トップが語る、「いま、伝えたいこと」
少し、舩井幸雄のことを振り返りたくなりました。
「気のチカラ」「思いのチカラ」をイメージしつつ、ざっくばらんに今回は書いてみたいと思います。
いきなり、気のチカラとは何の関係もありませんが、幼いころ、ウルトラマンや仮面ライダーに思いっきりあこがれていました。変身したり、いろんな必殺技を繰り出す姿を目にしながら、「自分だってできたらいいなあ」と思っていたのです。近所の子どもたちと、「ヒーローごっこ」に興じながら、変身したのだから大丈夫と思って階段から飛び降りたら……。見事に、足首をくじいてしまったり……。
正直、不思議なチカラに真剣に憧れていました。
舩井幸雄との出会いから数年間、身近で「えいっ!」と気を入れて、具合の悪いところを治されたりする(※個人差があります)のを見て、素直に「自分もできたらいいな」と思い続けておりました。
そんなころ、かつての私の同僚が、「雲なんてすぐに消せるんですよ」とニコニコしながら、私にやって見せたことがありました。
すごい!
本当に消えてしまったのです。
「できない」という気持ちや否定的な心がどこかにあると“できない”と彼はいいます。それから、何度も試みたものの、消えるどころか、反対に大きくなってしまったりして、心の中の“不純物”の存在をしっかり認識することになりました。
時は過ぎ、株式会社本物研究所という新会社を任されることになりました。以前よりもずっと、舩井幸雄のことを知るようになり、不思議なこと、びっくりすることの体験も日増しに増えていたある日。
「あなたが消えると、みんなが青い空を見られるようになります。ありがとうございます!」って念じながらある雲を凝視していたら、「スーッ」と消えてなくなってしまったのです。
「すごい! これはすごい!」
自分でこの事実に心底感動していました。
大人になったからといって、ウルトラマンのようにスペシウム光線は出せませんが、こうした不思議な力って存在するんだと……。このとき、やっと舩井のいう「素直」の意味がわかった気がしました。まだまだ知らないことがいっぱいあるのだから、「そうかも知れない」と思って、まずは受け入れてみること。これが、舩井流「素直」の意味ですね!
それからしばらくの間、雲を消すことにずいぶん凝ったものでした。
とはいうものの、さすがに、富士山をすっぽり覆ったとてつもなく大きな雲は消せませんでしたが……。
さて、「手当て」という言葉。
もちろん、今では何かの治療を行うことを意味します。しかし、かつては読んで字のごとく、「手を当てる」ことが治療そのものを意味していたのだといいます。
そうです。ずいぶん昔から、「気」の力は認識されていたのです。舩井幸雄曰く、「世の中のすべてのものは振動している……。」微粒子も波動もエネルギーも、量子力学的に見れば、すべて同じなのだそうです。つまり、すべてのものは振動しており、それぞれが特有の波動を出していると考えられるといいます。
そこで、「波動の原理」。
舩井ファンなら、あたりまえにご存じのことです。
@同じような波動は、互いに引き合う。
A違う波動は排斥し合い、相殺する。
B自分の出した波動は、自分に返ってくる。
C優位の波動と劣位の波動があり、優位の波動は劣位の波動をコントロールできる。
人を好きになるのも、嫌いになるのも波動。何となく心地よい音楽や空間があれば、そうでないものがあるのも波動。類は友を呼んでしまうのも波動。いろんなものが、こうした波動の原理で説明すると、うまくいってしまうのです。気や波動も、いまではもう日常で目にしたり、耳にしたりする時代になりました。こうして見ていくと、私たちの日常はまさに波動の原理そのものです。
咳をして苦しいとき、背中をさすってもらうと気持ちがいいですよね。ボールが当たったりしたら、思わずさすってしまいますよね。「がんばったね」って、頭をなでてもらうと気持ちいいです。“手当て”だって、はるか昔から日常に息づいているのです。
実は、「思い」も“気”や“波動”に他なりません。舩井幸雄もそうですが、いわゆる成功者や成功哲学の先生方は、口をそろえて「思いは実現する」といっています。
先ほどの波動の原理で説明すると、悪いことを思うと、@やBの原理から、自ら悪い結果を引き寄せてしまったり、どんどん膨らんで悪循環を生んでしまったりします。反対に、よいことを純粋に思うことができたら、いつの間にかよいことをどんどん引き寄せることになるようです。
こうしたことは、意外にも流行りのビジネスノウハウ本に書かれているのを多く目にします。「ありがとう」という言葉は、間違いなくよい波動を生みます。だから、まず「ありがとう」を言っていただくために、「何か相手に喜んでいただけることを先にしよう」というのも、まったくこの考え方と同じです。これを、舩井幸雄は“ギブ&ギブの精神”と昔から呼び、実践し、勧めていたわけですから、まさしくこの世界の開拓者であり魁(さきがけ)だったのだと思っています。
人にダメージを与えたら、それ以上のダメージが返ってきます。人の足を引っ張ったり、悪口をいったりしたら、自分も同じ目に遭います。人にマイナスの波動を投げかければ、悪い波動が自分に返ってきます。結局、自分の身辺に起こることは、すべて自分の行動や思いがその原因をつくり、引き寄せていると考えられるのです。
