船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
「カバラ」に興味を持った、そのわけは?
2022.3.3(Thu)
社名:(株)51コラボレーションズ
名前:服部 真和

(この写真がカバラ・センターを見つけられなかった時のものです)

イスラエル・ツアーのツファットでのカバラの話

皆様、こんにちは!いつも本コラムをお読みいただき誠にありがとうございます。

さて、今回は「カバラ」について書いてみようと思います。カバラとはユダヤ教の秘教(密教)と言われ、口伝で伝わってきたもの。カバラには「生命の樹」という独特の形をした神秘的な図形があります。

なぜ、私がカバラに興味を持ったかといいますと、2点あります。
まず、ひとつめはイスラエル・ツアーを企画する機会があったこと。イスラエルとは2,000年間、流浪の民であったユダヤ人が建国を許された世界的にも新しい国。そこにはエルサレムというユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3大聖地がある信仰における世界的に最も重要な場所を持ち、また中東の火薬庫と言われてきたように騒がしい都市があります。

私は秘教という響きを持つと、なにかゾワゾワしてしまうので、イスラエルにはカバラに関することもあるかもしれないと思ったのです。調べるとツファットというかつてカバラが栄えた町があることがわかりました。そこにカバラ・センターなるものがあり、ぜひそこに行きたいと思ったのです。そこで、ツアー企画の視察としてイスラエルに飛びました。

どうしてもツファットに行きたい。そうお願いして連れて行ってもらいました。しかし、残念なことにその日はシャバット、いわゆるユダヤ教の安息日にあたり、一切の労働はダメという日で軒並み商店は閉まり、人も歩いていません。カバラ・センターはどこだ?どこだ?と歩いたのですが、わからず仕舞い。しかしふと街の地図看板を見ると、そこにカバラの「生命の樹」の記号が書かれてあるのを見つけました。

その時、この「生命の樹」の図形について頭に刻み込まれました。残念ながら地図をみてもカバラ・センターはわからず、次のスケジュールがあったので断念してツファットを離れたのですが、たしかにユダヤの国にあの「生命の樹」の図形があったという印象が、カバラとは?という問いのきっかけになりました。

そして二つ目は、世界における宗教構成比で、キトスト教とイスラム教を信仰する人は世界人口の50%いると言われています。つまり世界の半分の人々がこのどちらかの宗教の影響を受けているということ。ところで、このキリスト教がゴッドと呼ぶ神、イスラム教がアッラーと呼ぶ神は、実は同じ神を指しているというのを、皆様はご存じでしたか?

それはアダムとイブ、ノアの箱舟・・・といったユダヤ教のベースとなっている「旧約聖書」が、キリスト教、イスラム教の出発点になっているのです。なので、ユダヤ教のヤハウェもキリスト教のゴッドも、イスラム教のアッラーも実は同じ神を指していることになるのです。キリスト教とイスラム教の紛争は兄弟げんかをしているようなもの?

そしてこのカバラは、その世界2大宗教がベースとなっているユダヤ教の秘教(密教)であるということ。密教とは秘密の教えなので、書物といったものに残すのではなく、師から弟子へと口伝で伝えられていくもの。これは仏教においても密教は大切な部分は口伝で伝わっていくのと同じですね。

つまり2大宗教の出発点である「旧約聖書」を信仰しているユダヤ教の秘教、2,000年もの間、ディアスポラ(流浪の民)となりながらも、それも口伝で伝わってきたこと、その過程においてタロット・カードや占星術、数秘術、オーラソーマなどに影響を与えてきたこと、さらには、日ユ同祖論も言われているようにカバラと神道との類似性などを聞くにつけ、カバラとは? という問いが深まったわけです。

そうしたこともあり、51コラボではカバラに関する講座をいくつか実施してきました。調べると50時間以上もあります。この冬に新たに、カバラと四柱推命、カバラとプラネット(惑星)、カバラと不思議の国のアリスの関係性の講座を撮影したので、すべてをまとめて、受付期間限定(2022年3月1〜3月31日)で、「カバラ・アカデミア」として、すべてのコンテンツを配信することとしました。それを8分程度の映像にまとめたのですが、よくぞここまでと思ったりします。

全体像がわかる約8分の映像
https://www.youtube.com/watch?v=r2AGq7WWtA4

その「カバラ・アカデミア」の詳細はこちらとなります。
https://51collabo.com/?page_id=35931

ちなみに上記に書いたカバラ・センターですが翌年の本番ツアーで、訪れてユダヤ人のカバリストの話を聞くことができました。この「カバラ・アカデミア」にもその映像が収録されています。

不思議ですね。上記に書いた2点のきっかけが、このように数年後にまとまるなんて・・・。ここまでヴァラエティに富んだものはないなと思います。映像以外に電子書籍もありますが、日本を代表するカバラの先生が同一書物内(電子ですが)で並んだことがないのですから、とてもとても小さい世界ですが日本初 (笑)、そんなわけなので、きっとこの講座には、何か発見や気づきが多々あると思います。


2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
60周目:「女神の時代へ」
61周目:「フェニックス=火の鳥=鳳凰」
62周目:「不思議大好き!知られざる日本」
63周目:「今、最も注目される哲学者は何を語るのか?」
64周目:「奇想のクリエイティブ」
65周目:「熱き心の姿勢が多くの人に希望の火を灯す」
66周目:「チベット死者の書」
67周目:「100年以上前にチベットで修業した僧侶の話」
68周目:「世界にはすごい聖地があるもんだ」
69周目:「極限状態から起こる気づきの嵐」
70周目:「ミャンマーに行ってきました」
71周目:「ヴィパッサナー瞑想の聖地へ」
72周目:「魂が喜ぶ瞬間へ」
73周目:「イスラエルを巡る3つの謎」
74周目:「幸運は準備している人に訪れる」
75周目:「ゴーイチプレミア」
76周目:「協力と情報共有」
77周目:「オンライン化の波」
78周目:「魔術的要素があるという古代ルーン文字」
79周目:「数字の持つ神秘な側面」
80周目:「エジプトに注目」
81周目:「女神の知恵を取り入れていく時代へ」
82周目:「エジプトの息吹を感じる」
83周目:「聖書に隠された数の暗号の秘密とは?」
84周目:「カバラって複雑で難しいけど興味深い」
85周目:「紫微斗数(しびとすう)ってご存じですか?」
86周目:「コロナ禍の状況下、絶体絶命下で開かれた叡智の光がヒントになる?」
87周目:「私という謎と数の関係性」
88周目:「ケルト文明の謎に惹かれて」
89周目:「アーサー王伝説について」
90周目:「2つの「死者の書」と死んだらどうなるのか?」
91周目:「ケルト巡り」
92周目:「黒い聖母マリアとケルト」

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