船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
<「原因」と「結果」の法則の書籍を読んで・・・前編>
2021.4.22(Thu)
社名:(株)本物研究所 執行役員兼マネージメントチームマネージャ
名前:坂本 眞一

皆さんこんにちは!
コロナ禍において、書籍を読む量が増えているのは私だけではないと思います。
様々なジャンルを読むことが好きな私ですが、再度何回も読んでいる書籍の感想を述べたいと思います。
この「原因と結果の法則」という本は、多くの成功哲学・成功法則の元になった考え方であり、アメリカの繁栄の源流になった思想であると言えると思います。
作者はジェームズ・アレンであの「聖書」の次に世界中で読まれていると言われています。
とにかく、名言だらけで心に染み入ることだらけです。今回は多数ある中の5つの言葉の感想を述べたいと思います。
・私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。
それが、「原因と結果の法則」といわれるものです。
原因と結果の法則は絶対であり、変えることはできません。
そして、誰に対しても同じように働きかけているというように、正義と公平さによって成り立っています。
普段気にしていなくても、私たちはこのような確かな法則があると心の奥で信じているから、努力のしがいがあり、多くの人も頑張っていけるのではないでしょうか。
人生を投げやりになるのは、不公平感に囚われてしまっている時です。
一定の法則があり、それが秩序あるルールとなっているので私たちは自分の行動の結果に責任をとることもできるのではないでしょうか。

・私たちは自分が考えているとおりの人生を生きているのです。
私たちは、自分が考えてきた結果として、今の人格をつくってきました。
それは、崇高なものから獣のようなものまで、様々なレベルで表れています。
素晴らしい人格を築くには、正しい思いを選び、めぐらしつづけることが必要であり、それが、正しい行いとなり、よき人格という結果として表れてくるのです。
どのような人格を創るかは、自分の責任として任されているのです。

・人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である

アレンは、この言葉のなかには、私たちに対する神からの信頼と約束が込められていて、これ以上に私たちを喜ばせる言葉はないと言っています。
私たちには、全てのもの、全宇宙を創造する力はなくても、自分自身を思いのままに創造して創り上げていく力を与えられているという事実が、神から愛されている証拠であり、人間としての自信の根源になるということなのでしょう。
創造する力というと大きなものと考えてしまいますが、過去の考え方の積み重ねの結果として、今の考え方相応の現実が現れているというのも創造の力の働きと言えます。
私たちは、自分が考えているとおりの人生を自ら創り上げているのです。

・私たちの環境を構成しているさまざまな状況は、どれもがみな、それぞれに、私たちの人格を構成する特定の重要な要素のあらわれである。
環境は人格の中の特定の重要な要素を表しているということですが、これは、自分自身がどういう特徴を持った人間であるかを表しているのであり、重要な要素というのは、人格的欠点、いびつなものという「足らざるところを教えてくれている」または、逆に「長所を教えてくれている」と考えることができます。
そこからは、進歩するための最適な環境にいるという解釈が成り立ちます。
それは、人格を向上させるために最適な環境が現れてくるというように考えてもよいでしょう。
足らざるところを克服すると、次の新しい学びの場が現れる。
長所をさらに活かしても、次の新しい学びの場が現れるというならば、私たちは進歩し続けるしか道はなく、思いが全ての始まりであるならば、思いの進歩の方向は人格を向上させるということになります。
現代では人格を向上させるといってもピンとこないかも知れないので、それぞれの立場においてより良い人になるように心がければよいのではないかと思われます。

・良い思いは良い実を結び、悪い思いは悪い実を結びます。
私たちは、自分が望んでいるものというよりも、自分の持っている思いと同種のものを引き寄せます。
口先だけのきれいごとや、単なる夢物語は実を結ぶことはありません。
望んでいる結果を得るには、結果にふさわしい思いを持ち行動する必要があります。
例えば、立場が上だという理由だけで尊敬されたいと望んでいても、威張っているだけでは尊敬などされません。
望みが叶えられないのは、それにふさわしい人格を築く努力をしていないからです。また、努力していないならば、尊敬されたいなどと願わぬことです。