そうだとすれば、自分に起きたことはすべて必要、必然。舩井は、「どんなことでも肯定的にプラスに受け止めて、感謝することができたら上手に生きられる」と伝えましたが、なるほどそのとおりだと、いつしか確信できるようになりました。
「思い」も“気”(=波動)ですから、このように思った瞬間から、よい波動が返ってきて、マクロに運がついてくるというのもよくわかる気がします。
思えば、いまの世の中は、ある意味、マイナスの波動に満ちているようにも感じます。舩井幸雄は、かつて、末法の世からみろくの世が訪れると伝えました。末法の世では、悪いことも、よいことも、とにかく強く思えば実現してしまう時代だといいました。みろくの世では、よいことやよい思いだけが実現される世の中になるのだと……。
ということは、まだまだ人の思いが、強くよいことだけを思える段階に来ていないのでしょうか……。21世紀に入り、そして、いよいよ風の時代に突入したといわれるいま。私たちの集合意識は、まだ大きな、根強く、根深い課題を生み出してしまっているように思えてなりません。
このいまのいま、いま一度、本当に大事なことは何かを知り、ものの善悪の本質を見抜く目を養いなさい……と。
思いは実現します。
そして、波動の原理はつねに働き続けているのです。
正しく活用、実現したいと念じます。
世界の平和、明るい未来も、皆が確信すれば、必ず実現すると信じています。
感謝
2022.05.23:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】異種を受け入れる (※舩井勝仁執筆)
2022.05.16:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】美意識を育む (※佐野浩一執筆)
2022.05.09:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】インフレと戦争 (※舩井勝仁執筆)
2022.05.02:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】勉強から学びへ (※佐野浩一執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。 2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了) 著書に『生き方の原理を変えよう』 |
佐野 浩一(さの こういち) 株式会社本物研究所 代表取締役会長ライフカラーカウンセラー認定協会 代表 公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事 あたみ・パンダの森ほいくえん 学園長 株式会社ヴォイス 代表取締役会長 他 1964年8月5日、大阪生まれ。大阪府立北野高等学校、関西学院大学法学部政治学科卒業。 大学卒業後13年間、私立中高一貫教育校の英語科教員として従事。2001年4月、株式会社船井総合研究所に入社。舩井幸雄より「人づくり法」の直伝を受け、企業幹部向け研修「人財塾」として体系化、その主幹を務め、経営者向け、社内研修向けに150回以上の講演、研修を実施した。2003年4月、株式会社本物研究所を創設し、代表取締役社長(現在会長)に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓もう、普及活動を行う。また、2008年にライフカラーカウンセラー認定協会を、2012 年5月には株式会社51 Dreams’Companyを、2015年9月に株式会社51コラボレーションズを設立。(2023年本物研究所と合併)さらに、2015年1月、舩井幸雄の思想、哲学を世に広めるために、公益財団法人舩井幸雄記念館を設立し、代表理事となる。2021年2月には、株式会社51メディカルを創業。そして、2022年11月、小規模保育事業B型として、「あたみ・パンダの森ほいくえん」を設立。学園長に就任。 2026年6月にヴォイスグループ5社を経営統合し、代表取締役会長に就任。現在に至る。 著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく 幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた 船井幸雄のすべて』(成甲書房)、『本物の法則』(ビジネス社)※船井幸雄との共著、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(きれい・ねっと)※舩井勝仁との共著、『幸せになる働き方の法則』(創藝社)、『舩井幸雄の魂が今語りかけてきたこと』(ヒカルランド)※矢山利彦氏、舩井勝仁氏との共著がある。 講演は、年間講演、研修多数。会社経営、学校経営、幹部育成、健康、食育、カウンセリング、話し方など、幅広いテーマで多数の講演を行っている。 |











株式会社船井本社 代表取締役社長



















