船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　（株）船井本社・秘書室の相部多美です。熱海本社にて会長秘書業務や、本物研究会担当、にんげんクラブホームページで会長情報やおすすめ書籍情報などを発信させていただいております。

　私から見た、船井会長は若く、おしゃれで、おしゃれも幅広いなぁと思います。

　船井会長の自宅が近い熱海オフィス勤務になり、早いもので半年が経ち、会長と会う機会を多くいただいております。この半年間で様々なことを感じ、勉強させていただいております。その中でも本日、皆様にお伝えしたいと思ったことはＴ．Ｐ．Ｏ．（時、場所、状況）に合わせて、会長はとてもおしゃれな格好をしていらっしゃるということです。

　午前中、熱海オフィスにてデスクワークをする時には、カジュアルにタータンチェック柄のシャツを軽く一枚羽織っている夏がありました。秋には、カジュアルなシャツに軽くジャケットを羽織り、街で見かける若者のような格好をしていました。
　最近は寒くなり、おしゃれなコートに手袋というより、若者が身につけるようなミトンをして、ニット帽を被ったり、きれいな色のスカーフを首に巻いたり、ベストを着用しています。

　午後、来客がある時は着替えて、ビシッとスーツにネクタイ、カフスをしています。　取材を受ける時は、高価そうな作務衣や見る角度によって色が変わる黄櫨染(こうろぜん)を着ている時もあります。黄櫨染は天皇以外着用することが許されない代物であることなど、その都度洋服の豆知識も教えていただいております。

　「経営の神様」として知られている船井会長はファッションにも詳しいようです。船井会長が『ファッション化時代の経営法』（ビジネス社刊）や『ファッション経営戦略』（ビジネス社刊）というファッションに関する本を書かれていたことをご存知でしょうか？
　私はファッションが好きで、その様子が雰囲気から出ているからか、会長も今日の私の服装が似合っているか否かなどの話をする時があります。先日、上記二冊の本を読んでみるとよいと手渡されました。
　表紙が表裏ともに一面赤く、金色でタイトルが書かれているだけ。本の中身もセピア色になっており、最近の著書とは違う外見だったので、インターネットで検索してみました。そうすると、昭和５１年頃に発行され、今ではもう入手できない本のようでした…。

　会長は会った人の顔の長さが瞬時にわかり、その人のバランスに合った上着やスカートの丈の長さなどがわかるそうです。私たちが気付かない間に、ファッションチェックをされているのです（船井会長に会う時は、ファッションセンスにも気をつけると良いかもしれません（笑））。

　船井会長は会う度に違う洋服を着ていて、楽しませてくれます。何百万円もする洋服から地元のショッピングセンターで千円で購入したという洋服まで、幅広く洋服を着ています。オフィスに到着すると同時に「これは千円だった」と嬉しそうに笑いながらお話しする時もあります（笑）。

　船井会長はよく「こだわらない」と言います。ファッションにおいてもそのようです。船井会長に会うまで、社会的立場もお金もお持ちの方はいつも高価なブランドを着用されているのかと思っていました。船井会長は、そうではないようです。
　会長と話をしていても思うのですが、心も格好も非常に若く幅広い方だと思います。

　会長とお会いになる時は、会長のファッションセンスにも注目してみてください。


１１周目：「船井流　読書　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
１２周目：「株式会社　船井本社　熱海本社　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１３周目：「気付かせる達人、船井幸雄会長　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
１４周目：「背中を見せる　（テーマ：船井会長から学んだこと）」