船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　（株）本物研究所の活動は、本物技術や本物商品の研究、開発、普及です。最近私が大切だと思うことは、「伝えること」です。
　
　弊社も営利団体です。利益を上げなければご飯を食べることができません。ではどうすれば利益を上げられるか、今後目指すべき理想像に辿り着くためにはどうしたら良いのか。まず、私は（株）本物研究所のトップ（社長）である佐野の一番の長所を活かすことが、一番の近道であると考えました。
　入社してから半年経過しましたが、佐野の最大の長所は「伝えること」にあると考えるようになりました。元々教育者である佐野は、自身の伝えたいことを毎日のようにあの手この手を駆使して社員に訴えかけます。身振り手振り、ロジカルに加え、声のトーンから感じられる情熱、伝わる波動。伝える能力にここまで秀でた人に出会ったことがありませんでした。
　
　つい先日も佐野の長所進展法の話の中で、船井会長より「佐野君は人に伝えることが上手だね」という言葉を頂いたそうです。その言葉を私は聞いた時、確信に変わりました。（株）本物研究所の仕事は「伝えること」だと。
　
　販売店様と接する営業の現場では、伝えることの難しさを感じている場面が多々あります。本物技術、本当の情報を伝えることは、ある意味現代の常識を覆す作業になると考えます。私共は直接消費者と接触する機会は少なく、本当の情報に精通した販売店様が相手となるので、前もった知識のない消費者の方々を相手にする販売店様は、私共よりも難しい営業活動になると思われます。お客様の中には素直に聞き入れる方もいれば、そのお店から離れていく方もいらっしゃいます。
　
　どうしたら伝わるのか。
　
　船井会長は様々な媒体で「伝えること」を繰り返してこられました。私も船井会長の書籍を学生時代から好んで読み、船井会長の考えが伝わった人間の１人です。更に今では、毎日のように佐野社長から、またメーカー様方、逆に販売店様より、日々本物技術、本当の情報がインプットされていきます。それをどうアウトプットするか。まず情熱が必要でしょう。また、伝えるタイミング、伝える順序、伝え続ける根気、相手との人間関係もあるでしょう。

　マーケティングの観点から、またスピリチュアルの観点から。様々な方法を駆使して伝え続けたいと思います。いつかはマスコミ等に取り上げられ、シンクロを起こすこともあるでしょう。最終的には「教えてくれてありがとう」こんな言葉を頂ければ嬉しいものです。


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４周目：「旧友　（テーマ：“働く”ということは）」
５周目：「志を一つに　（テーマ：私が日々思ふこと）」