photo

トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2004年9月27日
『これから10年 大予測』(アスコム刊)の「まえがき」より

 近々、『これから10年大予測』という題の拙著が発刊されます。そのまえがきの一部を、ここに紹介いたします。

―まえがき―
 私が一人で書いた著書は200冊をこえ、共著、編著まで含めますと約300冊になりました。
 それらのほとんどの中で、未来予測らしいことを書いています。
 それが十年単位でみると、ミクロでは別にして、マクロでは非常によく当ってきました。
 私は、1980年代に、共産主義は、近々に成り立たなくなるだろう・・・と言ってきましたし、日本の不動産や株式バブルも早晩に崩壊するだろう・・・と述べていました。
 「調和」とか「自由」とか「公平」という『自然の攝理』に反するからで、それが極端になってきたので、これは永つづきしないと思ったからです。
 また、1990年代には、21世紀に入るとアメリカは没落をはじめるだろう・・・と言っていましたし、資本主義も断末魔の様相を示すだろうと書いてきました。
 「自分だけよければよい」「目先だけよければよい」という考え方は「互助」とか「ムダがない=効率的」あるいは「調和」という『自然の攝理』に反しますし、これらも度をこすと、自然の秩序維持機能が仂くのが分っていたからです。これらの予測は当りました。
 いま私は、2010年から2020年の間に、だれもがわかるような大変化が地球におこるだろう。多分「近代」と、その究極のシステムの資本主義は崩壊してしまうだろう・・・と言っています。なぜかは、本書内で記します。

 人間にとって、エゴが何よりも大切だ・・・ということを大義としてきた時代が「近代」です。
 その近代が産み出した傑作が、たとえば共産主義と資本主義といえます。
 しかし、すでに共産主義は崩壊し、いま資本主義も多くの矛盾を抱え、日々に調整ができなくなり、最後のあがきをつづけています。

 このような私の考え方と予測法は、最近の拙著の中で明らかにしてきました。
 近著中、1〜2冊でも読んでいただければ、はっきりすると思います。強いて、ここ一年余りに発刊した私の著書中、読んでほしいものをあげますと、『この世の役割は「人間塾」』(2003年8月1日 ビジネス社刊)、『超資本主義 百匹目の猿』(2003年10月24日 アスコム刊)、『イヤシロチ』(2004年2月25日 評言社刊)、『必ずこれからこうなる だからこう対処しよう』
(2004年3月31日 徳間書店)、『船井幸雄の「成功塾」』(2004年4月8日 ダイヤモンド社刊)、『未来への処方箋』(2004年6月10日 ビジネス社刊) などです。
 これらの中から1〜2冊をお読みいただきますと、私の予測法と、それがいままで、マクロではなぜよく当ったかが、おわかりいただけると思います。

 私は本書内で「地球の理」と「宇宙の理」というコトバを対比して使いました。
 本来、「地球の理」も「宇宙の理」の一部なのですが、読者のよりよい御理解のために、あえて対比して使用したのです。

              ―中略―

 本書の結論は、2020年になると、地球の人々は、ここで述べた「宇宙の理」に従った生き方をするようになり、「地球の理」に従った現在の常識的な生き方は、昔語りになるだろうということなのです。

 なぜか・・・? そのことを本書内では詳述しました。
 私のこの予測は、人類と地球の未来を考えますと、多分、100%近い確率で当ると思います。
 そのことをぜひ本書によって御確信ください。それを期待して「まえがき」のペンをおきます。
                             2004年9月6日 熱海市の自宅書斎で 
                                            船井幸雄

                                           =以上=

バックナンバー
2004.09.30:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】「あたりまえ」の大切さ
2004.09.29:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】レイラインについて
2004.09.28:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】他人と仲良くなるコツは共有すること
2004.09.27:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】『これから10年 大予測』(アスコム刊)の「まえがき」より
2004.09.24:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】額を外せば本質が見える
2004.09.22:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】歯をよくしよう
2004.09.21:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】本物の情報イコール人脈
2004.09.18:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】船井幸雄オープンワールド事務局からのお知らせ
2004.09.17:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】「ツキを呼ぶ魔法の言葉」
2004.09.16:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】人間の仲間欲本能
2004.09.15:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】台風で気づいたこと
2004.09.14:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】怪我の功名(?)
2004.09.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】経営の世界における変化
2004.09.10:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】情報について
2004.09.09:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】尊敬する人々
2004.09.08:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】自分と違う人を肯定できるようになった
2004.09.07:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】やはり商売のコツは、あげること
2004.09.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】本物クリニックセミナー開催にあたってご案内とお願い
2004.09.04:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】ライフコンパス商品説明会のお知らせ
2004.09.03:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】人間は小宇宙。自分自身で何でも分る
2004.09.02:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】競争とエゴに思う
2004.09.01:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】オリンピックに思う
公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事
ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 -->
健康の超プロ4名が語った「じぶんでつくる健康未来図」の動画をプレゼント 数霊REIWA公式サイト 佐野浩一 本物研究所 本物研究所Next C nano(ネクストシーナノ) 成功塾説法 舩井幸雄動画プレゼント 高島康司先生の「日本と世界の経済、金融を大予測」 メールマガジン登録 舩井メールクラブ 佐野浩一note