船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:渡邉 圭介
舩井幸雄.comをご覧の皆様、こんにちは。
イリアール株式会社の渡邉です。
それは正月休み最終日のこと、すっかり使用しなくなっていたメールを開いたところ、1通のメールが届いていました。私が19歳の時に舞台でお世話になっていた師からのメールでした。私が生徒として通っていた後も舞台のお手伝いなどで関わらせていただいたのですが、私が仕事等で忙しくなったこともあり、10年前に行ったお手伝いを最後に、顔を出す機会が無くなってしまいました。
懐かしさと、次の舞台のお知らせかなという気持ちで届いたメールを開いたら、全然違っていました。
内容は私に対するお詫びでした。
最後のお手伝いの際に私が起こしたミスに対する叱咤が言い過ぎたものであり、それに傷ついた私が以来顔を出すことが無くなってしまった、そうしてしまったことへの謝りの内容でした。
正直に申しますと、お手伝い中での失敗自体は覚えておりますし、未熟さに反省はしておりましたが、実は叱咤を受けた記憶が全くありません。そもそも何か失敗をして叱咤を受けたことに対し、原因がまぎれもなく自身の不注意によるものであれば申し訳ないという気持ちと反省はもちろんありますが、傷ついたり、憤慨したりすることはありません。
師はずっとそのことを気にされていて、またお会いしていない間に大病を患っていたとのことが書かれていました。
とても大きな衝撃を受けました。
それは大きな誤解であること、相手に多大な心労をかけてしまっていたこと、そして一生徒であった私をずっと気にかけてくださり、今回謝罪の告白をしてくれたこと。
メールが1ヶ月以上も前に届いていたこと。
直ぐに遅くなってしまったお詫びの返信と共に、これまでの私の経緯を書きました。環境が忙しくなったためにお手伝いが出来なくなったこと、次の公演のお知らせがポストに届く度に行きたいなと思いながら中々実行に移せなかったこと、そして舞台で教えていただいたこと、作品に少しでも関わることができたことは今でも感謝と誇りに思っていることも。
先日師から返信をいただきました。
重い荷物を下ろすことができたとの言葉に安堵とやはりずっと負担を抱えさせてしまった事への申し訳ない気持ち、そして結果的には誤解だったとはいえ自らの過ちをずっと背負って、責任を放棄することなくお詫びをするということができる師に改めて尊敬の念を抱きました。
また近いうちにお会いしてお話しする機会を設けたいと思います。
ご無沙汰になっている方にお会いすることで、思ってもみない発見が得られるかもしれません。新しい御縁だけではなく、今まで培ってきた繋がりも大切にしていきたいと思い直した次第です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
41周目:「勉強させていただきます」
42周目:「過去からの発見」
43周目:「年末年始のリフレッシュ」
44周目:「良いモノ探し」
45周目:「ヒーローの定義」
46周目:「食事を通じて身心を清める」
47周目:「ちいさなアピール」
48周目:「蝉の耳障り」
49周目:「舩井フォーラム2017ありがとうございました」
50周目:「立ち位置」
51周目:「腫れものに触れる」
2018.01.29: 10年越しの
2018.01.26: ありがとうございました
2018.01.25: よもやま話・・・静岡市の方に朗報です!!
2018.01.24: 学びの一年に
2018.01.23: 祓いの実践
2018.01.22: 相撲界が荒れると土地も荒れる!
2018.01.19: 会津への旅
2018.01.18: 老人の取扱説明書
2018.01.17: 数字のエネルギー
2018.01.16: 舩井フォーラム『ザ・ファイナル』開催のお知らせ
宇宙は、よろこびそのもの 〜どんな人生にも光は当たる〜
2018.01.15: 笑う門には福来る!
2018.01.12: 未来食堂
2018.01.11: イスラエルに行き感じたこと
2018.01.10: 2018年のスタートとして…
2018.01.09: 生命の樹(カバラ)と日本の至高、言霊