トップが語る、「いま、伝えたいこと」
学生時代は、本当に勉強が嫌いでした。
でも、大阪のいわゆる“進学校”に通っていたので、勉強しないと確実にお尻に火が付きます。結局、高2の春には、実際に火がついてしまい、1学年約600人いて、下から数えて一桁という順位となってしまいました。
危うく学校を辞めさせられそうになってからは、好きだの嫌いだの言ってられません。改心して、もう必死に勉強してなんとか卒業できたという高校時代でした。
結局、もっと勉強が嫌いになってしまっていました。
ところが、一浪して大学に入ってからは、不思議な感覚にとらわれるようになったのです。法学部政治学科に在籍したのですが、ちらほら自分の興味のある科目があり、その勉強はメチャクチャ楽しく思えるようになりました。一番興味深かったのは、「日本近代法史」という授業。ちょうど幕末から、明治に移っていく激動期に生きた、いわゆる幕末の志士に焦点を当てた授業で、何より先生が本当に楽しそうに話してくださいました。その先生の影響もあったのでしょうか……。あんなにも勉強が楽しく思えたことは、自分自身にとっても衝撃的な経験となりました。
それから、教員時代、舩井に入ってからも、勉強の醍醐味、愉しみをずっと感じられているのは、とても幸せなことだなって感じています。
そう……、やはり大人になってからの学びは、自分自身の意欲や好奇心、向上心で決まるので、面白いですよね!!
大人になってから、学びの意欲が湧いてくる……。
実は、これ、脳科学的に当たり前の現象なのだそうです。脳が構造上、「大人になった」という状態になるのは30歳頃だという説があります。もちろん個人差はありますが、学生時代の脳と30代からの脳とでは、脳の働き方が変わるようです。若いとき、つまり20代くらいまでの脳のほうが、イキイキしていて、脳としてもよく働き、だから物覚えもよかった……と、ある意味思い込んでいたでのすが、どうやら違うのだそうです。
脳の働きから言えば、大人になってからのほうが断然よく働き、記憶力、判断力、決断力など、あらゆる面から見ても、“学生脳”より“大人脳”のほうがレベルが上だと知って、心底ビックリしています。
大前提として脳科学的には、20代までの学生脳は、器官として未熟で未発達。脳が持っている本来の力をちっとも発揮できない状態です。
体力で考えてみると、よくわかります。
学生時代のほうが圧倒的に体力はありましたよね。どんなに動いても疲れにくいし、ちょっと休んだだけで回復できる身体を持っていました。しかし、たしかに体力はありましたが、できることは限られていましたよね?
体力が有り余る5歳児も、時速100qの球を投げることはできません。概ね、プロアスリートは体力があった高校時代よりも、大人になってから全盛期を迎えます。自分史上一番の記録が生まれるのは、体力があった若い頃よりも、大人になってからというのが一般的です。
脳力も体力とまったく同じなんだそうです。脳が成人を迎える30歳を境に、脳の機能はどんどん成長していくため、本来の脳の力を発揮できるようになります。
「若いころは勉強したいなんてまったく思わなかったけれど、今は学び直したい!」と思っているならば、それは脳がしっかりと成熟している証しだと言います。
「学びたい!」という意欲は脳にとって最高のご馳走なので、この機会に脳が喜んで働くようになる学び方を身につければ、まさに鬼に金棒です。
「そうはいっても、実際に物覚えは悪くなっている……。」
そう感じられている方も多いかと思います。私もまったく同じでした。
熱海の自宅隣に保育園「あたみ・パンダの森ほいくえん」をつくったので、保育士の資格を取ろうと1年ほど前に勉強を始めました。ところが、なかなか覚えられない……。しかも、全9科目のうち、なんとか8科目は合格したのですが、あと1科目が連敗中……。
このとき、「新しい学び方」と「新しいツール」に出会ったのです。
新しい学び方とは、「大人の脳の使い方」でした。
「ずいぶんアホになってしまった……」と思い込んでいたのですが、脳科学的には、記憶力は加齢によって下がらないそうです。「物覚えが悪くなった」と感じる原因は、すでに大人脳の仕組みになっているのに、まだ学生脳と同じ脳の使い方をしているからであると……。脳の新しいトリセツを理解する必要があると知ったのです。
脳というのは、連続性のあることにとてもよく働くので、何か一つのことを勉強するときは、常にそのことが頭の片隅にある状態をつくること。これが、大人脳の使い方なんです。
基本的には、3日も経てば記憶が薄れていきます。よって、週に1回、2時間、3時間と勉強するよりも、1日に10分程度の勉強を毎日コツコツ続けることがポイントです。短時間だけど、毎日、コツコツと勉強することで、学びたいことを常に頭の片隅に置いた状態にできます。勉強と脳の間に連続性を作っていくということです。毎日、海馬に情報を送り続けるわけですから、海馬はこの情報は重要だと判断しますし、そうなれば、学んだことが記憶に残りやすくなります。その上、視覚系や聴覚系の情報収集力も上がり、勉強している以外の時間にふと目にした情報を取り込んだり、そのことについて考える時間も増えたりします。勉強して仕入れた学びの点と点がつながっていく瞬間です。脳科学的に、自分が無意識の状態でも脳は連続性のあるものにきちんと反応し、それを攻略するように各脳番地が働いてくれるということです。
