トップが語る、「いま、伝えたいこと」
多くの人の中には、常時、再現性を持ってふつうの人の見えないものが見えたり、聞こえないものが聞こえる人が多くいます。といっても私には、そのような能力はないのです。しかしそういう人が多くいるということで、私の知人にもいままでに何百人といました。
永年、そういう人たちと付きあってきました。そして分ったのは、そういう人たちの見えたり、聞こえたりすることということがらの中で、安心して「たしかにそうだろうな」と聞いていいのは、1%もないということです。
人は本来、そのような能力がないようにできているので、どうでもいいことといえます。ただ1%ぐらいの人の見えたり聞こえたりすることには参考になることが多くあります。
そういう人はどのような特性があるかとい言いますと、
1、絶対に話す相手(きく人)の安心することしか言わない
2、金銭欲や我執が少ない
3、人相がよい
4、話す内容が論理的、体系的で、だれでも理解し、納得できる
……などの条件を充している人です。
そのような人の一人に美鈴さんがいます。今年6月30日に徳間書店から『あの世のひみつ』という本を出しましたが、その辺の研究を長年つづけてきた私が、前記の4条件に見事に叶っているなと思える人であり、内容の本です。
坂本政道さんの研究や、岡田多母さんの話し(にんげんクラブの08年7月号に掲載)などとあわせて考えますと、その内容は信用できると思います。
多母さんや美鈴さんは、生まれる前の記憶をはっきり持っていると言います。またお母さんの胎内にいた時の記憶もあるもようですが、それが見事に論理的なのにおどろきます。
つぎに美鈴さんのこの本の「あとがき」の一部を紹介します。
自分で自分に課した課題である宿命は、変えることはできません。
運命は、その宿命を解消するフィールド。そのときの自分に相応しい道を、いくらでも選び、作ることが可能です。運命は、いかようにも変えることができるのです。そのために自由意志を与えられています。
私たちはみな霊的な存在です。この世で、死を迎えても、魂は永遠に生き続けるのです。お金や地位・名誉、物質は、いっさいあの世へは持ち帰ることはできませんが、現世での経験・感動は、決して消えることはありません。
私たちは、魂をより輝かせるため、学ぶために、自分で決めた課題をいっぱい持って生まれてきました。その学びの途中で、どれだけ「幸せ」と感じられ、感謝できるのか…。
幸せな人生は、自分自身で作り上げるものなのです。
神秘のルール、霊的な法則を知り、自分自身の性質を知り、さまざまな経験と感動を得て、魂を磨いていくことこそが、「真の幸せ」なのだということを……。愛する人のため、地球のために精一杯輝きながら、辛い学び舎「物質学校」で、きらきら輝く生き甲斐や幸福を、一つでも多く見つけて、寿命をまっとうし、祝福を受けながら卒業したいものです。
奈良の長谷寺の十一面観世音様よりいただいたお言葉です。
「森羅万象によって生かされていることを再度理解し、すべての御霊を敬い、愛を返すことにより汝ら一人ひとりが、この世を救う救世主となるであろう」
私たちは魂の存在です。
幸せも不幸も、自分で作りだして生きています。
日々のできごとには、すべて意味が込められているのです。
私も、多くの方の協力を得て、このように出版する機会を与えていただきました。
心から感謝すると共に、自分自身の力だとはいっさい考えられませんし、決してそうでないことは、お話をいただいたときから十分理解しています。
あの世のメッセージを伝える、使いっぱしり……いや、メッセンジャーとして、私が必要だったのでしょう。
でも、なぜ今なのか……、それにもちゃんと意味があるのです(転載ここまで)。
ぜひご一読ください。あの世とこの世の関係がよく分ります。
人間にとって上手に正しく生きる方法は、できるだけマクロ(根元)を知り、ミクロに対処することです。
そういう意味で、この世とあの世のことを正しく知ることこそ大事だと思います。よろしく了承ください。
=以上=
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