トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄の遺志を引き継ぐ舩井勝仁と佐野浩一が、“新舩井流”をめざし、皆様に「いま、伝えたいこと」を毎週交互に語っていきます。
毎週月曜日定期更新
2026年10月19日
ワクワクに従う (※舩井勝仁執筆)

 2週間前には、日本の株式市場は黄色信号の点滅ぐらいで、注意して進め、という程度だと書いたのですが、先週は一時的に赤信号になったように思います。きっかけは、アメリカのAIクラウド向けの新興企業の社債の金利が急騰したことで倒産の危機が連想されたことです。AIやそのための半導体業界は多額の先行投資が必要であり、中国との競争も激しいことから本当にこれほどの巨額投資を続けていっても大丈夫かどうか市場が不安視し始めたことにあるようです。日本株は残念ながらアメリカの半導体銘柄の動きに大きく左右される状態になっているので、まさに振り回された状態です。
 金曜日になって、ようやく市場は落ち着きを取り戻しましたが、国内の主要企業に目を向けると、サイバー攻撃によって次々に個人情報の流出が発表されるようになって、こちらも業績不安を煽っています。AIによる自動売買がすでに市場の多くの割合を占めるようになっているので、悪いニュースが出るとすぐに反応して売っていくということが要因かなと思ったりしています。ちょっとした安心材料は高騰を続けていた長期金利が、株価が下がったことで低下傾向になってきました。本当は金利の方が経済にとっては怖い要素なので、また黄色の点滅ぐらいに戻っていると感じています。
 昨年、経済アナリストの朝倉慶先生と対談した時に、若い人たちは物価の高騰にうまく対応しているのではないかという話をしてくださいました。東京郊外に先生はお住まいですが、地元のラーメン店の値段は千円を超えていて朝倉先生の世代は驚いてしまうのですが、それを若い家族連れは平気で注文しているという話でした。今年になって、私も都心から少し外れた商業施設に出かけることが多くなったのですが、確かに客単価が2〜3千円の店が、若い人たちで活況を呈しているのを見て、朝倉先生の仰っていたことがますます現実になってきたことを実感しています。
 都会で現役で仕事をしている若い人たちは給与も上がっていてインフレに対応できていますし、若い人の中には金融リテラシーに明るく投資を実行している人も多くいるように感じます。問題は、給与や配当収入などのフローではなく預貯金や年金などのストックで生活をしなければいけない地方在住の高齢者で、生活がどんどん厳しくなっていると感じておられるのではないでしょうか。黄色信号の点滅している状態ではありますが、いまからでも遅くないと思いますので、ワクワクできる投資の勉強をはじめてみるなど、世の中の流れについていく努力はされた方がいいのだと思います。
 気を付けなければいけないのは、詐欺のような手口に引っかかってしまうこと。望ましいのは、ネット証券に口座を開いて自らの力で投資を始めることですが、ハードルが高ければ、地元の証券会社の窓口に出向いて口座を開くにはどうしたらいいかを聞いてみてください。コツは証券会社の勧めてくる商品ではなく自分で調べて納得してから商品を買うこと。最初は損を出すことが多いのですが、そこでめげずになぜ失敗したかを学びながら能力を上げていってもらえればと思います。自然にスマホでネットやAIも使っていくことになると思いますので、世の中の動きについて行けるようになるという、いい副作用もあるような気がします。

 今週紹介するのは、ワクワクの元祖バシャールの新刊本の『BASHAR(バシャール)2050 バシャールが明言!全人類に訪れる「夢の10年」へ』(VOICE)です。本書は「思考の学校」設立者である宮増侑嬉先生と歌手であり「振動マスター」として世界で活躍している物部彩花さんがバシャールにインタビューしていく内容になっていて、改めて現代にアップデートされたバシャールを存分に味わえる内容になっています。本物研究所がヴォイスグループと経営統合して最初に企画された本でもあります。
 アメリカ人のダリル・アンカ氏がバシャールと呼ばれる惑星エササニ(宇宙に存在はするが、地球とは違う現実の場所にあるので見えない)に存在する多次元的存在とチャネリングして情報を受け取り、それを発信しているという前提でおこなわれているものです。 
 日本で最初にバシャールの本が出たのは1987(昭和62)年。ヴォイスの創業者である喜多見龍一さんが最初は自費出版で手掛けたものですが、センセーションを引き起こし、大学生だった私の本棚にもしっかりと置かれていた記憶があります。
 アップデートされた内容は、現実とは無数に存在しており、どの現実を経験するか選ぶことができ、これが根本的な仕組みだとバシャールは言います。簡単に言えば自分の状態に対応する現実が選ばれるので、良い方向へ持っていくためには自分の思考を変化させる必要があり、自分が望むものや惹かれるワクワクするものを感じ取ります。その本能に従って実際に行動してみると良い方向へ進み、これを繰り返していくことが自身の幸福につながるという原理です。ネガティブなことに対しても、視点を変えてポジティブにとらえることで対応していく、結果より意味を重視して精神的な安定を図る、という感じかもしれません。
 スピリチュアルに詳しくない友人の読後感は、用語と世界観が非常に独特であり、ダリル氏の作る(交信している)内容は、事前にバシャールを知っている方からすれば面白い話かもしれませんが、そうでなければ正直なにも頭に入ってこない、一般的な思考の持ち主では非常に難解で理解に苦しむ内容だと言っていました。しかし対談者の視点を通していることにより、少しは理解が可能になったそうです。ヴォイスはスピリチュアル業界の中でもかなり進んだ、尖った内容のものを扱っているように私は感じますので、一般の方にはこんな感想を持たれてしまうということも、面白い発見でした。
 バシャール(ダリル氏)との対談相手である、宮増先生と物部さんが上手く会話を引き出すことにより、最新の交信内容を知ることができるので、ファンの方からすれば非常に面白い内容であると推察できます。またお二人の会話部分が独特の用語に対する実質的な注釈となっており、それもまた理解を深められる一因となり、本としての完成度の高さを感じられるとも評していました。
 私はバシャールが地球にコンタクトしてくる宇宙人はAIのようなものだということに新しさを感じました。近未来の人類は肉体ではなくサイボーグのようになっていてAI化していることを想像しています。読み方や感じ方はいろいろでいいと思いますが、ぜひアップデートされ、日本を代表するスピリチュアル存在へのコンタクトに長けたお二人が引き出している世界を楽しんでみるのもいいのかもしれないと思います。最後に、バシャールが示す昔から変わっていない5つのフォーミュラを書いておきますので、無理のない範囲で参考にしていただければと思います。

