
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

ここ何ヵ月間か、気になって仕方のないことが一つあります。
それは「この世の仕組み」なのです。
これについては最近では拙著『180度の大激変』の中にも書きました。
私たちの故郷は、どうやら「あの世」らしい。そして私たちの本体は、霊魂=意識体である。この地球という学校へ勉強に来て、いま寄宿生活をしている。故郷へ帰りたがってはいけないから、学校へ入る時に、一時的に故郷の記憶は、みんな消去させられる。
この学校での生活は、制約があって、努力しないと非常に生活しにくいように仕組まれている。だから、だれもが、いやおうなく勉強する。ここでは、肉体という不便な入れ物の中に各自が閉じ込められる。「あの世」では見たいものは何でも見えた。他の人たちの気持ちも、そのままわかった。どこへでも行きたい所へすぐ行けた。これでは、楽で便利すぎて、なかなか努力しないから、この世の制約のある肉体という入れ物の中で、霊魂という生命体の本体に勉強させるのである。この学校や寄宿舎では、だれもが努力して食べていかなければならない。他人にも負けたくない、向上もしたいと考えるようにできている。そうしなければ、生活しにくいのである。こうして勉強している間に、やがて入れ物=肉体が老化し、故障し、こわれて、なつかしい故郷「あの世」へ帰れるようになる。
ただ、学校=この世に入る時に、故郷のこと=「あの世」の記憶は消去されているし、なるべく、学校でいろいろ学ぶために、この学校(この世)は最高の場所だと教えられる。そのため入れ物=肉体はなるべく大事にし、老化や故障を起こさないようにし、他の仲間と仲良くするのがよいのだなということを、学校に入ってから自然とおぼえるように仕組まれている。
また、学校で効率的に勉強させるために、故郷で親しかった者や、昔、学校で知りあいであった霊魂たちを、なるべく一緒にするようなこともよく行なわれる。学校や寄宿舎での記録は全部残しておかれるし、今度、この学校へ再教育のために入る時に、それを参考にして入学日とか入れ物とか仲間が決まることになるようだ。
さらに、この学校で学習したことは、霊魂の中に貯えられ「あの世」=故郷で整理され霊魂のものとなるし、また再び学校に入学した時に、それが生かされることになると考えれば、だいたいご理解いただけよう。
こう考えると、「あの世」のことや、「死は終わりではない」などということは、人間は知らないほうがよいともいえる。
ただ現在では、人間という生命体の本体である魂のレベルが進化し、高くなった人も多くなったので、生と死の原理などが、われわれ人間に、徐々にではあるが明らかにされてきた、と解釈したい。人間は、野獣より、神に一歩近づいたようだ。だから、これからは天地自然の理を魂のレベルに合わせて少しは知ってもよいし、もっと知るよう努力するべきだ……(転載ここまで)。
実は拙著に、この文を載せたのは、最初は十数年前のことで、すでに数回以上あるのですが、拙著の愛読者という多くの人に聞いても、ほとんどおぼえていらっしゃらないのです。そこでもう一度載せました。ぜひゆっくり読んで、この内容についてお考えいただきたいのです。私はさすがに非常に地球のシステムはうまくできていると思います。
しかし矛盾があるように思えてならないのです。
こんなことを考える自分と、一向にお考えにならない多くの人にここ何年かはびっくりしているのですが、こんな私がおかしいのでしょうか?
ぜひ読者の御意見をお知らせください。
=以上=

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ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

