船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　みなさまこんにちは！（株）本物研究所で商品の発注・配送関係を主に担当している
堀本と申します。宜しくお願い致します。

　さてグループ会社の（株）船井メディアで発刊しています月刊誌「フナイメディア」の９月号に、（株）イエローハットの相談役をなさっている鍵山秀三郎さんが書いた文章が掲載されています。その中で、「壁」をたとえた話をされています。昔は多くの日本人は自らを律する「自律」の生き方をしており、自分の許容範囲がたとえ１０あっても、あえて７〜８の範囲で生きていました。そのため、社会的な規則の壁は低くても無理してまたごうとする人は少なかったようです。
　しかし、戦後の経済発展とともに欲望が刺激され、人々の自律心が次第に揺らいできて、今まで越えなかった壁を越えてしまう人達が増えてきました。欲望に駆られて行動する人が多くなり、自律心を失っているのが現状だと、鍵山さんは述べられています。

　まさにそのとおりだと思います。現代は、欲望という名の魔物に振り回され、善悪がわからない状態に至っていると思います。損得勘定で物事を判断することが多くなり、昨今の企業の不祥事もこんな所から派生してきているのだと私は思います。
　物事の価値基準は、個人個人の判断基準によっても随分違うと思います。昔から額に汗をかいて仕事をすることが賛美されていましたが、今の世の中は、智恵とスピードも要求されます。
　ただ汗をかくだけでもだめではないのですが、工夫を凝らして何事にも対処していく正しい判断基準を養って、世の中が良くなるように、一人一人が心がけていきたいものですね。
　最後に鍵山さんは、頭だけでなく身体を動かすことによって、心が冷静な目を開かせてくれるともおっしゃっています。やはり楽しては何事もうまくいかない場合が多いのではないでしょうか？　地道にコツコツと愚直にやっていきましょう！


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１周目：「即時処理　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
２周目：「目標(計画性？)なくして成長無し　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
３周目：「基準　（テーマ：私が日々思ふこと）」
４周目：「ライバル　（テーマ：私が日々思ふこと）」
５周目：「偽装（うそ）　（テーマ：私が日々思ふこと）」