船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　こんにちは。（株）船井ビジョンクリエイツで制作を担当しております、間瀬 絵理奈です。
　５月の爽やかな気候も、梅雨が近づくにつれて蒸し暑さを感じる日も増えてきましたね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

　さて、今日の社員コラムでは、わたしの普段の洗濯についてお話しさせていただきたいと思います。

　皆さんは、いつもどのような洗濯物の干し方をしていますか？
　よく耳にするのは干すときにパンパンと手で叩いて洗濯ジワを伸ばしてから干すというやり方です。きっとご家庭によると思いますが、わたしの実家では「後でアイロンをかけるんだから」ということで、洗濯物を叩いて干す習慣がありませんでした。
　わたしが上京をしてからも１０年近く経ちますが、実家の習慣と同じように衣類をハンガーにかけてから、１、２度振り下ろした後、少し形を整えるだけ、というのが自分の固定した『洗濯物の干し方』となっていました。

　ところが・・・。
　つい最近、社内で洗濯物の干し方が話題となり、そこで「一度、四つ折りくらいに畳んでから叩くときれいにシワがとれるよ」と主婦の知恵を授かりました。「干す前に畳んで叩く」というところがとてもユニークに思えたので、わたしはさっそく家で試してみることにしてみたのです。

　「畳んで叩いて干す」を実践してみると、シワがキレイに伸びていくのが分かるんです。それがとても気持ちよくて夢中になって進めていました。
　そして、キレイにシワを伸ばした洗濯物をベランダに干した後、風に揺れるところを眺めていると、なんだかとてもキラキラして見えました。洗濯物を取り込むときも、畳むときも、やっぱりキラキラして見えました。なんだか、不思議といつもよりも畳むのが楽しかったです（笑）。

　わたしには手で叩いてシワを伸ばした洗濯物はいつもよりも『エネルギーが高い状態』であるように感じました。タンスの中にしまっても、温かいものが漏れ伝わってくるような気がしたくらいです。

　そこで思い出したのが、手のひらから気が出るというお話です。
　わたしは（株）船井ビジョンクリエイツに入る前、気功を扱う整体士さんから初めてそのお話を聞きました。当時はあまりピンときていませんでしたが、『自分が手をかけた分だけ心地よくなる』というのは気を扱っているということなのかな？　という思いに至りました。

　今では「畳んで叩いて干す」という洗濯物の干し方はわたしの習慣になりつつあります。
　そして、この頃は前よりも叩くことにもっと意識を向けるようになっていきました。

　叩いてシワを伸ばしている時の心の中を振り返ると、「この服を着てここへ行ったなぁ」、「この服を着てあの人たちと会って、こんなお話をしたなぁ」、「いっぱい笑ったなぁ」など、その洋服を着用した時に体験した出来事を思い出していることに気がつきました。
　着ている時に滅多にないような楽しい出来事があった洋服には、その時の気持ちを鮮明に思い出して、徐々に楽しく、うれしい気持ちになり、自然と顔がほころんで「ありがとうね」「ありがとうね」「ありがとうね」と心の中でお礼を繰り返すこともありました。

　これは、楽しい出来事が何倍にも味わえる、素敵な方法の発見ですね・・・！（笑）

　洋服に「ありがとう」と思えるようになってから、以前よりもますます輝いて見えるようになり、一着一着に愛着を持てるようになりました。
　「畳んで叩いて干す」という一見面倒な行程。
　ただそれを追加しただけなのに。

　『洗濯物のシワを伸ばす』という日常の些細な出来事ですが、「意識の持ちようによって、シアワセは何倍にも膨らむのだなぁ♪」と気づくことができました。
　皆さんも普段、小さなことだけれど、何気なくやっている自分オリジナルの『シアワセのスイッチ』を持っていますか？( '∇^*)^☆

　最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。


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