さて、もう一つ、決定的だったのは「新しいツール」との出会いでした。
その名は、「スーパーブレインワン」。
カンタンに言うと、脳をリラックスさせてくれたり、集中力を高めてくれたり……というツールです。きっと脳力を高めてくれる……。ワクワク、ドキドキしながら、箱を開けて、簡単なセッティングをし、イヤホンを装着すると……、「ぶーん」という音が聴こえてきます。左耳から151Hz、右耳からはそれよりも2〜9Hzずれた音を聴くことで、周波数のずれた音がビート音となって聞こえてきます。「ぶーん」といううなり音です。このうなり音が脳を刺激して、バランスを取るように働いて、脳波がα波やθ波になるという理論です。
ここで「ピン!」と来られた方もいらっしゃると思います。そうです。あの舩井幸雄がよくご紹介していた「ヘミシンク」です。つまり、ヘミシンク効果を生み出すツールということです。
実は、使っている脳って、どちらかに偏ってしまうのだそうです。それもストレスや脳力低下?の原因の1つだと言われています。なんと、10分程度聴くだけで、1時間瞑想したのと同じ状態に近づけるのだそうです。
ちなみに、「スーパーブレインワン」を使用することで、4つの脳波長帯を実現することができるようです。
@ミッドアルファ波
Aスローアルファ波
Bシータ波
Cデルタ波
勉強、仕事、スポーツトレーニング、ストレス解消、免疫力アップ、精神の安定、学習や記憶力の向上、願望実現、イメージ力アップ、直観力や閃き力アップ、氣功治療の効果アップ、神霊体とのコンタクト、超能力開発、不眠症や体調不良の改善など、モードを使い分けることで、幅広い活用法が生まれます。(*個人差がございます。)
詳しくは、本物研究所ホームページをご覧になってみてください。
https://www.honmono-ken.com/productlist/detail/?id=6435
というわけで、これからの学びがさらにさらに楽しくなりそうです。
令和5年度「後期保育士試験」第一次筆記試験の合格発表は、実は明日(11月28日)。ドキドキ、ワクワクしている今日この頃。
毎日10分の勉強と10分の「スーパーブレインワン」の使用。
もちろん、「同時」もありです!
「大人脳」の新しいトリセツを知って、学びを楽しんでみられませんか!
感謝
2023.11.20:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】犬の任侠小説? (※舩井勝仁執筆)
2023.11.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】本当の自由な生き方とは? (※佐野浩一執筆)
2023.11.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】現代の駆け込み寺 (※舩井勝仁執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長 1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。 2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了) 著書に『生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『未来から考える新しい生き方』(2011年 海竜社)、『舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年きれい・ねっと)、『チェンジ・マネー』(はせくらみゆき共著 2014年 きれい・ねっと)、『いのちの革命』(柴田久美子共著 2014年 きれい・ねっと)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(佐野浩一共著 2014年 きれい・ねっと)、『聖なる約束』(赤塚高仁共著 2014年 きれい・ねっと)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(朝倉慶共著 2014年11月 ビジネス社)、『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』(竹田和平、小川雅弘共著 2015年 ヒカルランド)、『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(中矢伸一共著 2016年 きれい・ねっと)、『聖なる約束3 黙示を観る旅』(赤塚高仁共著 2016年 きれい・ねっと)、『お金は5次元の生き物です!』(はせくらみゆき共著 2016年 ヒカルランド)がある。 |
佐野 浩一(さの こういち) 株式会社本物研究所 代表取締役社長 株式会社51コラボレーションズ 代表取締役会長 公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事 ライフカラーカウンセラー認定協会 代表 1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。 著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 |