船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　梅雨空の鬱陶しい季節ですが、皆様いかがお過ごしですか？　今回も又、あっと言う間に自分の番がまわってきました。時間が経つのは早いものですね。何故かいつも締め切りギリギリになり、担当のフジハラを泣かせてしまうのですが･･･。(スミマセ〜ン！)
　
　今回のテーマは“社員から見た船井会長”ということで、新鮮な気持ちで初心に返り、このテーマに取り組みたいと思います。
　
　思い起こせば６年前、某求人誌で弊社の募集を見た私は早速応募し、運よく書類選考に残り、面接会場へと向かったのです。当時は、株式会社船井財産コンサルタンツの社長、平林さんが社長を務める会社でした。面接が終了すると、平林さんから、船井会長の著書｢包みこみの発想｣（ビジネス社刊）が全員に渡され、それを読んで感想文を送るように言われたのです。
　実は、私にとって、これが初めての会長の著書との出会いでした。
　｢成功のセオリー｣（ビジネス社刊）を同級生がバイブルにしていたこともあり、その著者として会長の名前を知ってはいたものの、読むのはその時が初めて。帰りの電車の中(武蔵境〜吉祥寺の５分間)で超！速読をし、家に到着してすぐ感想を打ち込み、その日の内に会社のポストに入れておきました。　
　この｢包みこみの発想｣との出会いにより、それまで名前しか知らなかった“船井幸雄”のイメージが払拭されました。私の中では、もっと偉ぶった､固い人間との思い込みがあったのです。本の内容もさることながら、言葉遣いが非常にシンプルで、理論が明解なのには驚かされました。まるで乾いた砂漠に水がしみ込む様に言葉が吸収されていく・・・。船井会長のご世代には珍しいほど、表現に虚飾が少なく読みやすいのです。その方の学歴や教養が高ければ高い程、著書は難解であるのが普通だと思っていた私には、とても新鮮に感じられたのです。
　
｢船井さん、案外イイ人なのかも･･･。｣それが、私の第一印象でした。

　船井会長は、我がグループのメンバーが、少しでも文章が上手くなれるよう、この｢社員から見た船井会長｣という機会を与えてくださいます。大変有難いことです。
　先日、本屋さんで 、文章の書き方ハウツー本を立ち読みしたのですが、“難しい言葉遣いは嫌味である”の一行が目に留まりました。他にも、まさに会長が言わんとするエッセンスがちりばめられていました。シンプルであること。読む人が解るように表現すること。それらはとても大切なことなのに、私たちは日常の中でも、つい自己満足的な表現を使ってしまいがちです。
　最近思うのですが、文章でも、会話でも、コミュニケーションの表現は、相手が理解できなければ意味がありません。相手の立場になって伝えることがポイントなのだと思います。他人を思いやる気持ちがあれば、行動も言葉も自ずとシンプルになるのでしょう。
　
　その意味で、船井会長は、老若男女年齢を問わずに想いを伝える達人です。
“私から見た船井会長”ですが、第一印象の“案外”の箇所が、“めっちゃ”に変化したのは言うまでもありません。

　え？まだまだ修行が足りないでしょうか･･･？！
　これからも会長を見習い、日々精進したいと思います。＼(^O^)／


１周目：「驚き・気づき・学び」
２周目：「限りなく人間的な人間力！」
３周目：「新・やまやまを宜しく！　（テーマ：私が強く影響を受けた船井会長の言葉）」
４周目：「〜ちっさい秋の喜び〜　（テーマ：船井流つつみこみ）」
５周目：「“行動すること”　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
６周目：「愚痴より自慢　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」