船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
『幸田露伴』から学ぶこと
2021.12.14(Tue)
社名:(株)本物研究所
名前:浜崎 大輔

みなさまこんにちは。(株)本物研究所、営業部(トレーディング兼任)の浜崎です。入社して19年になります。都内江戸川区在住25年です。江戸川区をこよなく愛してます。目指せ減量ということでいろいろ挑戦してます。一日5キロ以上のウオーキング、カロリーのコントロールです。ウオーキングは出勤日には会社のある駅から2駅ほど前に下車して会社まで歩いたり、在宅期間は仕事が終わった夜に近所を2時間ほど歩きます。
どれくらい歩いたのかはスマホの中に入っている健康アプリで分かるんですが、使い始めた約2年前から6394キロ歩いてました。
東京からシンガポールまで5000キロだそうです。

私はウオーキングを継続するためにいくつかアプリを使っています。歩くとバーチャル上にモンスターが出てきて倒していくとレベルがあがるRPGや、一定期間の目標を達成すると無料でジュースがもらえるアプリや、同じくショッピングモールのギフト券と無料で交換ができるアプリも使っています。広告投資に協力するという条件もありますが、今までジュースを3本、6000円のギフト券をプレゼントしてもらいました。この手のアプリのメリットは同時に使ってもその分プレゼントがもらえるということです。
今や健康への行動がお金になるという面白い時代になりましたね。


幸田露伴は 『五重塔』『運命』などの文語体作品で文壇での地位を確立し尾崎紅葉とともに紅露時代と呼ばれる時代を築いた近代文学を代表する作家です。

その文豪、幸田露伴は自分の家を「カタツムリの家(蝸牛庵)」と呼んでました。それは自分の身ひとつでどこへでも行くという意味で何度も住まいを替えました。

一番長く住んでいた地域は東京都墨田区です。旧居の跡は今、カタツムリを模(かたど)ったオブジェのある児童公園になっています。

幸田露伴は幼少期は病弱で、経済苦で学校も中退しています。それでも学ぶことは止めず、読書に励み、漢詩や漢字にも親しんでいました。

それこそカタツムリの歩みのような努力を積み重ねてきたといえましょう。
墨田で書き上げた「努力論」にこのようなくだりがあります。

「努力より他に吾人の未来を善くするものはなく、努力より他に吾人の過去を美したものはない」(岩波文庫)

ガンジー曰く「善いことというものは、カタツムリの速度で動く」とあります。

だれでも理想が大きいほどゴールは遠く、道は険しいことはあるでしょう。日々の歩みに歯がゆさを覚えることもあるでしょう。しかし前進をとめてしまえば何事も進まないでしょう。

「足元へ いつ来たりしよ 蝸牛(かたつむり)」(小林一茶)
たとえ地味であっても、一歩一歩と着実に進むことが、偉大なる勝利の母となる。

誰が見ていなくとも自分の勝利を仰ぎ見るその日まで自らの努力の歩みを止めずにいきましょう。


62周目:「ベトナム展示会の報告(1)」
63周目:「ベトナム展示会の報告(2)」
64周目:「ベトナム展示会の報告(3)」
65周目:「経営者的思考を持とう。」
66周目:「玄米は炊飯器より美味しい炊き方があります。」
67周目:「ハチの実験」
68周目:「新しい事務所で思うこと」
69周目:「アンパンマンから学ぶこと」
70周目:「武田信玄から学ぶこと」
71周目:「『注文をまちがえる料理店』から学ぶこと」
72周目:「『ロウソクの科学』から学ぶこと」
73周目:「『QRコード』から学ぶこと」
74周目:「『南アフリカ』から学ぶこと」
75周目:「『全国高校サッカー選手権』から学ぶこと」
76周目:「『丘みどり』さんから学ぶこと」
77周目:「『障がいのある人』から学ぶこと」
78周目:「『炎鵬』から学ぶこと」
79周目:「『発する言葉と聞く姿勢』から学ぶこと」
80周目:「『頑張る』から学ぶこと」
81周目:「『人・本・旅』から学ぶこと」
82周目:「『藤井聡太七段』から学ぶこと」
83周目:「『落語家林家木久扇』から学ぶこと」
84周目:「『テルマエ・ロマエ』から学ぶこと」
85周目:「『小学生のとある行動』から学ぶこと」
86周目:「『全集中』から学ぶこと」
87周目:「『武田信玄』から学ぶこと」
88周目:「『志村けんさん』から学ぶこと」
89周目:「『パーシビアランス』から学ぶこと」
90周目:「『井上康生監督』から学ぶこと」

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