高くありません。言葉を選ばずに言うと、ウォールストリートの若いトレーダーからみるとどうでもいい市場に映っていると思います。だから、日本株が上げようが下げようが、世界の金融マーケットから見ればたいした問題ではありません。最近のよく勉強している若い日本の個人投資家にとっても、自分のポートフォリオに占める日本株の割合はそれほど大きくないので、実は日本株の下げは、政治に対するインパクト以外はあまり気にしていないと思います。
問題は、金融市場に大きな影響を与えるアメリカの株式市場の行方なのですが、こちらはさすがに上がり過ぎているし、アメリカはインフレの芽がしっかりと確認されるようになってきたので、金融緩和の縮小(テーパリング)や、金利の引き上げを検討せざるを得なくなってきて、こちらが株式市場に与えるマイナスのインパクトがどれほどのものなのか、世界のマーケットが固唾を飲んで見守っている状態だと言えると感じます。いろいろなシナリオが考えられますが、2024年ぐらいまでは乱高下はありますが、何とか問題先送りができるのではないかというのが個人的な見解です。
東京大学の生物学の教授である小林武彦先生の著わされた「生物はなぜ死ぬのか」(講談社現代新書)を新聞広告に魅かれて購入して読ませていただきました。個人的にいま、死というか終活について大変興味があり、この分野の本をたくさん読ませていただいているのですが、生物学から見た死とは何かという視点を持っていなかったので、とても面白いと感じました。
この本を解説するような力量は私にはありませんが、文系人間でもとても読みやすい内容になっているのでぜひ挑戦していただければと思いますが、簡単に言うと生物が死ぬのは種として変化に対応して生き残るためなのです。つまり、人間で言えば人間という種が環境に適応して生き残るために個体の我々は死んでいくのです。大きく言って生物が死ぬ原因は二つあります。ひとつはより大きい種によって食べられてしまって死ぬということと、身体が大きくなりすぎて食べるものがなくなり、つまり食べられなくなって死を迎えます。
種としては試行錯誤を繰り返し、多様な個体を作るのですが、環境に適応できない個体が死んでいき対応できた個体の子孫が生き残っていく過程を経て、種としての繁栄を迎えていくのです。ここまでは進化論で言われていることなのですが、役割を終えた個体は死んでいくことで種の繁栄に貢献しているということも言えるようです。例えば、子育てに労力をかけなくてもいい種は卵を産んだらそこで成体は死んで行きます。子育てが必要で、人間のように祖父母もそれなりに子どもの成長に貢献できる場合は、比較的長い人生を送ることになります。
ただ、それでも子孫の繁栄に貢献できなくなった時点で個々人は死を迎えることで新しい生命が活躍余地を広げていくために人間は死んでいくことになります。そして、どうも人間は死の意味を子孫に伝えていける段階にまで進化してきたようで、もはや一番大事なことは、いかに死んでいくかということに尽きるようになってきた気もします。人間の寿命が延びている意味なども考えさせてもらえましたので、いろいろな観点で生命の不思議を考えていただければと思います。
=以上=
2021.09.20:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】大丈夫。心配するな。何とかなる! (※佐野浩一執筆)
2021.09.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】生物はなぜ死ぬのか (※舩井勝仁執筆)
2021.09.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】地球を守れるのは、私たち自身です! (※佐野浩一執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。 2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了) 著書に『生き方の原理を変えよう』 |
佐野 浩一(さの こういち) 株式会社本物研究所 代表取締役会長ライフカラーカウンセラー認定協会 代表 公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事 あたみ・パンダの森ほいくえん 学園長 株式会社ヴォイス 代表取締役会長 他 1964年8月5日、大阪生まれ。大阪府立北野高等学校、関西学院大学法学部政治学科卒業。 大学卒業後13年間、私立中高一貫教育校の英語科教員として従事。2001年4月、株式会社船井総合研究所に入社。舩井幸雄より「人づくり法」の直伝を受け、企業幹部向け研修「人財塾」として体系化、その主幹を務め、経営者向け、社内研修向けに150回以上の講演、研修を実施した。2003年4月、株式会社本物研究所を創設し、代表取締役社長(現在会長)に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓もう、普及活動を行う。また、2008年にライフカラーカウンセラー認定協会を、2012 年5月には株式会社51 Dreams’Companyを、2015年9月に株式会社51コラボレーションズを設立。(2023年本物研究所と合併)さらに、2015年1月、舩井幸雄の思想、哲学を世に広めるために、公益財団法人舩井幸雄記念館を設立し、代表理事となる。2021年2月には、株式会社51メディカルを創業。そして、2022年11月、小規模保育事業B型として、「あたみ・パンダの森ほいくえん」を設立。学園長に就任。 2026年6月にヴォイスグループ5社を経営統合し、代表取締役会長に就任。現在に至る。 著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく 幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた 船井幸雄のすべて』(成甲書房)、『本物の法則』(ビジネス社)※船井幸雄との共著、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(きれい・ねっと)※舩井勝仁との共著、『幸せになる働き方の法則』(創藝社)、『舩井幸雄の魂が今語りかけてきたこと』(ヒカルランド)※矢山利彦氏、舩井勝仁氏との共著がある。 講演は、年間講演、研修多数。会社経営、学校経営、幹部育成、健康、食育、カウンセリング、話し方など、幅広いテーマで多数の講演を行っている。 |











株式会社船井本社 代表取締役社長



















