船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
会長新著から、『謙虚に自然体で』
2006.6.6(Tue)
社名:(株)船井本社 秘書室・管理室
名前:重冨 嘉代子

『気の力』(海竜社刊)

『昭和史からの警告』(ビジネス社刊)

 皆さま こんにちは。
 梅雨入りまでわずかな季節となりましたが、いかがお過ごしでしょう。
 弊社のある品川オフィスは、東京湾に近いということもあり、初夏をおもわせる心地よい風がときおり吹きぬけ、爽やかな気分になります。

 私は、秘書室・管理室に所属し、秘書室長の秘書業務、このホームページ(船井幸雄.com)の編集、月刊誌(月刊フナイメディア)の原稿作成などを担当しております。また、この6月より、船井会長の主宰する「直感力研究会」の事務局を担当することとなりました。この研究会にご興味をお持ちの方が、おられましたら、是非(秘書室・しげとみ 電話03−5782−8110まで)お問い合わせいただけると幸いです。船井会長が20年来研究を続けてきた「直感力」の為のこの会は、毎回ゲスト講師をお招きし、会員の皆さまと和気あいあいとした雰囲気の勉強会となっております。

 さて、日頃船井会長は、講演活動に忙しくしていますが、執筆活動にも同じく全力を尽くし、そのスピードも変わることのない日々です。今月から来月初旬にかけては、著書(共著を含む)が4冊発売されることとなりました。
@ 『気の力』(海竜社)船井幸雄・岡崎久彦共著 
A 『昭和史からの警告』(ビジネス社)船井幸雄・副島隆彦共著
B 『これから5年、いよいよ正念場』(徳間書店)船井幸雄著
C 『船井幸雄 生きざまの原点』(グラフ社)(復刊)船井幸雄著

 これまでに出版された会長著書(共著を含む)は、300冊を超えますが、なかでも今回のように4冊が、ほぼ同時期発売となるのは、珍しいことだと思います。この4冊のテーマは、それぞれ異なりますが、共著された先生方は、奇遇にも現在の“船井幸雄論”を、その「生き方・哲学」のルーツに触れて説かれています。
 『気の力』の岡崎先生は、健康のために「気功」をはじめられましたが、いまでは、船井会長が伝える見えない広大無辺な世界(ブラックボックス)に気づき、それを認める謙虚さを覚えた。「世の中には自分の知っていることも知らないこともあるのだということを認めることを覚えた」のだそうです。不可知のものに対する『謙虚』さに気づき、視野が何倍かに広がったと述べられています。この気づきは、「気」と「船井会長」の両方から与えられたものだそうです。
 
 また、『昭和史からの警告』の副島先生は、日本が今から75年前に戦争への道を歩んだ時代背景が、いまの日本の状況とよく似ていることを危惧し、「歴史は繰り返す」ことのないよう警告されています。
 副島先生と船井会長の親交は、昨年からはじまり、お二人とも熱海在住ということからも対談は、回を重ねるごとに深く親密になっていることが伺えます。副島先生は、巻末「特別章」において、『船井幸雄氏は、東洋(東アジア)の道教の思想家である』として、船井思想のルーツをたどるべく、その分析を併せて掲載し「船井幸雄論」が、とても興味深く紹介されています。
 道教は、ものすごく奥の深い思想であり、とらえどころのない、文字通り融通無碍(ゆうづうむげ)の思想。この老子の思想とは、自分の知識をひけらかすことを、まず戒める。いつも悠然と構えて、現世のあらゆる種類の争いごとを避け、常に平穏の中で生きようとする。いつも穏やかな反戦、平和の思想。堅苦しさを嫌い、無為自然に生きる老子の思想こそ、船井思想に通じる。さらに、いかなる場合でも争いを肯定してはならず、争いが人間の内側に憎しみを生むことの恐ろしさを最初から自覚している。その上で、人間が集団として生きる限りどうしても持つ醜い側面をひたすら見つめる、という態度。それが現世の欲望を否定し、この世の一切の存在を肯定し、ひたすら感謝する「ありがとう」の思想につながる。

 船井会長は、儒教にある「仁義礼智信」を大切に踏まえた上で、できるだけこだわらずに自然体につとめようではありませんかと、伝えます。その儒教とこの副島先生の分析された道教の、両方のバランスの中にあるのが、船井流なのかもしれないと、答えに近づけた気持ちになりました。私は、懐深く誰をも受け入れるその広い心から、森の奥、静けさに包まれすべてを映してしまう平らかさと穏やかな時間を併せ持つ湖を思い、そこに船井会長の姿が重なる印象を、何度ももちました。

 少し前のこの「社員から見た船井幸雄」のページで、『Just』の編集長・人見ルミが、船井会長の近くで緊張の連続の中、これまで仕事を続けて来たことを振り返り、プレッシャーの中にあっても積み上げてこれた成果(充実した達成感)をとても感慨深く打ち明けてありましたが、私も同じものを抱いています。船井会長の側でその発信される情報に囲まれてできる仕事は、とても贅沢なことであり、それ故に自分がどれほど、近づいて理解できているのかと思うと、プレッシャーと不安を感じます。けれど、この緊張感から無心になって集中し、リラックスを生むことが、大切だと知ることが出来ました。
 知ることと知らないことへの謙虚さを理解するには、奥深く、まだその入り口にたどり着いたばかりですが、自然体で受け留められるよう心がけたいと思いました。

 皆さま、是非この二冊を読み比べていただき、船井会長論を穏やかで確かな平穏を築いていただけるためのヒントにしていただければと思います。
 どうぞご一読くださいますよう、ご紹介申し上げます。


1周目:「いつかきっと、笑顔のプレゼントを・・・。」
2周目:「2日間にわたる研修会、ありがとうございました。」
3周目:「自由にシンプルに (テーマ:私からみた船井幸雄)」
4周目:「捨てる紙(神)あれば・・・ (テーマ:船井会長に伝えたいエピソード)」
5周目:「好きなことを大切に (テーマ:私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”)」
6周目:「心を伝えあう強さ(テーマ:私からみた船井幸雄)」

バックナンバー
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