1. 情熱に従って行動を起こす
2. できるだけ最大限の努力でその行動を続ける
3. 結果に固執しない、執着しない
4. どんな状態にあっても、ポジティブな態度を持ち続ける
5. 恐れがベースになっているビリーフを手放す
                        =以上=

バックナンバー
2026.10.19:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】ワクワクに従う (※舩井勝仁執筆)
2026.10.12:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】世阿弥から学ぶ、変化の時代の人づくり (※佐野浩一執筆)
2026.10.05:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】冷静に有事を考える (※舩井勝仁執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長
1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。
2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了)
著書に『生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『未来から考える新しい生き方』(2011年 海竜社)、『舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年きれい・ねっと)、『チェンジ・マネー』(はせくらみゆき共著 2014年 きれい・ねっと)、『いのちの革命』(柴田久美子共著 2014年 きれい・ねっと)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(佐野浩一共著 2014年 きれい・ねっと)、『聖なる約束』(赤塚高仁共著 2014年 きれい・ねっと)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(朝倉慶共著 2014年11月 ビジネス社)、『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』(竹田和平、小川雅弘共著 2015年 ヒカルランド)、『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(中矢伸一共著 2016年 きれい・ねっと)、『聖なる約束3 黙示を観る旅』(赤塚高仁共著 2016年 きれい・ねっと)、『お金は5次元の生き物です!』(はせくらみゆき共著 2016年 ヒカルランド)がある。
佐野 浩一(さの こういち)
株式会社本物研究所 代表取締役会長
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
あたみ・パンダの森ほいくえん 学園長
株式会社ヴォイス 代表取締役会長 他
1964年8月5日、大阪生まれ。大阪府立北野高等学校、関西学院大学法学部政治学科卒業。
大学卒業後13年間、私立中高一貫教育校の英語科教員として従事。2001年4月、株式会社船井総合研究所に入社。舩井幸雄より「人づくり法」の直伝を受け、企業幹部向け研修「人財塾」として体系化、その主幹を務め、経営者向け、社内研修向けに150回以上の講演、研修を実施した。2003年4月、株式会社本物研究所を創設し、代表取締役社長(現在会長)に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓もう、普及活動を行う。また、2008年にライフカラーカウンセラー認定協会を、2012 年5月には株式会社51 Dreams’Companyを、2015年9月に株式会社51コラボレーションズを設立。(2023年本物研究所と合併)さらに、2015年1月、舩井幸雄の思想、哲学を世に広めるために、公益財団法人舩井幸雄記念館を設立し、代表理事となる。2021年2月には、株式会社51メディカルを創業。そして、2022年11月、小規模保育事業B型として、「あたみ・パンダの森ほいくえん」を設立。学園長に就任。
2026年6月にヴォイスグループ5社を経営統合し、代表取締役会長に就任。現在に至る。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく 幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた 船井幸雄のすべて』(成甲書房)、『本物の法則』(ビジネス社)※船井幸雄との共著、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(きれい・ねっと)※舩井勝仁との共著、『幸せになる働き方の法則』(創藝社)、『舩井幸雄の魂が今語りかけてきたこと』(ヒカルランド)※矢山利彦氏、舩井勝仁氏との共著がある。
講演は、年間講演、研修多数。会社経営、学校経営、幹部育成、健康、食育、カウンセリング、話し方など、幅広いテーマで多数の講演を行っている。
健康の超プロ4名が語った「じぶんでつくる健康未来図」の動画をプレゼント 数霊REIWA公式サイト 佐野浩一 本物研究所 本物研究所Next C nano(ネクストシーナノ) 成功塾説法 舩井幸雄動画プレゼント 高島康司先生の「日本と世界の経済、金融を大予測」 メールマガジン登録 舩井メールクラブ 佐野浩一note