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宿の主人からの手紙です。 |
今月1日の夕方から『人生感が変わる宿、ここから』(TEL:084−982−2111)という旅館に一泊しました。
この日、広島県の幹部職員や広島県下の市長や町長さんたち対象の研修会が広島県庁であり、その講師をたのまれたので講演した帰りに、福山市にある親しい会社の(株)オキを訪問。夕方から同社の沖裕人社長夫妻や香田克己専務など数人の幹部とともに、この珍しい名前の旅館に泊まりました。
この旅館は仙酔島という鞆の浦の対岸に浮かぶ島にあります。
かつて、いまの天皇、皇后さんも泊まられたという有名な旅館で、401号室(貴賓室)という、すばらしい部屋に泊めてもらいました。
部屋は広い。景色はよい。従業員のサービスもいい。食事はおいしい。もちろん超イヤシロチです。ここはお風呂も名物です。塩工房があり、その中に五色の湯があります。これは経験してみる価値があります。
ところで、この旅館に到着すると玄関で、まず「おかえりなさい」というコトバで、初めての客に対しても迎えてくれます。
私は、はじめてではないのですが、うれしいコトバです。『リッツカールトン大阪』でも、いつもこのコトバで迎えてくれるのですが、「リッツ」よりも『人生感が変わる宿、ここから』がこのコトバについては先輩のように思います。
私の部屋には、宿の主人からの以下に示すような手紙がおいてありました(右上写真)。
401号室 船井様
「おかえりなさいませ」とお迎えするのは少し変でしょうか。
けれどもこの宿をご利用下さるお客様の多くから私の別荘みたいと言って下さるから・・・
有難いことでございます。
日本の文化の中に「風呂敷文化」というのがあります。
用途に合せて、広げたり縮めたりと、空間を大切に使ってきました。
お布団もその典型ではないでしょうか。
日本の文化をもう一度見直してみると今迄見すごしていたことが、知らなかったことが沢山あることに気づきます。
そして、昔の人達が大切にしてきたもの、こころ動かされたものがどういうものだったのか・・・解ります。
貴方様にとって心の宿になればと願っています。長旅お疲れ様でした。
どうぞごゆっくりお寛ぎ下さいませ。
主人拝(ここまで)
実は、この仙酔島は、船井総研のある社員が大好きで、彼に奨められて10年ほど前にはじめて来たのです。その時も、仕事も忙しさも忘れました。何年も前のことで、それがいつだったかも忘れました。
先日、私のところに見えた中丸 薫さんに、「すべてを忘れる島がある。仙酔島という島です」といったら、「私の大好きな島で、私もよく行くのですよ」という答えが返ってきました。
どういうわけか、9月1日には中丸さんも秘書の女性とこの宿に泊っており、夕食とか翌2日の朝食をいっしょに喰べながら、いろんなことを話しましたが、彼女が呼ぶとここにはUFOがよく来てくれると言っていました。
今回発見したのですが、この旅館には、客用の図書室があり、そこに私の著書が数十冊もあったのは驚きましたが、一番嬉しかったのは、部屋にはテレビもない。電話はあるが、外線にはつながらない。ボヤッ・・・とできる・・・のに私は喜んだのですが、中丸さんは9月1日も2日もひと入りするだけで1時間半から2時間もかかる江戸風呂に入るのが楽しみだったようです。ちょっと五色の湯とともにその概要を紹介します。
江戸風呂 7:00〜18:00(受付17:00) 平日10:00〜
日本で初めて東洋医学の考えを取り入れた洞窟蒸し風呂です。インストラクターの指導の下、1.5h−2hかけて体内に溜めた毒素と電磁波を出す名物風呂。
受付・・・人生感が変わる宿「ここから」フロント
五色の湯(ごしきのゆ) 11:00〜17:00(受付16:00)
黒・青・赤・黄・白と五色の色と五種の濃度、温度の異なる湯を全身の穴(毛穴、鼻など)から吸い、細胞を活性化してくれます。足を温めながらどうぞ(ここまで)。
私と同行した私の秘書がここで何を感じたかは月刊『フナイメディア』の今年の12月号の「イヤシロチ探訪」を、見てください。11月号に記事として載せる予定です。
各自各様、用途の合わせて見事に対応できる「風呂敷文化」・・・たしかに、このような空間をこれからの大変化期には各自が身近に持つのは必要なように思います。
=以上=
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