船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　新年おめでとうございます。
　新年になるにあたり、新たに立てる誓いを考えました。立てた誓いを基に今年も頑張っていこうと思います。

　さて、今回は『売れる漫画に見る特性』という題材のもと、書かせていただきます。
　最近、仕事をしていて「やはり、夢を持つことが重要だな」と感じております。この思いと『売れる漫画に見る特性』に共通していることがありましたので書かせていただきます。
　私は活字の本も読みますが、漫画も読みます。漫画には意外に実生活で役立つ情報や珍しい情報も載っていることが多く、その点でも楽しめます。

　私の年代で大ヒットした漫画といえば『キャプテン翼』や『スラムダンク』『ドラゴンボールＺ』などがあり、現在は『ワンピース』や『ナルト』『クローズ』『ルーキーズ』などの漫画が大ヒットしていると言えます。子供だけでなく、大人にもハマッている方々は多いのではないでしょうか。
　この大ヒットした漫画に共通して言えることは・・・何だと思いますか？（読んでいない方はわからないと思いますが）

　それはストーリーの主人公が
�@明確（リアル）な夢を持っている
�A夢に向かって努力している
�B決して諦めない
�C自分が夢を叶えることを確信している（※船井もよく「確信を持て」と言っております）

　もちろん、ストーリーの良さや時代背景にあったマーケティング手法を使ったなど、他にもたくさんの理由はありますが、この４点も共通して言えることです。

　この４点から言えることは、「元来、人は『夢を持つこと』や『夢に向かって行動する』ということを心から望んでいるのではないか！？」ということです。だから、大ヒットにもつながったのだと思います。言うなれば、潜在意識ではなく、顕在意識の問題です。

　一昨年、大ヒットした映画に『花より男子』があります。これは、大金持ちと一般庶民との恋愛を描いたものですが、これも顕在意識をくすぶったストーリーだったと私は考えております。『花より男子』は世の中の多くの人が夢見るストーリーで、顕在意識でも『お金持ちになりたい』という感情を持っている部分を刺激したと言えるでしょう。

　つまり、漫画だけではなくすべてにおいても言えることで、皆様の事業におかれましても潜在意識ではなく顕在意識をくすぶる施策を打つことが、モノを買わない現代社会において「今後、より望まれてくること」ということになるのではないでしょうか？

　今年も『船井幸雄.com』ならびに船井幸雄グループをよろしくお願い申し上げます。


　最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
　ご意見・ご感想がありましたら下記アドレスまでご連絡いただけたら幸いです。
→ koike@honmono-ken.com


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