すべて、心に染み入る言葉を糧に今後も精進していこうと思えるものばかりです。次回は後半部分と最後の感想を述べたいと思います。


3周目:「我以外皆我師」
4周目:「中村天風氏教義・心身統一法」
5周目:「心身統一法実践編」
6周目:「中村天風式のヨーガとは…」
7周目:「私の好きなパワースポット」
8周目:「イルミネーションを見ながら感じること」
9周目:「偽証罪も動かぬ証拠が・・・」
10周目:「佐々木了雲先生に学ぶ」
11周目:「金融のプロから学ぶこと」
12周目:「一流になるためのコツとは・・・」
13周目:「「運命を拓く」を読んで <人間の心の在り方が人生を支配する>」
14周目:「マヤ暦とマヤ文明について」
15周目:「日本のTPP参加にてアメリカの圧力を感じること」
16周目:「砂糖が持つ依存症とは・・・」
17周目:「〜哲人・中村天風氏の人生観〜人はどう生きたらいいの?」
18周目:「河村武明さんから学ぶこと」
19周目:「バクテリアで身体をいつまでもハツラツと!」
20周目:「〜素頭をどう鍛えるかで人生が変わる〜」
21周目:「未来への言霊を読んで」
22周目:「『舩井幸雄を想う』を読んで・・・」
23周目:「不変のマーケティングとは……」
24周目:「衝撃の未来と新しい働き方とは?」
25周目:「小山会長(前船井総合研究所会長)の勉強会を受けて」
26周目:「スポーツから学ぶこと」
27周目:「マズローの神髄とは……」
28周目:「政木フーチから学んだこと・・・」
29周目:「竹布の素晴らしさとは・・・」
32周目:「元船井総研の小山会長の勉強会を受けて」
33周目:「ワールドカップラグビーからみる日本人の在り方」
34周目:「政木フーチの真髄を知る……」
35周目:「本物研究所が取り組んでいること」
36周目:「「ベストセラー作家 ひすいこたろう氏の講演会」に参加して」
37周目:「食を理解して、健幸に生きよう!」
38周目:「波動の第一人者 山梨浩利氏の講演会の感想その1」
39周目:「メンタル&スキルによってプロを目指す・・・」
40周目:「リオ・オリンピックで一番感じたこと」
41周目:「運命を拓くとは・・・」
42周目:「中村天風氏の「ほんとうの心の力」とは・・・」
43周目:「中村天風氏の「ほんとうの心の力」とは・・・第2弾」
44周目:「中村天風氏のほんとうの心の力とは・・・」
45周目:「中村天風氏のほんとうの心の力とは その3・・・」
46周目:「運命を拓く」
47周目:「藤井聡太四段から学んだこと…」
48周目:「やってみました!1日1食 長寿遺伝子が微笑むファスティングを実践して その1」
49周目:「やってみました!1日1食 長寿遺伝子が微笑むファスティングを実践して その2」
50周目:「〜天風氏の心にしみる7つの言葉(第1話)〜」
51周目:「〜天風氏の心にしみる7つの言葉(第2話)〜」
52周目:「新時代は健康のキーワードは抗糖化へ…」
53周目:「新入社員を迎える上で人財とは」
54周目:「新時代は健康のキーワドは抗糖化へ PART2」
55周目:「居酒屋さんでも健康提案」
56周目:「PLANの目的と立て方について」
57周目:「2018年本物研究所 感謝祭を終えて」
58周目:「あのホリエモンの発想力と行動力は素晴らしい」
60周目:「中村天風 言葉には強大な力が宿っている」
61周目:「人生の岐路にたったら この本を読んでみよう!」
62周目:「『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』を読んで その➀」
63周目:「『そしてフェイク経済の終わりが仕組まれる』を読んで そのA」
64周目:「「OODAループ」と「PDCA」の違いについてPART1・・・」
65周目:「「OODAループ」と「PDCA」の違いについてPART1・・・」
66周目:「米大統領トランプ来日と真実の日本史について」
67周目:「すいません、ほぼ日の経営の書籍をみて・・・」
68周目:「熱中症対策について」
69周目:「ルパン三世から自由を学ぼう!〜自分を大切に、人に優しく〜」
70周目:「〜理想の上司を目指して〜」
71周目:「アドラー心理学書籍「嫌われる勇気」の感想文」
72周目:「光本勇介氏「実験思考」の感想文」
73周目:「「漫画バビロンの大富豪の教え」を読んで…」
74周目:「Fukushima 50を見ての感想」
75周目:「<リーチ マイケル>現在の生活とコロナ禍で求められる『ONE TEAM』についての感想」
76周目:「夏の甲子園中止で失うもの、得るもの」
77周目:「わが町の史訓 新渡戸稲造について」
78周目:「渋沢栄一の「論語講義」を読んで」
79周目:「ドラマ『半沢直樹』が倍返しで面白くなるかもしれないポイント」
80周目:「塚澤健二氏の『暴落はまだ終わっていない!』のまとめ」
81周目:「「コロナの明日へ」を読んで・・・」
82周目:「ストレスに負けない心と体をつくる!」
83周目:「マーケティング3.0が目指す世界観とSDGsについて」
84周目:「『「与える人」こそ成功する時代』を読んでの感想」

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