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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2005年1月21日
意識は物に影響を与える

 近代科学では、意識とか心のことを物との関係で把えることは禁じられています。しかし明らかに意識とか意志は物に影響を与えます。
 私の知人の清田益章さんは、私の目前でスプーンを彼の意志だけで何十回も折りました。何千人もの人がそれを私とともに見ていました。
 中国地質大学の孫儲琳さんは、私の目前で煎ったピーナッツから芽を出しました。それも多くの人が見ている前でのことで、そのピーナッツは船井総研の東京のオフィスで育てられ子や孫を産みました。
 これらのことは何回も講演や拙著でとりあげましたが、最近では、このようなことを話しても、多くの人は否定せず聞いてくれるようになりました。しかし10年前は大変でした。日本の一流新聞は、私の発言を採りあげなくなりましたし、バッシングも受けました。
 ともかく、意識は物に影響を及ぼします。それを私の友人の故猪股修二工学博士は公式化しました。

 ところで先週私は、アタマのカタイ何人かの日本の科学者にあいました。スプーンが折れるのを見もしないで認めない人たちです。そこで今月19日のこのページで、世界の科学界が変りつつあることを述べたのです。そのページの中で予告したように、きょうはシェルドレイク博士とシュワルツ博士のことを、喰代さんがどのように彼の著書『魂の記憶』(2003年 教文社刊)の中で書いているか紹介します。

 『私たちの住むこの世界は様々なシステムにより構成されており、それらすべてのシステムは、なんらかの情報を発したり受け取ったりしている。その情報のやり取りの中で、システムに記憶が宿る』
 シュワルツとリンダがこの仮説を発表してから4年後の1997年、アリゾナの有力新聞「スーソン・シティズン」は7月4日の記事で特集を組み、彼らの仮説を批判した。特集記事のタイトルは「仮説―物が記憶をもつ」。そしてサブタイトルは「アリゾナ大学のふたりが、細胞や宝石さえも記憶するのかもしれないという。懐疑論者達は嘲笑する」。革命的な仮説というものは、常に人が寄ってたかって騒ぐものだ。
ルパート・シェルドレイクが1980年代の初頭、『生命のニューサイエンス』(邦訳、工作舎)で「形成的因果作用の仮説」を発表したときもそうだった。この仮説によると、ある生物が今のような形をしているのは、その生物の過去の形による共鳴現象が起こっているからだという。言葉をかえていえば、遺伝子によらない霊的、テレパシー的な遺伝作用があるということである。これが当時の常識的科学者たちの非難の的になった。 そして世界的な科学騒動へと発展した。この辺の事情は拙著『なぜそれは起こるのか』(サンマーク出版)に詳しく書いたので、興味のある方はお読みいただければ幸いである。
 シュワルツは、シェルドレイクが仮説を思いついたときとほぼ同じ頃「動的システム記憶仮説」を思いついていた。しかしシュワルツはそれを世に発表せず、13年間ものあいだ自分の心のなかにしまい込んでおいた。それが良かったのか悪かったのかわからないが、もし仮説を思いついてすぐにそれを世に出していたら、おそらくシェルドレイクと同じように、主流科学の大御所たちから相当な批判を受けたに違いない。いやそれどころか相手にもされなかったのではないか。
 しかし、彼がリンダ・ルセックと出会い、仮説を発表したときは二十世紀もおしせまり、アメリカの良識ある一部の人たちのあいだに静かに浸透していたスピリチュアリズムや代替医療などの価値が理解され始めていただけに、シュワルツたちに対する嘲笑も、そんなに厳しいものではなかったのではないかと私は思う。「ツーソン・シティズン」の特集記事も一方的ではなく、仮説を嘲笑する立場と、支持する立場の科学者たちを登場させて解説しているのがそれを示している。
 支持する立場の人はハーバード大学のロジャー・エドワーズ。彼は権威ある学術誌のひとつ『オルタナティブ・セラピーズ・イン・ヘルス・アンド・メディスン』誌の主任編集者でもあった。この雑誌にはシュワルツたちの「動的システム記憶仮説」についての論文がいくつか載っている。エドワーズは彼らの仮説を「シュワルツとルセックの仮説」と呼び、これは現在私たちが説明できない現象を説明するのにきわめて都合がいい、私たちがつかめなかった情報を彼らはたくさんつかんだ、理論の側面からもう一歩踏みだそう、と賞賛した。
 だいたい常識的な科学理論というものに、おもしろいものはない。科学の世界にとどまらず、ビジネスや政治の世界などでも世の中を一変させるような考えというのは、はじめは皆にばかにされたり、無視されたりする。しかし後にそれは万人に認められ、賞賛される。歴史とはそうしたものだ。その意味からいうと、シュワルツとルセックの仮説もおおいに期待できる。仮設を思いついた本人自身もはじめからばかばかしいと思って、十三年間誰にもいわなかったくらいなのだから・・・(転載ここまで)。


 ところで私は猪股さんの説やシェルドレイクやシュワルツの説を正しいと考えて、ここ10数年、世の中のことを考え論じてきた人間です。それは私の経験が90%、直感が10%くらいですが、私の周辺でおこる諸現象がこのように考えねば説明できなかったからです。
 ぜひ読者の皆さんも、アタマを柔かくし、どんなことも検証せずにアタマから否定をするなどはしないでほしいのです。よろしく。
                               =以上=

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